【注目アプリレビュー】『World at Arms』戦争シミュレーションは物量が勝負なんじゃ!

2012-11-13 19:18 投稿

●俺の軍隊は鬼より怖い!……はずだ

多種多様な兵器を駆使して敵を倒していく戦争シミュレーションゲーム『World at Arms』。強大な軍隊を率いてアメリカに戦争を仕掛けてきた連合国KRAとの壮絶な戦争が描かれている。基本的な流れとしては、基地を拡大して兵器の生産性を高め、部隊を編成してストーリーに沿ったミッションを攻略していく。無闇に軍事施設を建設すると、すぐに発電力不足に陥ったり、戦闘に属性要素があったりと戦略要素はありつつも、チュートリアル的なクエストのおかげで間口は広め。ここでは本作の基本的な進めかたと序盤のポイントを紹介していこう。

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●基地を自由にカスタマイズ

まずは、基地に施設を建設しよう。施設はお金が入手できる収入施設、施設の電力をまかなう発電所、ストーリーを進めていく燃料を作る石油施設、自軍の兵士たちを育成する軍事施設の4つに大別されている。ゲームを開始するチュートリアルが入り、先にどの施設を作ればいいのかを教えてくれるので、初心者でも「どれを作ればいいのかわからない!」と悩む心配はない。

▲さまざまな条件のクエストを達成することで報酬として経験値やお金をゲット可能だ。

ある程度ゲームが進むと「兵力が欲しい」、「収入を増やしたい」と基地に特徴を持たせたくなると思うが、電力がないと施設を建設できないということもあり、発電所が重要となってくる。序盤に建設可能な発電所は、電力が少ない風力発電しかないが、まずは風力発電を量産して、ほかの施設を作るための基盤を作るのがオススメだ。

▲プレイヤーのレベルが上がると施設がアンロック。施設で作れるものも増えていく。
▲各施設はショップで購入可能。勲章があればお金で買えるものよりも効率のいい施設が入手できる。

続いて軍事施設を建設。軍事施設には歩兵育成の兵舎、戦闘車両が作れる車両工場、戦闘機が作れる飛行場が存在する。見た目的にも強そうな戦闘車両や戦闘機を量産するのがいいと思ってしまいがちだが、1つ製造するためのコストが高いため、作りすぎてしまうとすぐにお金が枯渇してしてしまう。最初は歩兵の“民兵部隊”を大量に作って戦力を確保しておくこと。各施設の効果を上げるならブースターに属する建物を作る必要がある。ブースターの建物は施設に隣接する形で配置させると効果発動。施設と施設の間においておくと2つに効果がつくので効率がいい。

▲正方形に施設を配置して、真ん中にブースターの建物を建てるとすべての施設に効果が上がるので効率がいい。
▲基地を拡張して施設を配置することも可能。拡張をするたびに掛かるお金が増大していく。

▲施設でお金や石油などができると画像のように表示される。タップをすることでお金や経験値などを獲得できる。また、集めて売却をするとお金や石油がもらえる戦利品コレクションも出現することがあるのだ。

●序盤の民兵と装甲車を大量生産

続いては戦力についてだ。歩兵、戦闘車両、戦闘機などの兵器にはナイフ、グレネード、銃、星の属性が存在し、星属性以外は3すくみの関係にある。

ナイフ:グレネードに強く、銃に弱い
グレネード:銃に強く、ナイフに弱い
銃:ナイフに強く、グレネードに弱い
星:弱点なし

あらゆる局面に対処するためには、各属性をまんべんなく作っていくのが重要だ。戦闘には地上戦と空中戦があり、地上戦では歩兵と戦車、空中戦では戦闘機のみを部隊に編成できる。ただし、戦闘機は序盤のストーリーでは使う機会がないので、歩兵、戦闘車両を優先して作っておくこと。「戦闘に勝てない!」という場合には、施設で同じ兵器をもう一個作ることで融合ができ、戦力を強化できる。融合は生産と違い、実行後すぐに完了し価格も安い。まずは生産コストの安い走行車両のハンビーや民兵部隊を大量生産して融合させておくといいだろう。

