ソニーがXperia新シリーズを発表! “Xperia P”と“Xperia U”が仲間入り

2012-02-27 20:14 投稿

●”Floating Prism”を採用したデザイン性溢れる2端末

スペイン、バルセロナで2012年2月27日から開催されるモバイル関連の展示会“Mobile World Congress 2012”(MWC 2012)。それに先立ち、ソニーモバイルコミュニケーションズが2月26日(現地時間)にバルセロナでプレスイベントを開催した。ソニーは同プレスイベントでXperiaシリーズの新機種を発表。新たに発表された機種は“Xperia P”と“Xperia U”の2種類。どちらも、本体には”Floating Prism”と呼ばれる透明な素材が用いられており、スタイリッシュなデザインが特徴となっている。

“Xperia P”は、ソニー製の液晶”WhiteMagic”を採用しており、従来の液晶画面より明るいうえ、低消費電力を実現している。なお、この”WhiteMagic”を搭載したスマートフォンは、同社初となる。また、プロセッサには1GHzのデュアルコアプロセッサを採用し、保存領域は16GBの大容量フラッシュストレージが搭載されている。そのほかにも、HD録画と3D撮影にも対応した8メガピクセルカメラや、より美しい映像を描画してくれるモバイルブラビアエンジンを搭載し、OSにはAndroid 2.3(2012年第二四半期にはAndroid 4.0にアップデート予定)が採用されている。コンパクトながらも、ハイスペックな端末だ。
いっぽう、“Xperia U”は、美しい透明素材”Floating Prism”のボディを活かし、再生する音楽や映像により発色するというデザインセンスにあふれた機能を搭載。端末下部のキャップを取り外して好きな色を装着できるなど、遊び心も魅力。こちらもAndroid 2.3を採用しており、Android 4.0へのアップデートが予定されている。

両機種は2012年第二四半期に発売予定。詳細な日付や、発売キャリア、価格などはまだ明らかになっていない。開催前日から大きな発表があり、今年のMWC 2012も目が離せそうにない。

■Xperia P
プロセッサ:STE U8500 1GHz(デュアルコア)
メモリ:1GB(RAM)
保存領域:16GBフラッシュストレージ
ディスプレイ:4インチ(540×960、WhiteMagic採用)
OS:Android 2.3(Android 4.0へアップデート予定)
リアカメラ:8メガピクセル(HD録画、3D撮影対応)
インカメラ:VGA(約0.3メガピクセル)
カラーバリエーション:シルバー、ブラック、レッド

■Xperia U
プロセッサ:STE U8500 1GHz(デュアルコア)
メモリ:512MB(RAM)
保存領域:4GBフラッシュストレージ
ディスプレイ:3.5インチ(480×854)
OS:Android 2.3(Android 4.0へアップデート予定)
リアカメラ:5メガピクセル(HD録画、3D撮影対応)
インカメラ:VGA(約0.3メガピクセル)
カラーバリエーション:ホワイト、ブラック(端末下部に装着できるキャップは、端末と同色のほか、ピンクとイエローの2色)

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