『おねがい社長!』世界累計収益2億ドルを突破。日本のモバイルシミュレーションゲームにおいて3年連続で収益トップを記録

2024-02-14 12:24 投稿

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おねがい社長!

モバイルアプリゲームのデータ分析プラットフォームを提供するSensor Towerの公式ブログにて、『おねがい社長!』に関する市場分析レポートが公開された。

⇒Sensor Towerブログ全文はこちら

以下、プレスリリースを引用



『おねがい社長!』が世界累計収益2億ドルを突破、日本のモバイルシミュレーションゲームで3年連続で収益トップ

『おねがい社長!』が2024年1月に世界累計収益2億ドルを突破しました。同作はモバイルシミュレーションゲームジャンルにおいて日本で3年連続(2021年~2023年)で収益トップの座についており、RPDも堅調に推移しています。

 
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日本のモバイルシミュレーションゲームで3年連続収益トップのおね社、タイクーン/クラフトジャンルの25%の収益シェア

2020年7月にリリースされた『おねがい社長!』(IYAGAMES)は、会社経営をテーマにしたモバイルシミュレーションゲームです。IYAGAMESは香港のパブリッシャーで、複数のモバイルゲームを展開していますが、同作が収益の柱となっています。

Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、、『おねがい社長!』はリリースから3.5年を迎えた2024年1月に世界累計収益2億ドルを突破しました。同作は日本のモバイルシミュレーションゲームにおいて、2021年から2023年の3年間連続でトップのポジションをキープしています。

 
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モバイルシミュレーションには、いくつかのジャンルがあります。『おねがい社長!』は「タイクーン/クラフト」ジャンルですが、Sensor Towerでは「シミュレーター」「サンドボックス」など全6つのジャンル分けをしています。

Sensor Towerのデータによると、2023年の日本のモバイルシミュレーションゲームの市場は約3.2億ドルで、ジャンル別では「タイクーン/クラフト」がその60%以上を占めています。2位は「シミュレーター」で15%、3位は「サンドボックス」で9%と続きます。

 
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さらに詳しく見ると、2023年の日本における「タイクーン/クラフト」ジャンルの収益は2億ドル以上で、『おねがい社長!』は同期間に5,500万ドルの収益を上げています。これは「タイクーン/クラフト」ジャンル収益の約25%に相当します。

また、『おねがい社長!』はプレイヤーの平均年齢が比較的高めであることも特徴です。Sensor Towerのデータによると、日本におけるモバイルシミュレーションゲーム収益トップ3でのユーザー分布比較では、同作の45-54歳の層が最も多く、平均年齢は40歳となっています。男女比率も『タウンシップ』(Playrix)と『商人放浪記』(37GAMES)は女性が70%を占めていますが、『おねがい社長!』においては女性は40%に届きません。

 
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有名人コラボと生成AI活用の広告展開で右肩上がりのRPDを実現

『おねがい社長!』が堅調に収益を上げているのはキーファクターはなんでしょうか。1つは周年イベントが挙げられます。同作の周年イベント時では、実在のタレントを起用することが定番となっています。これまでの実績としては、1周年時に小倉ゆうか、2周年時にPPE41、3周年時に山田孝之、3.5周年時に貴島明日香と、有名タレントを起用し続けています。

この効果は収益データで確認できます。Sensor Towerのデータによると、『おねがい社長!』のリリースから2023年12月までの日本における収益推移を見ると、周年イベントが実施された7月、8月に大きな山ができていることがわかります。

 
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同作では周年時イベント以外でも実在の人物とのコラボを積極的に行っており、コラボ相手も人気声優やプロ雀士など多彩です。また、モバイルゲームではよくコラボ相手をして選ばれるアニメとも実施しており、2023年9月の『頭文字D』コラボでは高橋涼介が入手できるゲーム内イベントを展開しました。

もう1つのキーファクターは、広告です。2023年の夏ごろから生成AIを活用したと思われるクリエイティブが展開され、日本のモバイルゲーマーの間でも話題となりました。生成AIを活用したことで、クリエイティブのバリエーションを増やし、広告ネットワークに応じたクリエイティブの展開(縦画面・横画面、動画・静止画など)を行っています。

Sensor Towerのデータによると、この効果は各広告ネットワークでも確認でき、Facebook、Instagram、UnityなどのネットワークでSoV(シェアオブボイス)の増加が確認できます。

この広告は付加的な効果もあります。広告を見た人たちが、「このイラストの人は実在するのか?」と検索を始め、SNSやインターネットの世界で話題に発展するケースが確認できます。一例を挙げると、Yahoo!知恵袋では「おねがい社長!の広告に出てくる人は誰ですか?」という質問が複数あり、いずれも2023年夏ぐらいに集中しています。

積極的な有名人とのコラボやバリエーション豊富な広告展開を継続的に行うことで、『おねがい社長!』は収益の安定化に成功しています。日本のRPDはほかの市場より大きく、右肩上がりであることが確認できます。

 
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Sensor Towerのデータによると、台湾や香港市場もRPDは伸び続けているものの、日本はそれを大きく引き離しており、2023年の平均RPDは49ドルで、香港の平均RPD35ドルの1.4倍になっています。

おねがい社長!

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルシミュレーション
メーカーIYA GAMES
公式サイトhttps://www.iyagame.com/jponegai/
公式Twitterhttps://twitter.com/jponegai
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