【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#112】他機種版にはランキング機能などが追加!漢字落ちゲー『テト字ス』

2024-03-31 13:00 投稿

漢字を落として漢字を作る

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第112回。

今回扱うのは、漢字を積み上げて作った漢字でスコアを稼ぐ落ちゲーパズル『テト字ス』。

比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

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【価格】
iOS:無料
Android:無料
スイッチ:509円(税込)

『テト字ス』とは
・漢字を使った落ちゲーパズル
・木の字から林や森を作るなど、漢字の大きさを変えて積めば別の漢字ができる
・登場する漢字を自分で設定して自由に遊ぶモードも搭載

スマホ版とスイッチ版の違い
・スマホ版は無料、スイッチ版は有料だが安価
・スイッチ版には収集要素やランキング機能が追加
・スマホ版は漢字を消す操作が誤タッチで暴発しがち

意外と知らない漢字も多い

『テト字ス』は、『テトリス』のように落ちてくる漢字の大きさを変更し、漢字のへんやつくりにして組み合わせることで漢字を作る落ちゲーパズル。

“木”の横幅を半分にしてふたつ並べれば“林”、縦横を半分にしてふたつ並べ、その上に縦幅を半分にしたものを置けば“森”ができる、といった具合だ。

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ステージごとに落ちてくる漢字は変化し、その組み合わせ次第で作れる漢字も当然変化する。

どの漢字をどう組み合わせれば漢字を作れるか、パズル的な頭脳とはまた違う意味でも頭を使うゲームと言える。

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▲一定スコアの達成や一定数の漢字を作り上げるなど、クリアー条件もステージによって異なる。

作り上げた漢字は自動で消えるわけではなく、プレイヤーの好きなタイミングで消すことができる。

完成した漢字同士が隣接していれば連鎖が発生し、より高いスコアが得られる。

またひとつひとつの漢字を作る際に使ったパーツ数が多ければ多いほど、消した際に加算される残り時間も増加する。

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▲落ちてきた漢字をそのまま置いても消せるが、スコアや時間の増加を狙うなら字を組み合わせつつ完成した漢字を隣接させたい。

さまざまなお題に沿って解いていくモードが基本となるものの、自分で登場する漢字を設定してプレイするモードも用意されている。

また、プレイ中に作った漢字は辞典に登録されていくので、遊びながら漢字を学んでいくことも可能だ。

スイッチ版には追加要素いろいろ!

スマホ向けに無料アプリとして配信されていた本作は、その後有料のスイッチ版が登場。

スイッチ版にはいくつかの追加要素が入っているほか、操作面でも遊びやすさが増している。

スマホ版は画面下のブロック変形ボタンで落ちてくる漢字の大きさを変更し、完成した漢字をタップすることで連鎖をスタートする形式だ。

落ちてくる漢字を動かすさいには画面をスワイプするのだが、その際に完成した漢字を誤タップすると連鎖が暴発してしまうため、溜めた漢字が予定より早く消えてしまうこともある。

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一方でスイッチ版はYボタンでブロック変形を、Aボタンで連鎖の開始を行うため、暴発は避けやすくなっている。

スイッチ版にはお手本機能が追加され、こちらをオンにしてステージを始めると、作れる漢字の一覧が画面に表示される。

偶然知らない漢字ができる、というのはあまりないため、漢字の学習という意味ではこちらの機能が非常に便利だ。

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▲画像はスイッチ版。お手本を見るとふだん見かけないような漢字も知ることができる。

また、メインのモードをプレイしていくとプレイヤーレベルに相当する学年が上昇していくが、スイッチ版ではそれに加えてメニュー画面などに登場するカキトリ先生の着せ替えパーツや称号も手に入るようになっている。

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自分で漢字を設定して遊べるモードがあるのはスマホ版にもスイッチ版にも共通しているが、スイッチ版はそのモードでのスコアを競うオンラインランキングも用意されている。

直接の対戦はできないものの、上記のコレクション要素と併せてやりこみの指標が増えていると言えるだろう。

漢字を学ぶならスイッチ版!

本作は漢字を使ったシンプルな作品であるぶん、登場する文字を使ってどんな漢字を作れるか、という知識が鍵を握っている。

登場する漢字を自由に設定できるモードもあるので手探りでプレイすることもできるが、お手本機能を使うことで知らない漢字を知ることができるスイッチ版のほうがプレイはスムーズ、かつ知識も得やすい。

スマホ版も無料かつ片手で遊べる手軽さが魅力だが、値段に関してはスイッチ版も安価なので、とくに理由がなければ基本的にはスイッチ版がオススメだ。

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