【超熱血パズドラ部】第1492回:ブライダルガチャの結果は
2024-07-16 11:25
2012-10-22 15:49 投稿
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パズル&ドラゴンズ
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●角満式“ゾンビパーティー”を作る!(その1)
たまには(?)マジメな記事を書く。
ちょっと前に、貯まった虎の子の魔法石を吐き出して3回だけレアガチャを引いた……という話を書いたが、そのときに転げ出てきたタマゴのひとつに“グリプスライダー”というモンスターが入っていた。つい最近導入された“ライダー系”の1種で、モンスター図鑑を埋めたいコレクターたちに羨望の眼差しで見られているとか、いないとか……。ただしかし、木属性のプラントアーミーズにこだわる俺からすると非常に魅力の乏しいモンスターと言わざるを得ず(光と闇の二属性だしな)、我がチームにおかれましては、一生日の目を見ない存在になることは火を見るよりも明らかでありました。……いま何気に“日を見ない”と“火を見る”をかけて書くという高度な技法を使ったのだが、まあそんなにホメるほどでもないヨ(何言ってんだ)。
そんなグリプスライダーを哀れみのこもった目で眺めていたある日、俺はふいに「あれ?」と思った。と同時に、「……もしかしたらコイツ、けっこうおもしろいヤツかも」という感情も芽生える。俺の鋭い分析眼にとまったのはコヤツのリーダースキルで、そこには以下のような説明があったのだ。
・リーダースキル:突撃陣形
“攻撃タイプ”の攻撃力が2倍になる
こう言ってしまうと身も蓋もないが、俺はこの説明文を読むまで“攻撃タイプ”というモンスターのカテゴリーにまったく頓着していなかった。……いや、ヘタをすると「知らなかった」かもしれん。
俺がこれまでに意識していたモンスターのタイプは、ドラゴンタイプ、神タイプ、回復タイプくらいで、あとはほとんど眼中になかった。これは、タイプよりもナニよりも、とにかく“属性イノチ”でいっぱいいっぱいとなり、別のことに目が向かなかったことが原因だろう。いま慌ててモンスター図解をひっくり返し、「うお! こいつ“体力タイプ”なんだ!」とか「バ、バランスタイプ……。なんだその民族は……」なんて言ってるんだから、オマエはこの半年間ナニをやってたんだと怒られても返す言葉がございません。
まあそんなことがありながらも、グリプスライダーが攻撃タイプのモンスターであり、さらにリーダースキルとして攻撃タイプの攻撃力を2倍にするという能力を持っていることが判明した。
「これを活かそうと思ったら、かなり目新しいパーティーが作れるかもしれないぞ」
そう思った俺はさっそく、自分のモンスターボックスを漁ってみることにした。攻撃タイプのモンスターをピックアップしようと思ったのである。
しかし、この作業はわずか数分で終了する。なぜかと言うと……思っていた以上に攻撃タイプのモンスターがボックスに入っていなかったから!! コレ、皆さんもきっと同じだからボックスの中を見てみるといいヨ。攻撃タイプ、マジでほとんどいないと思うぜ。ちなみに、このときに俺が持っていた攻撃タイプのモンスターは、
・ベビーマッチ
こいつだけ。この小さくもかわいらしいモンスターが、ひとりボックスの中で「あんぎゃあんぎゃ!! ワーワーワーワー!!!」と暴れていたというわけだ。
そんな一粒種のステータスをしげしげと眺めてみる。見ればベビーマッチの初期値は、HPが32で攻撃が105と、じつにイビツで偏っているではないか。この、HPを度外視した攻撃寄りのステータスこそが攻撃タイプの特徴で、成長させればこの傾向はより顕著になると思われる。そう思った俺はさっそく、メタドラやらルビドラをベビーマッチに喰わせまくり、進化もさせて、現状ここまで育て上げた。
俺、そのステータスを見て思わず爆笑してしまう。
「HPが97しかないのに、攻撃が1700オーバーって……!!w コレ、完全に育成に失敗したRPGの脳筋キャラだろ!!www」
いかに攻撃タイプとは言え、これはあまりにもあんまりだろう……と思ったが、同時に俺は“あること”を思い出していた。
それはいまから2ヵ月ほども昔。我らが無課金女王のT神から、以下のようなメールをもらったのだ。
「大塚さん! マッチすごいです!! このコをメインに据えた“ゾンビパーティー”で、ヘラをノーコンティニュークリアーできました!!」
メールに付いていたスクリーンショットは、“根性”のリーダースキルを持つギガンテスをリーダーに、ベビーマッチプラスが3匹組み込まれたいかにも“心許ない”メンバー構成になっていた。しかし、消えかけのヘラの股間あたりに紛れもない金のタマゴが写っており、このパーティーで確実に倒してのけたことを証明していたのである。
このときこそ、俺はそこから顔が裂けるんじゃないかと思うくらい大きく目を見開いて驚いたものだが、いわゆる“ゾンビパーティー”のシステムを知るにつれ、「おお!! ナルホド!!」と納得することになる。いまさら皆さんに解説するのもナンだが、要するにこれは“パーティーのHPが一定数残っていれば、致命的な攻撃を食らっても死なない”という根性系のスキルを活かすために、パーティーのHPをなるべく低くするのがミソなわけ。その点、HPが極端に低いベビーマッチプラスは最高の素材で、アマテラスやセイレーンに毎ターン回復してもらえば確実に根性が発動できるようになる……というわけだ(そのくせ攻撃がメチャクチャ高いのもポイント)。
そう、ベビーマッチプラスは使えるのだ。鍛え上げれば、最凶の一角・ヘラすら倒せるほどに……。そしてベビーマッチプラスほどではないにしろ、攻撃タイプのモンスターは、HPよりも攻撃にステータスが傾いているはず……。……ってことは!!! 俺、ここ半年で最高と言える笑顔を輝かせ、確信に満ちた口調でわめき散らした。
「みみみ、見えた!!! 俺がヘラを倒すための道が!!!! キーワードは“攻撃タイプのモンスター”だったのだ!!!!!」
言うが早いか、俺はたいして調べもせずにテキトーなダンジョンに潜っていった。「どいつが攻撃タイプかわからんから、とにかくタマゴをかき集めよう」とブツブツとつぶやきながら……。でも、その結果……!!
長くなったので次回に続く~。
■書名:大塚角満の熱血パズドラ部
■発売:2012年9月20日
■価格:998円[税込]
■体裁:モノクロ272ページ
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大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中 ※ゲームを“読む!”はこちら ※大塚角満のブログ (Ameba) |
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