星属性の兵器は、レンジャーやイントルーダーなど、能力が高く強力なものが多い。ただし、星属性の兵器の生産には、ゲーム内通貨のコインではなく、ハート型の特殊なアイテムが必要になる。これは課金でも入手できず、同盟を結んだフレンドの基地で消化活動などを行うと獲得可能だ。ハートの獲得には行動力が必要になるが、行動力はフレンドごとに独立しているため、同盟国が多いほど、多くのハートが手に入る。行動力は24時間で全快するので、毎日コツコツ溜めていこう。

●戦闘は属性で勝負!!

本作の戦闘は、多少のアクション要素はあるものの、基本はオート。戦闘前に敵の属性が分かるので、戦闘ごとに適した部隊を編成を組もう。面倒なときはオススメ編成をすることで簡単に部隊を編成できるが、強弱関係が無視され最大戦力での編成となるため、場合によって部隊の損失が大きくなってしまうので注意しよう。戦闘でもっとも注意すべきことは、破壊された兵器はロストしてしまうということだ。兵器は基本的に消耗品だが、大量生産しくにくい高コストの兵器や星属性の兵器はそうはいかない。正直、融合強化した高コストの兵器が、無残に大破したときの精神的ショックはかなりデカい(笑)。とくにオンラインでほかのプレイヤーと戦う場合は、細心の注意が必要だ。高コストの戦車を開発したので腕試しのつもりで挑んだら、開始早々に爆撃で部隊が全滅するなんてこともあり、貴重な戦車が破壊されたときなんて本当に涙が出る。戦闘終了後、一定確率で復活をすることはあるが確率はそれほど高くはないので、一度捨て駒を投入して様子を見たり、ここぞというとき以外は出撃させないようにしたほうが、精神的にもコスト的もやさしい。

▲戦闘中に敵が赤く光ったら強力な攻撃を仕掛けてくるので注意! 敵をタップすることでキャンセルさせることができる。また、三角のマークが画面中央に現れたら障害物や物資が出現する。これもタップをすることで排除したり中身をみたりすることが可能。

▲フレンドを呼べばヘリに乗って登場し、敵を一緒に攻撃してくれる。

▲戦闘でピンチになったら兵器を使ってみよう。HP回復や相手にダメージを与えることができる。兵器のオススメは爆撃だ。制作に時間が掛かるが、敵を一掃できる威力がある。

●ほかのプレイヤーとバトルして資金稼ぎ

本作はフレンドを作って一緒に遊ぶ以外にも、多くのプレイヤーたちと対戦ができる。相手を倒すことで、コインを獲得できるので、序盤のうちはお金稼ぎのために積極的に対戦をするといい。強力な相手には懸賞金を掛けてほかのプレイヤーに倒してもらうことも可能だ。また、戦闘を仕掛けるときに地上戦と空中戦の2種類を選択できる。戦闘機は地上にいる相手は一方的に攻撃できるというわけではなく、普段の戦闘と変わらずにダメージを受けてしまう。ただ、相手が戦闘機を持っている場合には、相手は強制的に戦闘機で出撃してくる。飛行場はレベル13でアンロックされるので、レベル13付近のプレイヤーなら戦闘機の配備が十分に間になっておらず、有利に戦える可能性がある。ちなみに、ほかのプレイヤーから攻撃をしかけられた場合、兵器は消費されないので挑まれたプレイヤーの実質的な被害はなく、痛くもかゆくもない。同盟を結んだ場合でも、何かを強要されるわけではないので非常に気軽。この緩い繋がりかたも本作も魅力。(ロコモコ大山)

▲相手と戦って取得した経験値に応じて順位を決めるランキングも存在する。相手を倒しまくって1位を狙ってみよう。

▲相手から攻撃を受けた場合や懸賞金を掛けられた場合には、指令部をタップすることで確認することでログを表示できる。

 

※現在はAndroid版も配信されています。

 

World at Arms

メーカー
ゲームロフト
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPad に対応。 iOS 4.3 以降が必要。iPhone 5 用に最適化済み。

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