ゲーム情報

OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー) 大陸の覇者
配信日配信中
価格無料(アプリ内課金あり)
メーカースクウェア・エニックス

レビュー

投稿日2020.10.23

【先行プレイ】ドット絵で描かれる幻想的な世界へ!『オクトパストラベラー 大陸の覇者』はシングルプレイでじっくり遊ぶ懐かしいRPG

自分のペースでのんびり冒険しよう

スクウェア・エニックより配信される新作スマホ向けRPG『オクトパストラベラー 大陸の覇者』。

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本作は、販売数をダウンロード含め200万を突破しているNintendo Switch向けRPG『オクトパストラベラー』の主人公たちが旅した“オルステラ大陸”の数年前を舞台に、新たなストーリーが展開するシングルプレイRPGだ。スマホアプリではあるがマルチプレイなどのソーシャル要素がなく、自分のペースで、好きな時に好きなだけ遊べるようになっている。

惹き込まれるストーリー、手応えのあるバトルシステム、ドット絵に3DCGの画面効果を加えたHD-2Dの世界など、RPGの楽しさがトコトン詰まっている本作の魅力を紹介していこう。

ゲームの見どころ
・富・権力・名声にまつわる巨悪に立ち向かえ!自由に進められる3軸の物語
・8人の味方で連携して戦う奥深いバトルシステム
・世界中を冒険したくなる要素が満載!NPCから装備を勝ち取るのも楽しい

富・権力・名声にまつわる巨悪に立ち向かえ!自由に進められる3軸の物語

本作におけるプレイヤーは、“聖火神の指輪”を託された選ばれし者として、仲間といっしょに世界を旅することになる。

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旅をする中で各地に君臨する“極めし者”たちと相対することになるのだが、序盤では敵は富・権力・名声の3つから選ぶことができ、この選択によって最初のスタート地点や進行するストーリーが変わってくる。

もちろん、後からべつのストーリーを進めることもできるので、フィーリングで選んでいいだろう。

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▲富のストーリーでは、“粉”を売りさばき町を支配する“強欲の魔女”ヘルミニアが立ちはだかる。

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▲権力を選べば、強力な組織を率いて人々を支配する“英雄”タイタスにまつわる物語が展開。

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▲名声のストーリーで敵対するのは、狂気的な思想に囚われた“劇作家”アーギュスト。

どのストーリーもボリュームがあり、その内容も非常に読み応えのあるものになっている。

たとえば名声のストーリーでは、多くの人を魅了する劇を公演し続けるアーギュストの裏の顔に迫っていくのだが、複雑な人間関係も絡まり先の気になる展開が続く。どこか人間味も感じさせながらも、人の命を容易く切り捨てるアーギュストも、敵キャラとしてかなり魅力的な存在だ。

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べつの町に移動して富のストーリーを進めてみれば、小さな女の子に“粉”を売られそうになるなど、老若男女にきびしい世界が待ち受けていた。

富のストーリーでは成り上がりを目指す若きマフィア、バルジェロと協力して“強欲の魔女”ヘルミニアの正体に迫っていくという、こちらも名声とはまた違ったストーリー展開が楽しめる。

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いずれのストーリーでも人間の欲望や善悪の葛藤、使命を持って動くキャラクターたちが登場し、ひとつの物語として珠玉のクオリティに仕上がっていた。

なお、ストーリーは一部にボイスが実装されている。悠木碧さん、加隈亜衣さん、石川界人さんなど、豪華声優陣がキャラクターボイスを担当しており、ストーリーに彩りを加えてくれる。公式サイトでは64人の主人公のセリフが一部公開されているので、興味のある人はそちらもチェックしてみよう。

⇒公式サイトはこちら!

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楽曲も、ファミ通アワード2018において最優秀ゲームミュージック賞に選ばれたコンシューマー版『OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)』と同じく西木康智氏が担当しており、それこそ据え置きゲームのような奥行きがある、壮大な音楽を堪能できる。ボイスとBGMでぐっと没入感が増すので、プレイ時はぜひ音量を上げて遊んでみてほしい。

序盤はひとつのストーリーを進めていくことになるが、途中からは大陸を自由に移動して、好きなストーリーを自由に攻略できるようになる。すべての物語を進めるだけでも、かなりの時間遊べるはずだ。

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シビアな世界観に独特な感性を持つキャラクターが登場する本作の物語は、スクウェア・エニックスのRPG作品が好きな人は間違いなくハマれるはず。

古き良きファンタジーRPGらしさが味わえるので、じっくりとストーリーを楽しみながらプレイしてみてほしい。

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▲「家畜に神はいないッ!」とでも言いそうなほど、鬼畜で理不尽な発言をする敵も登場する。

8人の味方で連携して戦う奥深いバトルシステム

本作のバトルはひとりずつコマンドを選択し、攻撃を選んだら全キャラクターが順番に攻撃をしていくという、シンプルなコマンド形式。

キャラクターは通常攻撃のほか、それぞれアビリティ(技)を持っており、SPを消費することで攻撃や回復、支援などの効果を発揮できる。

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バトルのキモになるのが、敵の持つ弱点とブレイクというシステムだ。

