目指すは日本一の温泉旅館　まったり経営シミュレーション『ゆけむり温泉郷』

●支持数ナンバーワンを目指して、温泉好きの編集者が大奮闘

温泉旅館経営と聞いて、温泉は大好きだけど経営能力は皆無の筆者がプレイしてみました。基本的に資金には余裕がありますんで、細かいことは気にせず、好きなようにレイアウトを組めます。外にも中庭に面してない、景観度ゼロの客室を大量に作って、撤去しまくった経験のある私が言うんだから間違いないです。

さてさて、ほどよくぬるま湯な経営に浸りつつも、ゲーム中に出てくるガイドブックで上位に入るのが本作品のおもな目標。いちばんハードルの低い”町内旅館ガイド”では軽く1位を取れましたが、それからあとが大変。ほかのガイドブックでは、そう易々とはトップは取れません。ガイドブックによって投票するお客さんの層が違うので、ガイドブックに合った客層を集客するための戦略が必要です。あと、”投資”メニューから行えるVIPの招待が熱い！これは、特定のお客さんを招待し、満足してもらえればいいことがある……といったものですが、そのために景観がよくて入り口や各施設に近い便利な部屋を用意してあげる必要があります。私の場合、旅館大工には満足してもらえましたが、エステティシャンは何度招待してもダメでした。まだまだ女心をつかめないなぁ（エステティシャンは女性）。

そんなこんなであっというまに15年が経過し、ゲームはひと区切り。それまでのおもな成果が表示されますが、そのままプレイは続行できます。世の中には、1300年続いている温泉旅館もあるそうですし、湯治でもやるつもりで、のんびりプレイするのがよさそうです。


▲”町内旅館ガイド”の読者投票で、みごと1位を獲得！しかし、その後の道のりはけわしいものであった……。	▲旅館大工へのアピールが成功！入り口の数を増やせるようになった。VIPを満足させることができれば、VIPに応じた施設を設置可能になる。


▲施設同士には相性がある。ただ美しく配置するだけでは、お客さんの好感は得られない。	▲女性客へのアピールのため、大胆に女湯を並べてみるも、効果はイマイチ。ほどなく、片方を男湯にしましたとさ。

●基本操作

ゲームをスタートすると、すでに旅館のベースとなる施設があるが、最低限のものしかないので、まずは客室を増やしてやろう。あとは、客室のそばに天然石や木を配置するなどして景観をアップさせたり、食堂や売店で収益をアップさせるなど、施設を工夫して配置していく。お客さんが満足してくれる旅館にしてあげよう。


▲施設やお店を増やすには、画面右下の”メニュー”から”建築”を選択して行なう。建築したいものが決まったら、その場所をタッチして配置しよう。すでに施設などがある場合は、さきに”撤去”する必要がある。	▲スタート時は、受付と自販機コーナー、温泉がひとつずつに、客室がふたつしかない。温泉はなぜか男湯しかないので、すぐに女湯も作ってあげよう。