【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#105】スマホでもPC版でも遊び心地は変わらず!デッキ構築型カードゲーム『Dominion』

2024-02-11 13:00 投稿

シンプル、ゆえに止まらない

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第105回。

今回扱うのは、ゲームの中でデッキを構築しながら勝利を目指すカードゲーム『Dominion』。

比較に使用したのはiOS版とPC版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

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【価格】
iOS:無料
Android:無料
PC(Steam):無料

『Dominion』とは
・試合の中でデッキを構築しながら戦うカードゲーム
・2~6人でのCPU戦、対人戦の両方に対応(5人、6人対戦は追加パックの購入が必要)
・追加パックの購入でさらなるバリエーションが楽しめるが、無料のままでもカードは豊富

スマホ版とPC版の違い
・ゲーム内容や操作性に差はない
・どちらもクロスプレイに対応しており、自由に対戦可能
・追加パックの値段はセールタイミングなどにより若干の差がある

財宝と領土を集めて勝利を目指せ!

『Dominion』は世界的に高い人気を誇るボードゲームであり、カードで表された財宝や領土を集めて王国を大きくしていくのが目的となっている。

ゲームを進めるなかでさまざまな効果を持つカードをデッキに加え、デッキを構築しながら戦う、いわゆるローグライトタイトルに大きな影響を与えた作品でもある。

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▲財宝カードは場のカードを購入するための資金となり、領土カードの持つ勝利点の合計値が勝敗を分けることになる。

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▲財宝や領土のほかにアクションカードというものも存在し、追加ドローやアクションカードの使用回数増加、相手への妨害などさまざまな効果を持つ。

ゲーム開始時に各プレイヤーが持っているのは、コイン1枚ぶんの価値がある“銅貨”と勝利点1点の“屋敷”、この2種類だけだ。

場には財宝、領土、アクションのカードが配置されており、手札の財宝を使ってそれらを購入することになる。

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▲場に出ているカードの左下にある値が購入コスト、右下にあるのが残り枚数。

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▲アクションカードの中にはコインを加算できるものもあり、こちらも購入の助けとなる。

基本的な流れは財宝カードで場のカードを買い集めるというごくシンプルなものだが、アクションカードの効果は多彩な効果を持っており、組み合わせ次第で1ターンに10枚以上のカードを使ったり大量のコインを集めて一気にカードを集めることも可能だ。

ゲームの終了条件はふたつあり、まずひとつは領土カード“属州”の山が空になったとき、もうひとつはそれ以外のカードの山の3つが空になったときだ。

ゲームが終了したタイミングで勝利点がもっとも高いプレイヤーが勝利となる。

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▲“属州”は購入コストが高いぶん勝利点も高い。場からなくなればゲーム終了となることもあり、勝利のカギを握るカードだ。

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▲3つの山が空になって終了となるケースも多く、各カードの残り枚数には気を配る必要がある。

財宝カードは使用しても消えるわけではなく、使用後は捨て札に行き、再びデッキに戻ることとなる。

ゲームに勝つためには勝利点を稼ぐ必要があるが、領土カードはコインを稼ぐなどの効果を持たないため、手札に来たときにはいわゆる死に札になってしまう。

そのためとくに序盤は有用な財宝やアクションを集めたいが、場にある領土カードにも限りがあるためどのタイミングで領土集めに走るかが大きな悩みどころとなる。

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▲対戦相手の勝利点などは画面上部に表示される。

無料でダウンロードした段階でもそれなりに多くのカードが登場するが、追加パックを購入すればさらなるバリエーションが楽しめる。

オフラインでCPUとの対戦もできればオンラインでほかのプレイヤーと勝負をすることも可能。始めてみるとついつい遊んでしまう中毒性があるので、デッキ構築型ゲームが好きな人は要チェックだ。

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▲デイリーで追加パックのカードを使ったゲームも体験できる。

内容、操作性ともに差はなし!

『Dominion』はスマホ、PCでゲーム内容に差はなく、基本的にカードを選択するのみというシンプルさもあってタッチ操作とも相性がいい。

配信されている追加コンテンツの内容にも差はなく、クロスプレイにも対応しているためどちらを選んでも同じように楽しめるだろう。

敢えて異なる点を挙げるとすれば、追加パックの販売価格には若干異なるところだ。本稿執筆時点でひとつひとつのパックには数十円~100円程度の差があり、全15パックのまとめ買いでは1800円ほどの差でスマホ版のほうが安くなっている。

プレイスタイルを軸に選ぶべし!

ゲーム内容や操作性にほど差がない本作だが、スマホ版はどこでも遊べる手軽さが大きなポイントとなるだろう。

外でも遊びたい人はスマホ版を、家でじっくり遊びたい、逆に外でも遊べると遊びすぎてしまう、と危惧する人はPC版を選ぶといい。

どちらもゲーム自体は無料となっているので、両方で試して追加パックの値段を見てどちらで購入するか考えるのもアリだ。

© Temple Gates Games LLC

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