『ピクミンブ ルーム』のNianticが提案する新たな“遠足”への挑戦と原点を超える体験の始まり

再構築されるフィールドへ

『Ingress』や『ポケモンGO』、そして『ピクミン ブルーム』など、世界を舞台にした位置情報ゲームアプリを開発・提供しているNianticの原点『Field Trip』をどれくらいの人が覚えているだろうか。

名所やショップなど各スポットに登録されている情報を参考に街歩きができるアプリとして2012年にリリースするも、記録的な成果にはつながらず2015年あたりから更新が止まり、その後2019年にはサービスが終了している。

あれから3年、『Field Trip』の理念を継承したとも言える新たなプロジェクトが発表された。

本記事ではNianticから届いたメッセージを紹介。

どういったアプリになるのか、そのヒントを探っていく。

つぎなる遠足の準備を始めよう

世界に目を向け探索するモチベーションを高める“Adventures on Foot”というミッションをもとに、Nianticはこれまで『Ingress』や『ポケモンGO』、『ピクミン ブルーム』などの位置情報アプリを開発。

それらすべての原点にある『Field Trip』が2019年にサービスを終了した際、アジア統括本部長である川島優志氏は“いったんの終わり”、そう筆者に語っていた。

■『Field Trip』開発の経緯と終了への想い

『ポケモンGO』の原点『Field Trip』開発の経緯と終了を決めた理由をNianticアジア統括本部長に訊く

“いったんの終わり”

当時、この言葉に再起を計画していると感じながらも詳細には触れられず。本日公開されたのがその新たなプロジェクトということだ。

ただし、Nianticでは『Field Trip』の再構築するプロジェクトを『Field Trip 2.0』とは呼ばず、前作とはまったくことなる体験を目指したものだと宣言。

これを“Project Truffel ”と呼び、『Field Trip』リード・ソフトウェアエンジニアでもあったLeif Wilden氏を交えた小規模なチームで取り組んでいることを明かしている。

■Project Truffel PV

From @NianticLabs – a new way of exploring the world around you. Truffel is a shared map where you and your friends pin the places that you love. Calling early explorers to join the test that will feature prizes and exclusive event invites. Early access: https://t.co/NTlNQApaaO pic.twitter.com/sFQQa1gU6J

— Truffel (@TruffelTalk) November 17, 2022

なお、今年末にアルファテストをテキサス州オースティンで始める予定であり、すでに登録サイトもオープンしている。

オースティン以外の地域から登録も可能なので、情報をいち早く手に入れたいユーザーは規約を確認のうえ参加を検討してほしい。

■登録サイトはこちら

P.N.深津庵
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