【逆鱗日和Now】『モンハンNow』プレイ日記第58回　その状況は……｢落とし穴やん！｣

◆紐解かれた謎発言ｗ いま思えば－－。 おなじみ、同僚のたっちー先生が“その言葉”を初めて発したのは、『モンハンNow』で最初に行われた大型イベント、“ディアブロス襲来”のときだったと思う。これ、9月23日のことだから……もう2ヵ月近く前のことになるんだな。俺のハンターランクが40に満たない時代で、まだまだ手探りで『モンハンNow』に向き合っていたころのエピソードだ。 このプレイ日記の序盤で詳しく書いたけど、その日、俺とたっちー先生は、強力な武器の素材になるディアブロスが大挙襲来するというイベントに胸を躍らせて、 ｢どうせなら、腰を据えて安全に狩りができ、かつ、大型モンスターが発生しやすいという公園を拠点にして狩猟活動をしよう！！｣ ってんで、都内でも有数の敷地面積を誇る代々木公園にくり出していた。そして、 オスのノーマルディアブロスはもちろん……！ いまだ『モンハンNow』でもっとも希少なモンスターであるディアブロス亜種とも遭遇し、ふたりして｢一狩いこうぜ！｣の呼びかけを見つけるやいなや飛び込んでは、 ｢うわあああああ！！！！＞＜｣ ｢いやあああああ！！！！＞＜｣ 勇ましい鬨の声を上げながら（悲鳴じゃねえか）、ディアブロスを狩りまくっていたのだ。 そして、代々木公園周辺にいたディアブロスを狩り尽くし、ひと息ついたところで、たっちー先生が目をキラキラと輝かせながらこんなことを言ったのである。 ｢なあなあ！ ハンターランクが高い人ってスゴいな！！ たびたび“落とし穴”を作ってディアブロスをハメてんの！ あれ、どうやって調合してんの？？ わしも作りたい！！｣ これは……じつに面妖で不思議な発言であった。 まだハンターランクが40に満たなかった時代とは言え、使えるアイテムなどの知識はひと通り身に付けたはず……。そんな俺の中では、“『モンハンNow』ではいまのところ、アイテムの調合などはできない”が確固とした“常識”となっていた。ゆえに、たっちー先生の言う落とし穴なんて、そもそも｢作ろう！｣なんて考えたことすらなかったんだけど……？ しかし、俺がまだその段階に到達していないだけで、高ランクになればそんな要素がアンロックされるのかもしれん。なので俺は首をかしげながらも、全否定はできずにつぎのように応じたのである。 ｢え、マジで？？ そんなことできるのか……！ いや、もしかしたら課金アイテムであるのか……？？ 俺のデータではアンロックされていないけどさ｣ たっちー先生、我が意を得たりとばかりに、ついばみをくり出すイャンガルルガのように首を激しく上下させた。 ｢だよな！！ てことは今後、あの光るヤツ（閃光玉と思われる）とかも作れるようになるんかね？？ そしたらおもしろいなーーー＾＾｣ あーーー！ 確かに……！ 『モンハンNow』の刹那の狩猟に、狩りアイテムが導入されたらバランス調整がめちゃくちゃたいへんそうだけど……たっちー先生曰く｢落とし穴を見た！｣とのことだから、開発は最初から想定していたのかもしれないなーーー。 ……なんて会話がありつつも、俺はいつまで経っても落とし穴を使うハンターに出会うことがなかった。 気づけば自分のハンターランクも、あのとき｢すげえツワモノたちがいる！！((ﾟДﾟ；))｣と恐れおののいたハンターランク50を遥かに超え、いまや100に達しようとしている。しかし、いまだ俺のデータで落とし穴はアンロックされず、剝き身の身体ひとつでの狩猟を余儀なくされているのであった。 そんな、11月のある日。 角満事務所の出社日を利用して、たっちー先生と協力プレイをすることになった。彼女はずっと、｢ディアの弓を強めたい！！｣とうわ言のようにわめいていたので、俺はこの日に合わせて数匹のディアブロスにペイントボールをぶつけ、事務所まで連れてきていた。 ｢いいねいいね！！ やろやろ！！｣ スキップする勢いで狩猟に参戦してきた相方とともに、ディアブロスと対峙する。あのときは★5の個体ですら手を焼いていたが、いまでは★7ともソロで渡り合えるほどの戦力を身に付けているのだ。なので……狙いを定めて！！ ザッバァ！！！！ よし！！ ディアブロスが地面に潜った瞬間を見切って大火力の攻撃を当てて、“穴ハメ”の状態にしたぞ！！ これでしばらく、攻撃し放題じゃ！！ しかし……！ 地面から上半身だけを突き出したディアブロスを見て、たっちー先生が堰を切ったように騒ぎ始めた。 ｢ちょ！！ オマエ！！ いつの間に！！！｣ なんだなんだ。何が起こったんだ？？ 半ばキレかけているたっちー先生は、ディアブロスを攻撃しながらつぎのように言ったのだ。 ｢オメー、落とし穴使えるんじゃん！！！（怒） 課金アイテム！？ それとも調合できるようになったの！！？ 作りかた教えてよ！！！ 何をひとりで情報独占してんねん！！！（激怒）｣ え。 こ、これ、落とし穴じゃないんですけど……((ﾟДﾟ；)) え……ええ！？ も、もしかしてあのとき言ってたのって……！！ ｢ちょ、ちょっと待て。キミが言ってた落とし穴って、もしかして……コレ？？｣ 震える声で確認すると、たっちー先生は鼻息荒く首肯した。 ｢当たり前やろ！！！ コレやコレ！！！ キサマ、できるようになったこと、よくも黙っててくれたなあ！！（怒）｣ ……って、これ落とし穴じゃねぇよぉぉおおおお！！！ｗｗｗ そうなんです……ｗ たっちー先生、穴ハメ状態にされたディアブロスを見て、 ｢『モンハンNow』、落とし穴あるんじゃん！！！｣ と信じて疑わず、今日の今日まで、 ｢早くわしも、落とし穴使えるようにならないかなぁ～～～＾＾｣ とワクワクしながら待っていたというのだ……。いや確かに、落とし穴にハマって見えるけどさ……ｗ ｢でも、相手がディアブロスのときしか見たことないねん。やっぱりみんな、強敵相手のときしか使わないんやな。貴重なアイテムや！！｣ 彼女に真実を告げていいものかどうか、いまも悩み続けている。 続くｗ

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