先行、差しが優勢に

『ウマ娘』にて2023年4月13日から開催されるチャンピオンズミーティング“アリエス杯”。

本記事では、グレードリーグのA決勝を想定した、ルームマッチでのランダム50戦（4月中旬計測）のデータを掲載。育成度合やトレンドの参考にしてほしい。

⇒検証に使用したウマ娘はこちら

アリエス杯予想まとめ

ウマ娘の採用率（対象300体/100プレイヤー）

※検証用ウマ娘は除く

前半の計測と同じく、サトノダイヤモンド（和服）がとくに人気。ナリタブライアン（新衣装）、ミスターシービーも多数確認できた。

またナリタタイシンの採用数が大幅に増加。固有イベントでステータスを高く仕上げやすいことも関係していると思われる。

4月10日に新登場したサクラローレルも採用上位に。長距離特化の性能から、本戦でも多く姿を見かけることになりそうだ。

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キャラ勝数（50戦）

1位ウマ娘の脚質分布

検証用も含めるとナリタブライアン（新衣装）の勝数がもっとも多かった。

“本領発揮”の上位である“怪物（進化：渇望する怪物）”は、条件である「レース終盤目前に先頭か先頭から4バ身以内」に確実性がないものの、性能自体は強力。マッチング次第では有利に働きやすかった。

前半の計測では追込がとくに有利で逃げが不利だったものの、今回は先行・差しの勝数が同等、追込が大きく勝率を落とし、逃げは微増という結果に。

特定脚質が極端に強力な環境ではなくなったため、勝敗は相手チームの脚質によるマッチング運も絡んでくることになりそうだ。

1位ウマ娘のステータス平均とスキル保有率（先行）

※集計対象のべ15体。うち検証用ウマ娘8勝

先行はナリタブライアン（新衣装）が一強。ただし終盤加速として強力な“怪物（進化：渇望する怪物）”の発動にはマッチング運も絡みやすい。たとえば他の自陣を大逃げ+逃げといった形にすると、発動が妨げられやすい点には注意したい。

1位ウマ娘のステータス平均とスキル保有率（差し）

※集計対象のべ16体

サトノダイヤモンド（和服）は有効加速である“無我夢中（進化：無我の境地）を取れるため、今回の差しの中では突出して優秀。

ほかの差しに関しては“無我夢中”が必須となるため、取得先のSSRシンボリクリスエス（スタミナ）の編成が前提に。

サトノダイヤモンド（和服）を除いた差しはデッキ選択の幅が狭まるため、手持ちサポカが揃っているプレイヤー向きと言える。

1位ウマ娘のステータス平均とスキル保有率（追込）

※集計対象のべ11体。うち検証用ウマ娘1勝

追込はミスターシービーとナリタタイシンが2強。

ナリタタイシンはシニア3月後半に発生する固有イベントに、赤女神（ダーレーアラビアン）の叡智を合わせることで大幅なステータス＆スキルPtアップが可能なことから、高査定の個体が目立った。

なお勝利したナリタタイシンは、SSRマチカネフクキタル（スピード）を利用した育成が大半。同カードは全体的なステータスの底上げが可能かつ、レースボーナスも高めに保ちやすいこともあり、ナリタタイシンの育成とは相性がよい。

1位ウマ娘のステータス平均とスキル保有率（逃げ）

※集計対象のべ7体

逃げの勝率は他脚質より落ちるものの、前半の計測より上昇。大逃げ1+逃げ2といった編成も散見し、バ群を伸ばすことで後方脚質の差し切りを阻止することにも期待できる。

出走させる場合、加速として機能するセイウンスカイ（新衣装）の“Do Ya Breakin!”、キタサンブラックの“勝ち鬨ワッショイ！”は覚えさせておいたほうがいいだろう。

検証に使用したウマ娘

ナリタブライアン（先行/勝率16％）

ナリタタイシン（追込/勝率2％）

和服サトノダイヤモンド（差し/勝率0％）