【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#50】値段以上の遊び応えが楽しめる高難度アクション『Downwell』

2023-01-15 13:00 投稿

落ちて死んで落ちて死んで

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第50回。

今回扱うのは、レトロなドット絵で描かれる2Dジャンプアクションの『Downwell』。

比較に使用したのはiOS版とプレイステーション4版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

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【価格】
iOS:480円(税込)
Android:320円(税込)
ニンテンドースイッチ:500円(税込)
プレイステーション4:509円(税込)
Xbox:350円(税込)
PC(Steam):350円(税込)

『Downwell』とは
・井戸のなかを下に落ちていく2Dジャンプアクション
・靴型兵器のガンブーツでジャンプ中は下に向けて射撃が可能
・ワンコインと安価ながら難度は高く遊び応えたっぷり

スマートフォン版と他機種版の違い
・ゲーム内容は同一、販売価格もほぼ同額
・スマホ版は縦画面構成、他機種版はプレイ画面の左右にHPなどを表示
・スマホ版のタップ操作はやや誤操作の可能性アリ
(スマホ版もコントローラ操作に対応)

ジャンプと左右の移動だけで挑むアクション

『Downwell』は、左右の移動とジャンプボタンのみを使い、プレイのたびに形を変えるステージを下へ下へと落ちていく2Dジャンプアクションゲーム。

死ねば完全にリセットされて最初からとなることもあり、かなり手応えのある難度設定で、アクションゲーム好きであれば熱中できるであろう作品だ。

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操作キャラはガンブーツという靴型の兵器を装着しており、ジャンプ中に撃てる射撃や踏み付けを使って戦うこととなる。

ジャンプ中の攻撃は画面上部に白いバーで表示されているデンリョクを消費して行い、敵の攻撃だけでなく落下速度の緩和にも使うことができる。

基本的には下に進んでいくが、道中では横穴が開いていることもあり、ランダムに出現する武器をゲットして射撃のタイプを変えることも可能だ。

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▲武器はHP回復またはデンリョクの最大数アップの効果とセットになっており、武器よりも回復などを優先して取得することもある。

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▲エリアを突破するごとにランダムなアップグレードから1種類を選んで獲得できる。

敵を倒したり一部のブロックを取得するとゲーム内通貨であるジェムが手に入り、横穴のなかに出現するショップで回復アイテムなどを購入できる。

また、着地せずに連続で敵を倒していくと撃破数に応じたボーナスが獲得でき、ここでもジェムを稼ぐことが可能だ。

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死亡時には稼いだジェムがポイントとして溜まっていき、一定量集めるごとに画面の色調を変化させるパレット、メリットデメリットを発生させるスタイルなどが解放されていく。

スタイルは横穴で武器やショップを出やすくするもの、初期体力を増やすものなどがあり、初期状態に比べてプレイ方針を絞りやすくなっている。

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▲スタイルによって操作キャラクターのモーションも微妙に変化する。

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▲パレットには某携帯ゲーム機を思わせるGBOY、立体感を楽しめるような気がするVBOYなど遊び心のあるものも存在。

基本的には初期体力が4と少な目なうえに、ゲームスピードがそれなりに速いため序盤は最初のステージである3エリアを突破できないこともしばしば。

しかし道中の攻略はとくにルールがないので、敵を処理しながら少しずつ下りていくか、それとも敵を無視して一気にゴールを目指すか、自分なりの最適解を探していくのも楽しい。

難度は高いがコンボを続けられるようになると独特の快感があり、(早くゲームオーバーになるうちは)プレイ時間も短いので、くり返し遊んでしまう作品だ。

違いは画面構成と操作性

『Downwell』はスマホ版、他機種版でゲーム内容に違いはなく、値段もデバイスによって若干異なるが、いずれもワンコイン程度の安い金額で購入できる。

わかりやすい違いとしては、スマホ版が縦長の画面構成であるのに対し、他機種版ではHPやデンリョクのゲージが画面左右に割り振られた表示になっている点が挙げられる。

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プレイしていて感じる最大の違いは、やはり物理コントローラとタッチパネルによる操作との操作性の違いだ。

スマホ版が極端に動かしづらいということもないが、物理ボタンに比べるとタップ位置が想定とずれて移動しない、逆方向に移動してしまうといった事故が起きる可能性は高い。

ただしスマホ版もコントローラ操作には対応しているので、スマホと接続できるコントローラさえ持っていれば問題はないだろう。

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▲そもそもの難度が高いので、誤操作でダメージを受けてしまうと悔しさも倍増。基本的にはコントローラ操作がオススメだ。

操作の選択肢を増やす意味でスマホを選ぶのもアリ!

『Downwell』はゲーム内容、価格にほぼ差がないため、どのデバイスで遊ぶかを選ぶ際のポイントは画面構成と操作性のふたつに絞られるだろう。

タッチ操作は誤操作の可能性があるものの、プレイしていてつねにストレスを感じるようなものではなく、対応のコントローラを接続すればボタン操作も可能となる。

ある意味でタッチ操作がスマホ版の独自要素とも言えるので、操作感の異なるプレイを二重に楽しめる、と考えればある意味でスマホ版のほうがお得だ。

腰を据えてコントローラ操作で挑む場合は他機種版、外出先などでも挑戦したい場合、あるいはタッチとコントローラのふた通りで遊びたい場合はスマホ版を選ぶといいだろう。

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