【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#97】スマホ版はやや安価!ゲームを通して性格診断『Refind Self: 性格診断ゲーム』

2023-12-10 13:00 投稿

ゲームに見る自分の性格

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第97回。

今回扱うのは、アドベンチャーゲームを通して性格診断ができる『Refind Self: 性格診断ゲーム』。

比較に使用したのはiOS版とSteam版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

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【価格】
iOS:600円(税込)
Android:600円(税込)
PC(Steam):920円(税込)

『Refind Self: 性格診断ゲーム』とは
・シンプルな探索型ADVを通した性格診断
・多彩なキャラクターやミニゲーム、散りばめられた謎など単純にADVとしても魅力
・診断結果をほかのプレイヤーと比較することも可能

スマホ版とSteam版の違い
・値段はスマホ版のほうが若干安い
・Steam版はマウス&キーボードで操作
・ゲーム内容に差はなく、診断結果の比較はデバイスを問わずに行える

性格診断もゲームも楽しめる1本

『Refind Self: 性格診断ゲーム』は、シンプルな探索型のアドベンチャーゲーム。

博士に作られた人型ロボットを主人公に、周囲にあるものを調べたりロボットたちと交流したりしながら性格の分析を進めるのが目的だ。

ゲーム内で何かをしろと指示されることもなく、ゲームオーバーもない。分析が100%になるまで自由に探索をすることでクリアーとなる。

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▲ゲームを始めると大昔に作られたゲームをプレイするように仕向けられる。

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▲個性豊かなロボットたちとの交流だけでなく、落ちているアイテムを拾うといった些細な行動も分析の対象となる。画面左上にあるハートが100%まで満ちると分析が完了する。

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▲選択肢を選ぶと、ほかのプレイヤーが何を選択していたかが割合で表示されるのもおもしろい。

基本的には左右の移動と調べる(話しかける)を行うのみのシンプルな内容になっているが、調べたものによってはミニゲームが発生したり、突如としてコマンドバトルが発生することもある。

レトロなビジュアルやサウンドによってつくられる雰囲気も心地よく、性格診断と言いつつアドベンチャーゲームとしてもしっかり楽しめる。

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▲ミニゲームはひとつやふたつではなく、いろいろなゲーム性が用意されている。

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▲コマンドバトルはシンプルだが、相対するものが何者なのかといった考察要素が多く、バトルとは違う部分でも思考を巡らせられる。

分析が100%進むと性格診断が完了し、その内容によってことなる結末が描かれる。

遊びかたにもよるが、1プレイあたりは1時間程度で終えることもでき、じっくりと世界の謎を探っていくこともできれば、いろいろなパターンを試してエンディング回収を進めていく遊びかたもできる。

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▲迎えるエンディングは十人十色。一度でも見たエンディングはアルバムから確認できる。

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▲クリアー後は自身が取った行動と同じ行動をとったプレイヤーがどの程度いるかが表示される。診断数は11万を超えており、本作の人気ぶりが伺える。

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▲全23種類の性格から最大5種類が診断結果として表示される。なお、4個目と5個目の性格については2周目、3周目をプレイすることで明かされる。

2周目以降では各行動が初回プレイと同じか、初回プレイにはなかったものかといった表示も出るようになるため、また違った感覚でプレイが進められる。

また、2周目をクリアーすると初回プレイ地で診断された性格をほかのプレイヤーと比べる機能も解放される。

IDを使って特定の誰かと比べたり、複数のIDと比べてみたり、あるいはランダムな誰かと比べることも可能だ。

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▲ある程度プレイを進めると診断の進行度を遅らせるかの選択もでき、じっくりと遊ぶかサクサク進めるか選べるのもうれしい。

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▲診断結果の比較では行動シンクロ率なども表示されるので、知り合い同士で性格診断を試してみるのもおもしろいだろう。

性格診断ツールとしてユニークなのはもちろん、そこかしこに散りばめられた謎の考察も楽しめる作品なので、そのコンセプトやビジュアルなどの雰囲気が気になったらぜひ触れてみてほしい。

なお、本作を開発したLizardryは謎の言語を解析していくアドベンチャーゲームの『7 Days to End with You』もリリースしている。こちらも過去に比較記事を公開しているので、併せてチェックしよう。

値段以外の違いはほぼなし!

スマホとPC向けに配信されている本作だが、スマホ版は600円(税込)、PCは920円(税込)とスマホ版のほうが値段は安くなっている。

違いが見られるのは操作性の部分だが、PC版のマウス&キーボード操作と比べても、スマホ版が操作しにくいとは感じない。

アクション性がある一部のミニゲームについては動かしやすさに若干の差があるものの、これも誤差の範囲だ。

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▲PC版ではキーボードを使うが、スマホ版も各ボタンをタッチすれば同じように操作ができるためプレイフィールはほぼ変わらない。

作中で表示されるテキストはフォントサイズが大きくはないものの、スマホの画面で見ても読みやすさの点では問題ない。

内容や機能面についての違いはなく、IDを使えばデバイスを問わずに性格の比較もできるので、特定のデバイスにこだわる必要はないだろう。

プレイ環境&値段で判断を!

上記の通り、本作はスマホ版とPC版とで値段以外の違いはほぼない。

1回あたりのプレイもそこまで時間がかからないため、移動時間で遊びたい、またはより安く購入したい人はスマホ版がオススメ。

逆に腰を据えてプレイしたい人や、配信を行いながら遊びたい人はPC版を買うといいだろう。

⇒【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?】バックナンバーはこちら

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