レビュー
投稿日2019.03.09

名作サバイバルホラーが日本語対応で登場
北極基地から舞い込んだのはパニック状態にある男たちからの救助要請。いったい何が起こっているのか、職員らがつぎつぎと命を落とす最悪の現場から正確な情報を得られない。
そんな状況の中で、救助隊員らを乗せたヘリが現場付近で墜落しまう。
本記事で紹介する『ディストラスト』は、わずかな生存者たちが極限の寒さと飢え、未知なる生命体からの攻撃に耐えながら脱出の術を模索していくサバイバルホラーゲームだ。
ゲームの見どころ
●刻々と状況が悪化していく極寒サバイバル
●コアユーザーも本気になれるふたつのプレイモード
刻々と状況が悪化していく極寒サバイバル
本作は2017年8月にPC向けにリリースされ、多くの話題を集めた『ディストラスト』を日本語に対応したアプリ版として移植したもの。
プレイヤーはヘリに搭乗していた救助隊員の1人として、わずか数名の生存者たちと協力して脱出するのが最大の目標だ。
生存者たちには“暖かさ”と“スタミナ”、“満腹”のゲージがあり、暖を取るための木材や空腹を満たすための食材などが必要だ。
また、時間の経過や環境に応じて低下していく3つのゲージを維持しつつ、ランダム生成される北極基地に散りばめられた限りある資源を集めなければならない。
さらに、生存者たちが探索中に怪我をしたら治療を行い、眠いと主張したらベッドに誘導するなど状況に応じた対処も重要だ。
しかし、注意したいのが眠ると現れるエイリアンの存在である。
おそらくこれが北極基地の職員を襲った元凶。睡眠を阻止するように何度でも現れるのだから、それはもう誰だって発狂したくなるのだ。
そしてもうひとつ、北極基地から脱出するにはさまざまな謎を解く必要がある。
重要なアイテムが隠された金庫の解錠やアイテムを製造するための手順など、各キャラクターに個別の調査を指示して、周囲に残されたノートや貼り紙などから効率よく情報を収集することが生きて帰るための第1歩だ!!
コアユーザーも本気になれるふたつのプレイモード
本作には初心者向けの冒険モードとコアユーザー向けのチャレンジモードがあり、ふたつのプレイスタイルから好きなほうを選ぶことができる。
また、全実績の獲得や全生存者のアンロックのほか、この事件の真相を解くには350円の完全版が必要不可欠だ。
1982年に公開された有名ホラー映画『遊星からの物体X』に触発され制作したという本作。なるほど、墜落したヘリに搭乗していたのがノルウェー隊であり、マグレディ操縦士がプレイヤーといったところか。
共通点や影響を受け取り入れたであろう演出を探しながら、この本格サバイバルホラーを最後まで楽しんでほしい!!
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
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