KDDIの大人気シリーズ”INFOBAR”の最新機種が発売決定 革新的なデザインと新UIに驚愕

2013-01-24 20:44 投稿

2013年1月24日恵比寿ガーデンホールにて、KDDIの大人気シリーズ”INFOBAR”の最新機種発表会が開催された。今回発表されたのは、シリーズ通算6台目となる”INFOBAR A02″。”INFOBAR”シリーズの特徴である、スタイリッシュなデザインはそのままに、”INFOBAR A02″では、UIデザインなど”中身”にもこだわりを見せた機種となっている。本発表会には、田中孝司社長をはじめ、プロダクトデザイナーの深澤直人氏、インターフェースデザイナーの中村勇吾氏も登壇。INFOBAR A02開発にかける、熱い思いを語ってくれた。

 

●選べる自由の新しい選択

まずはじめに、KDDIの田中孝司社長が登壇。”INFOBAR”シリーズの基本スペックや、制作にある想いについて言及した。話の中では、「選べる自由 の新しい選択」という言葉を繰り返し使いながら、INFOBAR A02の特徴でもある、ユーザーそれぞれが自由にカスタマイズができる、ホームスペースのデザインについて触れた。

 
 

INFOBAR A02のホームスペースでは、頻繁に使うコンテンツをホーム画面上に、パネルとして自由に配置することができる。スクリーンをタッチすれば、画面上のパネルが、ゼリーに似た独特の動きを見せるのだ。「情報が溢れるクラウド時代の今、情報との向き合い方をデザインする必要がある」との言葉にもあるように、INFOBAR A02では、情報への接続をよりシンプルにし、情報の見え方は、より自由に、そして自分らしくできるように心がけられた、作りになっている。

本機のデザインは、名だたる3人のデザイナーたちによって、手がけられている。機種全体のデザインを深澤直人氏が、インターフェースを中村勇吾氏、そしてサウンドデザインをコーネリアスの小山田圭吾氏が担当。パネル移動時に鳴る音色は、ガムランボールの音色をヒントに小山田氏によってデザインされたもの。6つの異なる音色が各パネルにランダムに割り当てられ、パネル同士が触れ合う際に美しい音の重なりとなるようにプログラミングが施されている。本機には、”Beats Audio”が内蔵されているので、高温質なサウンドを堪能できる。また、INFOBAR A02のプロモーションムービーのサウンドは、実際に本機を触った際に鳴る音色だけで構成されているとのこと。

 

●多彩なパネル

続いて、INFOBAR A02の開発担当である、砂原哲氏が登壇。プロジェクターを用いて、”INFOBAR”の画面によって、実際に機体を触ったときの動きを披露。それに加えて、本機の特徴的な機能についても説明した。

▲「コンテンツが表に出ていることで、ユーザーそれぞれのオリジナリティに溢れた
インターフェースをデザインすることができる」と語る、砂原氏

■写真パネル
以前までは、ローカルに保存された写真しか貼り付けることができなかったが、本機では、クラウド上(auクラウド、Facebookアルバムなど)の写真もホーム画面に貼り付けることが可能。また、パネルのサイズは、パネルを長押しするだけの簡単操作で変更することができる。そのほかにも、FacebookやTwitterの写真を貼り付けることもでき、貼り付けた画像は、リアルタイムで更新がされていく。

■音楽パネル
“音楽パネル”は、ローカルにリッピングした楽曲やリスモアンリミテッドのアルバムジャケットやプレイリストを貼り付けることができ、パネルをタッチすることで、ダイレクトに楽曲の再生が可能だ。さらに、本機には、小山田氏によって制作された『RINGTONE MUSIC』がプリセットで登録されているとのこと。

