『俺だけレベルアップな件:ARISE』Netmarbleの日本収益シェア50%以上を占める好スタート。YouTubeを中心に世界観やゲームプレイ映像を使用した広告展開が大きな要因に
2024-07-02 11:52
2024-03-19 12:00 投稿
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俺だけレベルアップな件:ARISE
ネットマーブルからスマホ/PC向けに配信が予定されている新作RPG『俺だけレベルアップな件:ARISE』(以下、『俺アラ』)。
本作は大人気WEBTOON(縦読みマンガ)『俺だけレベルアップな件』を原作に作られた作品。2024年の春リリースが予定されており、もう間もなくのリリースになると思われる。
今回は、そんな本作をリリースに先駆けて触ることができたので、実際にプレイして確認した内容をまとめてお届けする。
※記事内の画面は開発中のため、実際にリリースされるものとは異なる場合があります。
『俺だけレベルアップな件:ARISE』のポイント
・さまざまな手法で見る者を虜にするストーリー演出
・とにかく爽快で手触りのいいスタイリッシュアクションバトル
・原作ファンには嬉しいこだわりが見られる豊富なコンテンツ
原作があるRPGとなると、まず気になるのが「ゲームでは、どのようなストーリーが展開されるのか」、そして「プレイヤーはどんな目線で物語を見ていくことになるのか」という点だろう。
本作でメインとして描かれるストーリーは、原作そのもの。メインストーリーを進めていくことで、原作を追体験できるような作りになっている。そしてプレイヤーは主人公である水篠旬の目線で進んでいく。
原作を知らない人のためにストーリーのあらすじをざっくりお伝えすると、次のような感じだ。
ストーリー概要
(公式サイトより抜粋)
10年ほど前、異次元とこっちの世界を結ぶ通路「ゲート」が開かれ
人類の中から覚醒した者たちが出現するようになった。
ダンジョンの魔物を狩る覚醒者たちを人は「ハンター」と呼ぶ。
だが、全てのハンターが強者とは限らない。
命懸けで低級ダンジョンに挑み続ける
「人類最弱兵器」
E級ハンター、水篠旬。
なんの取り柄もなく低級ダンジョンを周り、辛うじて生計を立てていた彼は、D級ダンジョンに隠された高難易度の二重ダンジョンに遭遇する。
そして死を迎えようとしたその瞬間、彼は特別な能力を授かる。
彼にしか見えないクエストウィンドウ!
彼しか知らないレベルアップの秘密!
クエストを完了し、モンスターを倒せばレベルアップする。
ただ一人、彼だけが!
このストーリーパートにおいて注目したいのが、縦読みマンガである原作を彷彿とさせる演出や、オリジナル3Dアニメーションを使った演出などが多分に入ってくる点だ。
本作のストーリーでは、WEBTOON(縦読みマンガ)特有の勢いのよさや緩急のギャップをゲーム映像として再現し、より迫力を増すように、シーンに合わせたさまざまな演出が取られているのだ。原作が持つ魅力を余すことなくゲームという舞台に反映していることがわかる演出となっているので、原作ファンも納得するクオリティだと感じられた。
個人的にとくに気に入ったのは、原作で主人公・水篠旬の眼前に現れるようなウィンドウがゲーム中に表示されるウィンドウのように表示されること。
これはUIデザインなど、細部に至るまで『俺だけレベルアップな件』の世界観に合わせて設計されているからこそできる表現で、ちょっと感動した。
こうした細かいデザインやこだわり抜かれた演出により、本作のストーリーではまるで『俺だけレベルアップな件』の主人公になりきったような感覚を持って追体験ができるようになっている。
ここからは本作の戦闘周りのシステムを紹介しつつ、その手触りをレポートしていこう。
まず本作のバトルはスピーディーなアクション性が楽しめるシステムが採用されている。バーチャルスティックでキャラクターを移動させ、ボタンタップでアクションを発動、そして回避ボタンを駆使してスタイリッシュに戦うといった具合だ。
アクションは通常攻撃や回避のほかスキルも多くあり、これを自由にセッティングして自分好みのバトルスタイルを作り上げていくことも可能だ。ちなみに主人公に装備させる武器種によってそのアクションの内容も変わるため、虚実がうまく交えられたリアリティと迫力が感じられた。
また先述の通り回避アクションが本作のバトルをスタイリッシュに、そして気持ち良いものにしてくれている。ここも大きなポイントだ。
本作の敵は、攻撃前にしっかりと予備動作をとってくれたり攻撃範囲が表示されたりと親切な設計になっている。こうした要素を観察することで、ジャストタイミングでの回避が可能になるのだ。そして本作ではジャストタイミングでの回避を成功させると、一定時間敵の攻撃を受けてものけぞらなくなる“スーパーアーマー”が発動したり、特殊なアクションが発動するように設計されている。
これにより本作では回避が防御策のひとつではなく、攻撃につながるアクションとして機能するようになっている。
