【新作】18ヵ国の言語で楽しめるワールドワイドなクロスワードパズル 『Wrod』
投稿日 2018.12.16
ちょっと曖昧だけど憎めない言葉遊び
クロスワードパズルとは1913年12月21日、イギリス生まれの記者アーサー・ウィン氏が制作。ニューヨークワールド紙に掲載されたのがはじめとされ、日本国内では1925年3月にサンデー朝日誌に掲載されて以降、多くの媒体でいまなお幅広く愛されるパズルのひとつだ。
本記事で紹介する『Wrod』はそんなクロスワードをモチーフに、10ヵ国の言語を自由に選んでプレイできる対戦可能なパズルゲーム。
少々雑なローカライズはご愛敬、スピード感を重視したチャレンジはきっとクセになるぞ!!
ゲームの見どころ
●超お手軽ミニマムサイズのクロスワード
●今後に期待!! ワールドワイドな通信バトル
超お手軽ミニマムサイズのクロスワード
お題から連想される単語を当てはめ、複雑に入り組むブロックを文字で埋めていくのがクロスワードパズルの醍醐味だが、本作は開示されている文字を組み合わせて単語を生み出し繋いでいく謎解きにも似たアプローチだ。
画面上部にあるマス目の数を参考に分解された文字をスワイプでつなぐ簡単なルール。序盤は2から3文字程度の簡単なものばかりだが、ステージの進行に応じて文字数が増えていく。
従来あるクロスワードパズルと比較すれば短調な作りだが、対戦モードが存在する本作ではこれくらいシンプルでスピーディに展開する内容が丁度いいのだ。
また、本作は今後のバージョンアップで中国語や韓国語、スペイン語といった国の言葉にも対応することが決まっている。
しかし、英語と日本語でプレイした範囲でも”こんな単語あったかな”と疑問に感じる曖昧なものも多い。
今後のバージョンアップで各国正しい単語が反映されることを願うが、あえてなじみのない国の言語に設定して直観と柔軟な発想力だけで乗り越えていく難解パズルゲーム気分を味わってみるのもオススメだぞ。
今後に期待!! ワールドワイドな通信バトル
本作にはソロプレイ専用のクエストとマルチプレイ、ふたつの戦いが用意されている。
マルチプレイにはローカル対戦とオンライン対戦があり、あらかじめ設定してある言語を基準にマッチングしてくれるのだ。
バトルの勝敗は制限時間内にクロスワードを完成させた数で判定。すばやく解いていく緊張感はあるが、それ以外の点は通常のクエストと大差なく落ち着いてプレイできる。
すでに述べた通り、曖昧な単語が多く戸惑うことのある。
それが原因かユーザー数の問題か、オンライン対戦でマッチングすることは少なく、近くにいるフレンドとのローカル対戦が主流になってしまう点は残念だ。
根底にあるテーマはとてもいいので対応する言語の追加はもちろん、正しい単語が反映され違和感なくプレイできる環境を整えれば、過疎化しているオンライン対戦が盛りあがるだろう!!
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
動画でも新作紹介しています
配信前の期待の新作アプリゲームをピックアップ!
毎週更新!ファミ通App的最新ゲームランキング
YouTubeチャンネル登録して動画をいち早く見よう!