『ブラッククローバーモバイル』を手掛ける韓国モバイルゲーム会社・VIC GAME STUDIOSとKADOKAWAが資本業務提携契約の締結を発表

2024-05-08 16:55 投稿

KADOKAWAは、『ブラッククローバーモバイル』などを手掛けるVIC GAME STUDIOSと資本業務提携契約を締結したことを発表した。

以下、プレスリリースを引用



韓国モバイルゲーム会社VIC GAME STUDIOSと資本業務提携

有力ゲームスタジオとのパートナーシップによりモバイルゲーム事業拡大とグローバル・メディアミックスを加速

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛、以下 KADOKAWA)は、モバイルゲームの開発・制作を強みとする韓国のゲーム会社VIC GAME STUDIOS(読み:ビックゲームスタジオ、本社:韓国・ソウル、CEO:崔宰榮(チェ・ジェヨン)、以下 VIC社)と資本業務提携契約を締結することに合意いたしました。

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■提携の目的

KADOKAWAグループは、多彩なポートフォリオから成るIP(Intellectual Property)を安定的に創出し、世界に広く展開することを中核とした「グローバル・メディアミックス with Technology」の推進を基本戦略として掲げています。

その中で、ユーザー人口が増加し世界で高成長が継続するゲーム事業を、出版・アニメ・教育と並ぶ注力領域として位置づけており、グループ子会社の株式会社フロム・ソフトウェアや株式会社スパイク・チュンソフト、株式会社アクワイアから人気の高い多彩なコンソールゲームを継続的にリリースしているほか、2028年3月期までの中期経営計画では、モバイルゲーム領域において、当社が豊富に所有する出版・アニメIPを活用したタイトルの増加に取り組んでいます。

VIC社は、世界中で大ヒットしたゲーム『七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)~』の制作スタッフを中心に、韓国で設立されたゲーム会社です。

設立後初のタイトルとして『ブラッククローバーモバイル 魔法帝への道 The Opening of Fate』を開発し、日本、韓国、そしてグローバルでサービスを開始しています。

また、次回作ではオリジナルIPの『BREAKERS : UNLOCK THE WORLD(ブレイカーズ)』を現在開発しています。

KADOKAWAグループは、このたびVIC社と資本業務提携を行うことで、KADOKAWAのアニメIPを活用した高品質なゲームポートフォリオを拡充し、グローバルに通じるモバイルゲームの開発を加速、強化いたします。

■業績への影響

本資本業務提携による業績影響は軽微です。

■資本業務提携の骨子

・VIC社への出資により、KADOKAWAが持分比率第3位の株主となる。
・VIC社におけるKADOKAWAのIPを利用したゲーム開発を促進する。
・日本国内におけるVIC社タイトルのパブリッシングにつきKADOKAWAが協力する。

■代表メッセージ

株式会社VIC GAME STUDIOS 代表取締役社長 CEO 崔宰榮(チェ・ジェヨン) 氏
VIC GAME STUDIOSは、日本最高の総合エンターテインメント会社とビジネスパートナーシップを結ぶことになり、今後の協業をとても期待しております。今回の契約により両社間の緊密な協力を基に、VIC GAME STUDIOSが持っているアニメーションRPGの開発力とKADOKAWAのアニメーションIPとパブリッシング能力を合わせて、日本だけではなく世界を舞台とした大きなシナジーを生み出せると確信しています。

株式会社KADOKAWA 取締役 代表執行役社長 CEO 夏野剛
KADOKAWAではIPを活用したモバイルゲーム事業のため、国内外の有力ゲームスタジオとゲーム開発を進めております。このたび、アニメ映画を彷彿とさせる高品質な映像表現とプレイ体験を融合し、それをグローバルで展開する実現力を持つVIC GAME STUDIOSと提携し、相互にシナジーを追求することでIPゲーム事業の拡大を目指してまいります。

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