昨今のスタイリッシュなアクションゲームによく見られるシステムではあるが、先に述べた通り敵が“気持ちよく回避を決めさせてくれるための予備動作”を見せてくれるので、他の一般的な作品よりも手軽さは上だ。
この「手軽に爽快感のアクションを決めさせてくれる」という要素も、本作の魅力のひとつと言えるだろう。
また気持ちよさという点でいくと、ボスを始めとする強敵に設けられた“BREAKゲージ”もいい味を出している。こちらはボスに攻撃を加えていくことで削れていくゲージとなっており、このゲージを削り切ると“BREAK”が発生するというもの。“BREAK”されたボスは一定時間無防備になるので、一気に攻撃を叩きこむチャンスが生まれる。
“BREAK”は、これといって狙っていかなくても発生するものなので、これもまた爽快だ。
ちなみにアクションが苦手な人のために、オートで戦ってくれるシステムも搭載されている。オートといってもプレイヤーのボタン入力も介入できるようなシステムになっているので、たとえばプレイヤーは回避操作のみに専念するといったことも可能。
移動やターゲティング、攻撃などの忙しい操作はシステムに任せ、回避という気持ちいい要素だけをつまみ食いするようなスタイルで遊ぶこともできるので、手軽に遊びたいときなどもこれを利用してみるといいだろう。
本作は主人公である水篠旬の視点でストーリーが展開していく。そのためプレイヤーが操作するのは、一部のモードを除いて水篠旬となる。
この一貫性により「育成のメインは水篠旬」という非常にシンプルな構造が実現されている。
もちろんほかのキャラクター(ハンター)が登場しないわけではない。本作では水篠旬をサポートするメンバーとして、さまざまなキャラクターたちを編成することが可能。また装備という概念もあり、これらを育成することで総合戦闘力を上げていけるようになっている。
しかしあくまでもメインは水篠旬だ。
水篠旬はおもに戦闘を通じてレベルが上がっていくようになっており、レベルが上がると能力ポイントを獲得する。プレイヤーはこのポイントを任意で割り振っていくことで、水篠旬を強化していくのである。
また原作では水篠旬は物語の進行によって転職もしていくのだが、これもゲームシステムに落とし込まれており、これもひとつの育成要素となっている。
余談だが、キャラクターや装備はガチャ、そしてバトルの報酬として獲得できる仕様だ。装備が報酬として手に入るシステムは、非常に原作らしいものであるため、ファンも納得しやすい作りになっていると言えるだろう。
ここまで簡単なレビューを添えながらゲームの紹介をしてきたが、ここで総括をしていこう。
まず確実に言えるのは、制作陣の原作愛をヒシヒシと感じるということ。とにかく徹底して原作『俺だけレベルアップな件』が踏襲されているのだ。
そもそも原作が、異世界転生ものでよく見られる“ゲームっぽさを強く感じる設定”になっているのだが、本作は「それをそのままゲームとして再現してみたらこうなりました」というものになっている。
そのせいだろうか、むしろ原作マンガを読むよりも、物語を自分のこととして体験できそうな感すらある。原作を読んだことのある人は、ぜひこの「物語と自分の境界線が曖昧になって、作品に自分が入り込んでいく」不思議な感覚を体験してみてほしい。
ただそうなってくるとひとつ気になってくるのは、メインストーリーが終わったあとにどのようなエンドコンテンツ、そしてどのようなイベント展開を用意してくれているかだろう。これについては、溢れんばかりの原作愛を持つ制作チームを信じて、情報を待つことにしよう。
ⓒ DUBU(REDICE STUDIO), Chugong, h-goon 2018 / D&C MEDIA
ⓒ Netmarble Corp. & Netmarble Neo Inc. All Rights Reserved.
※開発中のビルドです。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | アクションRPG |
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メーカー | ネットマーブル |
公式サイト | https://sololeveling.netmarble.com/ja |
公式Twitter | https://twitter.com/Sololv_ARISE_JP |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | © DUBU(REDICE STUDIO), Chugong, h-goon 2018 / D&C WEBTOON Biz © Netmarble Corp. & Netmarble Neo Inc. All Rights Reserved. |
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