はつゆめ復刻ふくびきのラインアップ
しんぴの水晶(占い師ミネア装備)
仲間に使える、呪文威力を一気に2~3段階上げられるスキルはラッキータロットだけ(2025年1月8日現在)なので、呪文アタッカーを主体にして戦う場合は現環境でも主力の回復武器になる。もちろん回復量も現状トップクラスだ。いきなりスキルで“まもりのたて”が付与されるので1ターン目から仲間を強化できるほか、もうひとつのいきなりスキルでフバーハも発動する。ブレスを使ってくる敵に対しても心強い回復武器になっている。
ぷにぷに肉球ロッド、サマーメモリー、クリフトの聖杖などの回復武器を持っていれば必須というほどではないが、前述したとおり呪文威力を一気に上げられる補助スキルが使えるのは、しんぴの水晶のみ。「自分は呪文アタッカーの編成が多めかも」という人は、狙う価値はあるだろう。
竜の女王のツメ(竜の女王装備)
ギラ、ドルマ属性をカバーでき、威力はブレスの中では現環境でもトップクラス。ごくまれ(ドラゴン系はまれに)敵を吹き飛ばしてしまうのは、フィールド戦闘はもちろん、ほこらの戦いでも有効。強力な敵を吹き飛ばして勝利できるのは、思わずニヤリとしてしまう楽しさがある。
いきなりスキル“竜のこころ”を活用すれば戦闘開始時にMPを10%回復できるので、ドルマやギラ属性が有効な地図を利用して一撃で勝利できる状況にできれば、MPをまったく減らさずに戦い続けることも可能。まだまだ現役で使える武器となっている。
はかいのてっきゅう(新春2024ドラゴン装備)
はかいのてっきゅうのメインスキルは“破壊の撃砕”。敵全体に威力630%の体技ダメージ(メタル系には+66ダメージ)を与え、戦意喪失Lv1を付与。このスキルで敵を倒すたびにHPとMPを10回復できる。
サブスキル“破壊の衝動”は、敵全体に威力400%の体技ダメージを与え、ランダムな敵に稀に直撃する威力160%の体技ダメージを3回与えられる。敵が単体の場合は強力な単体攻撃手段としても使えるのも利点。
ちょうど1年前に登場した武器だが、イオ、バギ、無属性の全体、単体攻撃手段としてはまだまだ現役として活躍できる。武器種がEXなので、職業問わずに武器性能を活かせるのも、いろいろな職業のレベル上げをする際には助かるだろう。
ただ、無属性ではエスタークの魔刃の性能がズバ抜けているので、同じタイプの武器を狙うならば、こちらよりも断然エスタークの魔刃になる。そのため、ほかの武器を狙った副産物として手に入ったらラッキー、くらいの評価になってしまうだろう。
ブレアの炎槍(四天王ブレア装備)
メインスキルについては、消滅効果がついているとはいえ、メラ属性の全体攻撃はエスタークの魔刃でも代用できるほか、エスタークの魔刃のほうが汎用性が高いのでメインスキル目的で手に入れるのはオススメしない。
注目したいのは、いきなりスキルの効果だ。新特級職“魔人”は槍も二刀流できるので、右手に装備することで自身のすばやさを2段階上げて最速で行動することができる。もし、今後槍で強力な全体攻撃スキルが登場した場合は、自身のすばやさを上げて1番手に強力な全体攻撃で敵を一掃する、という使いかたもできるようになる。とはいえ、今後そのような槍が登場するかは不明なので、それだけを目的として引くのはオススメできない。万が一の可能性を信じている人は、この機会にブレアの炎槍を手に入れておくのもいいだろう。
総評:各武器の評価と引くべきふくびきなのか
しんぴの水晶
オススメ度 ★★★★☆
竜の女王のツメ
オススメ度 ★★★☆☆
はかいのてっきゅう
オススメ度 ★★☆☆☆
ブレアの炎槍
オススメ度 ★☆☆☆☆
ピックアップ武器が4種類も用意されているのは見逃せないが、通常のふくびきのような“200連で確実に武器が手に入る”という、いわゆる天井が用意されていないのも、復刻ふくびきの特徴。「どの武器が出てもうれしい」という場合はもちろんオススメしたいが、今回のふくびきラインアップでは、しんぴの水晶、竜の女王のツメが当たり。ブレアの炎槍、はかいのてっきゅうは、手に入れても同じ物理武器のエスタークの魔刃に比べるとどうしても見劣りしてしまう。
そのため、どうしてもしんぴの水晶、竜の女王のツメが欲しい人は引く価値があるが、200連の保証がないため、何百回引いても狙った武器が手に入らない恐れもある。それならば、あらゆる場面で使える汎用性の高さがあり、長期にわたり使い続けられるであろう性能を秘めているエスタークの魔刃(新春2025エスタークふくびき)にジェムを使うべきだろう。
もし、エスタークの魔刃を手に入れてジェムにまだ余裕があるようならば、はつゆめ復刻ふくびきを引くのもいいかもしれない。
念を押してもう一度言っておくが、ジェムを使って引くならば、必ず新春2025エスタークふくびきでエスタークの魔刃を手に入れておこう。はつゆめ復刻ふくびきを引くかどうか悩むのは、そのあとだ。