【注目アプリレビュー】ライトユーザーにこそやってもらいたい!心が折れない微グロアクションゲーム『Apocalypse Max』

2012-11-02 17:04 投稿

●たまにはさくさく進んでもいいじゃない

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スマホ対応のアクションゲームは日々増えている。FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)やTPS(サードパーソン・シューティングゲーム)のほとんどが、コンシューマーゲームと遜色ないほどクオリティが高く、プレイをする度に驚かされるばかりだ。しかし、へっぽこゲーマーの代表として、声高に言いたいのは

最近のアクションゲーム難度高くね!?

という、ゲーム専門情報ページの編集としてはあるまじき考えだ。

“高難度に設定することで、アイテム課金による収益を狙う”といった、スマホゲーム特有のフリーtoプレイのマネタイズシステムが大きく影響しているせいもあってか、チュートリアルではかわいらしい子猫ちゃんのようなゲームが、突如、範馬○次郎級の凶悪なゲームに変貌を遂げることもしばしば。ゲームテクのない筆者は、そうした難度高めなゲームを苦労しながらプレイしても、途中でリタイアをしてしまうなんてことがざらにある(なぜかドヤ顔)。

そこでふと、スマホ向けアクションゲームとはなんぞや? と考えた際に、まず第一に思い浮かんだのが“手軽で簡単”というキーワードだった。スマートフォンは常に持ち歩く物なので、いつでもどこでもゲームがプレイできる。それこそ、電車の中、友だちとの待ち合わせ時間、腹を下した時のトイレの中や、

上司に怒られて袖を濡らすトイレの中

でさえもプレイが可能だ。家でプレイすることもあるだろうが、ケータイゲームをプレイする時は、たいてい移動時間だったり、ちょっとした待ち時間の暇つぶし。そんな数10分程度の短い時間に、鬼難度のゲームをプレイしてボコボコにされてしまった日には、「二度とやるかぁ!!!(泣)」スマホをそっとポケットにしまうのが関の山。『パズル&ドラゴンズ』が大ヒットした要因の一つに、“冒頭でさくさく進むから、その流れで続けていたら、いつの間にかハマってた”、という理由があると僕は(勝手に)思っている。コアゲーマーの方たちならば、難度が高いほど燃える!といった意見も多いだろうが、ライトユーザーは無料でできてしまう分、あっという間にリタイアしていまう。だからこそ、遊び甲斐があって難度が易しいゲームだと、ゲームでプレイをすることにストレスを感じないので、ついつい遊んでしまうのだ。

そんな時に出会ってしまったのが、この『Apocalypse Max』。本作は、ステージ上の四方八方から出現するゾンビを倒しながらゴール地点を目指していく王道2Dアクションゲーム。通常のアクションゲームに近いボタン操作以外にも、スワイプ操作によって近接攻撃が発動するといった、スマートフォンでのプレイを考慮した設計になっている。そして何より、“適度な難度で、しっかりアクションしている!”ところがポイント。ポップでダークなデザインながら、銃を撃ったり、ナイフで攻撃したりとアクションゲームとしても丁寧に作られている。

 

冒頭部のメニュー画面がCGアニメーションなところや、プレイ中はアニメ風イラストのキャラクターがぬるぬる動くところから、グラフィックに力が入っていることが伺える。また、難度も非常に良心的で、3つ目のエリアに進んだ時点でも心が折れる兆しはまったく見えない。むしろ、さくさく進んでいくので、「次っ!次っ!」と意気込んでゲームを進めてしまい、早く全クリしてしちゃうんじゃないか?とそわそわするぐらいだ。

 

 

基本の武器は近接攻撃の“ナイフ”、長距離攻撃の“銃”、近くにいる敵を一気に倒すことができる“グレネード”の3種類。銃とグレネードの操作はジャンプ同様、ボタンでの操作となっているが、ナイフに関してはスワイプによって攻撃が発動する。ボタン操作でもよいのでは?という意見もあるが、このスワイプ操作がなくなった瞬間に、難度が良心的から超簡単になってしまう。ゾンビがわら わらやってきた時に

「うおっ!前の倒したと思ったら、後ろからもキター!」

ってな具合に、ちょっと慌てふためくぐらいがちょうどよい気がした。また、銃に関しては近くにいる敵に自動で照準を合わせてくれるので、撃っていれば概ね敵に当たってくれるといった親切仕様。ただし、テージ上で段差のあるところで敵と戦うと、どうしてもナイフでの攻撃が当たらない場所や、空を飛ぶ敵が登場するので、そうした時には銃を使ってどんどん駆逐していこう。さらに、銃はゲーム内通貨や課金で購入もでき、“マシンガン”” ショットガン”など豊富な種類の武器が使用可能だ。

 

 

攻撃の仕方によって、ゾンビの倒され方が変化するところも大きなポイント。通常近接攻撃にあたるナイフで横から一刀両断してあげると、あら不思議、ゾンビが横一文字で真っ二つに。2段ジャンプ時にスワイプをすると、ナイフを縦に振り下ろす攻撃ができ、その攻撃がゾンビ当たると、ゾンビの身体が縦からパックリ真ん中で割れるのだ。デフォルメされているとはいえ、ゾンビの身体が半分になった際に見える脳や脊髄といった器官までもが丁寧に描き込まれている点には、制作陣のこだわりが感じられて興奮した。そして、午前10時ながらも家に帰って、大好きなゾンビ映画の『ショーン・オブ・ザ・デッド』が観たくなってしまったのだった。

※以下、微グロ注意!!

 

 

▲リアルなんだけど、ポップネスを感じるゾンビ内部。これならグロが苦手な人でも大丈夫・・・かも!


Apocalypse Max: Better Dead Than Undead

メーカー
Wandake
配信日
配信中
価格
無料(※期間限定)
対応機種
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 4.3 以降が必要 iPhone 5 用に最適化済み
備考
通常価格は250円[税込]

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