メッセンジャーアプリ『カカオトーク』が日本でもゲームプラットホームに

2012-11-20 20:50 投稿

●“カカオゲーム”本日よりサービススタート!無料メッセンジャーアプリ『カカオトーク』を提供するカカオジャパン。同社は、このたび『カカオトーク』をベースとする新プラットホーム“カカオゲーム”のサービスを発表した。同サービスは、本日2012年11月20日よりAndroidから先行して提供される。

●リリースされる3タイトルにクローズアップ!

『カカオトーク』は2010年3月に登場し、現在では世界中に6700万人ものユーザーを持つメッセンジャーアプリ。『カカオトーク』の発信地である韓国本土には、ユニークユーザーが1700万人以上おり、これは韓国に住む人の4人にひとりが利用している計算になる。この普及に応じて、韓国国内では世界に先駆けて、広告サービスやコンテンツサービス、ゲーム配信が行われているとのこと。今回日本に上陸したのは、そのなかのゲームコンテンツ部分。なお、本日より日本でリリースされるゲームタイトルは、『Anipang』、『手軽に!四川省』、『パズルズーズー』の3タイトルだ。それでは、気になるゲーム内容をサクッと紹介していこう。

▲カカオジャパン代表取締役、朴且鎭氏。

『Anipang』は、同じ動物の絵柄のタイルを3つ揃えて消していくスリーセイムパズル。1分間という制限時間以内に出したスコアを、友人たちと競い合うという内容になっている。なお、こちらは韓国国内で社会現象に近いブームとなっているらしく、ハイスコアを出すためのBOTプログラム(自動で動作するプログラム)までが出現したという。

 

『手軽に!四川省』は、制限時間以内に同じ絵柄の牌のペアを、どれだけ作れるかを競うパズルゲーム。日本国内では二角取りやそのまま四川省という名で親しまれているゲームだ。

 

『パズルズーズー』も上ふたつと同じくして、パズルゲームとなっている。こちらは、ブロックを持ち上げて落とし、ブロックを3つ以上繋げて消していくというもの。なお、このときブロックは直線に繋がってなくともよいとのこと。

 

以上が日本国内でまずリリースされるタイトルだ。どのゲームも、友だちとスコアを競い合う内容で、“カカオゲーム”には、それを後押しする”自慢する”システムが搭載されている。これは、いいスコアを出して自分の順位が上がったときに、”自慢する”ボタンをタップすると、スコアを抜かされた人に通知が届くというシステムだ。これによってユーザーの競争心を煽り、ゲームに熱中させるのだという。

韓国ではすでに28タイトルのゲームが“カカオゲーム”に進出しているが、国内ではまだ3タイトル。しかし、今後は日本のデベロッパーなども交えて、多くのタイトルをリリースしていく予定とのこと。また、カカオジャパン代表取締役の朴且鎭氏は「日本では、まだそれほど認知度の高くない『カカオトーク』ですが、『カカオトーク』は海外に大きなシェアを持っているアプリです。”カカオゲーム”は、これから海外に進出したいと考えている日本国内のデベロッパーさんを後押しできるプラットホームでもあるんです。」と述べ、日本のデベロッパーにも熱烈アピールを送っている。今後、どういったデベロッパーが増え、どういったゲームが登場するのか、展開が楽しみなプラットホームになりそうだ。

カカオトーク:無料通話

メーカー
kakao
配信日
配信中
価格
無料
対応機種
Android1.6 以上

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