【先行プレイ】『リアルサッカー』の最新作はシミュレーションゲーム化?
2012-09-04 21:51 投稿
●ゲームモードに変革あり!
『リアルサッカー』は、月額課金制のケータイアプリとして2004年に生まれたゲームロフトのサッカーゲームシリーズ。その後、ニンテンドーDSiウェアやスマートフォン向けアプリとして年々進化を遂げ、現在ではスマートフォン最高峰のサッカーゲームとして知られる有名シリーズへと成長した。その最新作『リアルサッカー2013』では、“エル・ティグレ”こと、コロンビアのラダメル・ファルカオ選手(スペインのアトレティコ・マドリード所属)をカバー選手として起用。タイトル画面やメインビジュアルを華々しく飾っている。今回、開発中バージョンをプレイする機会に恵まれたので、さっそくどんなゲームになったのかをインプレッションしていこう!
▲この選手がファルカオ選手。UEFAヨーロッパリーグで2年連続得点王に輝くほどのストライカー。スペインリーグでも2011-12の得点ランクはメッシ、クリスティアーノ・ロナウドにつぐ3位。
●過去作を包括し、マネジメントの楽しさを追求!
今作のゲームモードは基本的にひとつしかない。その内容をひと言で言うと、ズバリ“フットボールクラブ経営”だ。プレイの大まかな流れとしては、ガチャに相当する“移籍”で選手を獲得し、訓練を積んで選手のステータスをアップさせ、試合(ここは従来どおりのアクション)で実績を作りながら賞金を稼いで、スタジアムや訓練所などの施設に増資して収入や効能を高めていく……というサイクルをくり返す。また、試合を行った選手は休息が必要で、ときにはケガをすることもある。こうした選手のケアもしっかり行いながら、チームを強化していくことが目的になる。
▲ご覧のとおり、試合をするスタジアムのほかに、救護施設やトレーニング施設などが並ぶ。
なお、肝心要のサッカーの試合については、操作まわりを含めてシリーズ作を踏襲している。バーチャルパッドで選手の移動を行い、パスやシュートボタンなどでアクションを行う。ドリブル中に画面内をタップすることでフェイントをくり出すといった操作も従来どおりだ。これまで同様に完成度の高いスポーツゲームとして楽しめる。また、今作でも実名選手が登場するが、シリーズでは初めて彼らの顔写真がチーム編成画面で表示されるようになっている。
これまではサッカーの試合をさまざまなレギュレーションで楽しめたのが、今回はそこをシンプルに纏め上げた代わりに遊びの幅が広がっている印象だ。乱暴な言い方をすると、『ウイイレ』に『サカつく』の要素をプラスしたものとなっており、シリーズのファンにとっては大きなインパクトがあるだろう。ソフトは基本無料だが、強力な選手を移籍させるガチャや、施設の発展や選手のケアを短時間で終わらせる時短系のフィーチャーが課金コンテンツとなっている。ゲーム展開が遅いと感じたら活用するといい。発売日は未定となっているが、ゲーム自体はほぼ完成している感触なので、そう遠くないタイミングに配信されるのではないだろうか。(バロンマサール)
リアルサッカー2013
- メーカー
- ゲームロフト
- 配信日
- 近日配信予定
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
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