敵がどの武器種や属性に弱いのかは、攻撃をしたときにちょうどその弱点を突けば分かるようになってる。弱点を突いて攻撃をしていくのがセオリー。

また、弱点は単にダメージが増えるというものではなく、敵の持つシールドポイントを削る役割を持つ。

弱点で攻撃して、シールドポイントを0にすると敵はブレイク状態に突入。ブレイク状態になると防御力がダウンし、1ターンのあいだ行動不要になる。

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▲敵のHPゲージの下には、弱点になる武器種や属性のアイコンが。左側の6という数字は、6回弱点で攻撃するとブレイクできることを示している。

ブレイクはくり返し狙えるので、何度もブレイク状態にして敵の動きを封じつつ戦っていくのが基本的な戦略だ。

敵が大技を使用するタイミングでブレイクを狙うなど、いつシールドポイントを破壊するかも攻略のキモになる。

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ブレイクと併せてバトルの戦略性を高めてくれるのが、毎ターン溜まるBP(ブーストポイント)。

毎ターン溜まっていくBPを使用してブーストすると、攻撃威力や効果が大幅にアップする特徴を持つ。また、通常攻撃(たたかう)の場合、ブーストすると攻撃回数が増加していく。

この効果を利用すると、一回で2~5連続攻撃を仕掛け、一気に敵のシールドポイントを削れる。

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▲使用するコマンドをタップして右にスワイプすると、ブーストが発動。消費するBPに応じて、攻撃回数や威力が変化する。

ブレイク、ブーストのふたつを駆使すると、敵の動きをほとんど封じたまま戦えるのがバトルの奥深いところだ。

本作では最大8人まで味方を編成でき、戦闘中は後列に控えたキャラとすぐに交代できる。後列でBPを溜めて、ブレイクできるタイミングで前列とチェンジして攻撃。ブレイク後に大ダメージを与えるキャラは後列で温存させるなど、8体のキャラすべてを駆使した戦略的な戦いかたが可能だ。

敵との相性を考え、正解になる行動を模索して戦っていくバトルは、上手く戦えるほどにおもしろくなっていく。

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使用できるキャラクターも、攻撃から支援までさまざまなアビリティを習得するので、組み合わせを考えて編成するとさらに奥深さを増していく。

初見で戦う敵にはより多くの武器種で挑み、特定のボスには弱点を狙えるキャラだけでパーティーを組むなど、敵に応じて編成を変えることも大切になりそうだ。

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キャラクターにはレベルアップや装備変更といった要素以外に、アビリティを習得していく育成要素も用意されている。

後半になるほど使用できるアビリティが追加され、戦略性も増していくので、やり込むほどに奥深くなっていくだろう。

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世界中を冒険したくなる要素が満載!NPCから装備を勝ち取るのも楽しい

ドット絵に3DCGの画面効果を加えた、HD-2Dの世界も『オクトパストラベラー』の魅力のひとつ。

本作においてもその表現は健在で、懐かしいのに新しい、幻想的な世界を冒険できるようになっている。

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町での散策をはじめ、フィールドを移動して敵を倒したり、アイテムを集めるなどRPGらしい要素も多く盛り込まれているのも本作の魅力だ。

フィールドには強力な敵“シンボルエネミー”が待ち受けていることもあり、倒すと貴重な素材がゲットできる。探索するほど強力な装備なども作れるようになる、やり込みがいのあるシステムだ。

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NPCと交渉してアイテムなどを入手する、フィールドコマンドも特徴的なシステムのひとつ。

町にいる人々に話しかけると、“聞き出す”というアイコンが表示され、交渉が可能になる。NPCはそれぞれアイテムを所持しており、これを譲ってもらったり、勝負することで勝ち取ることが可能だ。

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中には思わぬレア装備や素材を持っているキャラもいるので、町中にいるNPCにはついつい話かけたくなってしまう。

また、“勧誘”に成功するとバトル中に手助けをしてくれる支援技も使えるようになる。こちらは回数制限があるものの、効果自体はかなり強力だ。

優秀な支援技を持っている人材探しも兼ねて、NPCには積極的に話しかけておきたい。

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▲まだ鍛冶屋で売っていない武器や防具が手に入ることも。レベルが足りず装備できない武器でも、とりあえずねだっておきたい。

ちなみに、NPCに話しかけると、その人物の背景についても表示されるのだが、この説明文もユニークな内容になっている。

ストーリーや世界観を満喫したい人は、話しかけて情報を確認してみてほしい。

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隅々まで味わいたい一作!

読み応えのあるストーリーに、町中での散策など、コンシューマーのような遊びかたができる『オクトパストラベラー 大陸の覇者』。

シングルプレイ専用のタイトルになっているので、誰かと競うことなく自分のペースでじっくりRPGを遊びたい人はぜひ配信されたらプレイしてみてほしい。

ゲーム情報

タイトルOCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー) 大陸の覇者
対応OSiOS/Android
配信日iOS:2020年10月28日
Android:2020年10月28日
価格無料(アプリ内課金あり)
ジャンルRPG
メーカースクウェア・エニックス
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公式サイト https://www.jp.square-enix.com/octopathtraveler_SP/