■友だちパネル
友だちや家族、恋人の連絡先をパネルとして(写真を付けることも可能)貼り付けておけば、パネルをタッチするだけで、その人に連絡をすることができる。

▲独特の動きを見せるINFOBAR A02。
アニメーション機能は、オフにすることも可能。

さらに、本機左横には、ファンクションキーを搭載。ファンクションキーを押すことで”List View”が起動し、リスト状に情報が整理されたページを表示することができる。リストもホーム画面同様、自由にカスタマイズすることができ、迷わず、確実に自分が求めているコンテンツへアクセスすることができるのだ。また、ファンクションキーは、カメラ撮影時のシャッターや、電話の着信/終話/、画面のON/OFFとしても利用できる便利なボタンとなっている。

▲”○”印のマークの箇所がファンクションキー
▲ファンクションキーを押すと、List Viewが起動する

また、背面下部の切り欠きは、裏蓋やUSBのキャップを開ける再の指がかりだけでなく、スピーカーホール、さらにはストラップホールにも。背面上部には、ノイズキャンセリング用のセカンドマイクも搭載している。

▲ユーザーからの要望が多かったという、ストラップホールもご覧のとおり

▲砂原氏は、プレゼンテーションの最後に小ネタを披露。
なんと、プロトタイプも含めて、INFOBARシリーズの背の高さは
すべて138mmで統一されているのだ!

 

●ようかんのように、”内と”外”のない

トークセッションでは、深澤直人氏、中村勇吾氏、砂原哲が登壇。それぞれ”INFOBAR”をデザインするにあたって、心がけたことや、本機の魅力について語った。

▲深澤氏は、”INFOBAR A02″デザインするにあたって意識したことを、”ようかん”にたとえ、

「今までは、”もなか”のように、箱を作って中身をデザインしてきましたが、今回は、”ようかん”のよ
うに、内と外が同調し、中身の中の味や感触までもデザインすることに力を入れた」と答えた。
▲INFOBAR のUIの魅力について聞かれると、「新しい質感や感触をユーザーに体感してもら

いたかった」と答えた、中村氏。パネルの中に、ゼリーのような動きを見せるアルゴリズムを用い
ることで、独特の動きを実現させた。
▲「普通の人たちにとって、使いやすく、ハイエンドなものを作りたかった」と、砂原氏

 

 ●新感覚UIはすごかった!

INFOBAR A02では、赤が基調となる”NISHIKIGOI”、白が基調の”ICE GRAY”、青が基調の”AOAO”といった3つのカラーか同時に発売される。本機の基本スペックは以下のとおり。

商品名:INFOBAR A02
ディスプレイ:4.7インチ CG-Silicon TFT 液晶
重量:約147g
電池残量:2,100mAh
メモリ:約16GB(ROM)/約 1GB(RAM)
カラー :NISHIKIGOI / ICE GRAY / AOAO
OS:Android 4.1
メインカメラ:メインカメラ 約800万画素 /CMOS
サブカメラ:約:210万画素/ CMOS
連続通話時間:約900分
連続待ち受け時間:約430時間(LTE)、約450時間(3G)
サイズ(W×H×D)約70×138×9.7mm
外部メモリ:microSDHC(最大32GBまで)

■対応サービス

・Eメール
・SMS
・ワンセグ(ワンセグアンテナ内蔵)
・おサイフケータイNFC
・赤外線通信
・Bluetooth(ver.4.0)
・Wi-Fiテザリング(最大接続数8台)
・4G LTE
・WIN HIGH SPEED
・安心アクセス for Android
・グローバルパスポート
・緊急速報メール
・auスマートパス
・防水(IPX5/IPX7)
・防塵(IP5X)

※グローバルパスポート対応エリアは、グローバルパスポートCDMA/GSM/UMTS/GRPSとなります。

 
 
  
 
 
  
 ▲ぐにょーんという効果音がふさわしいほど
いままでにはない動きをする
▲こちらは、2月中旬以降に発売が決定しているカスタムカバーを装着したもの
カスタムカバーはこのほかにも複数種類が発売される
 

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