【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#41】スマホ版は無料、スイッチ版には爆弾が追加!『ブレイクスクールシミュレーター』

2022-11-06 13:00 投稿

校舎の窓ガラスを壊して回った、どころではない

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第41回。

今回扱うのは、学校をひたすら破壊して楽しむ『ブレイクスクールシミュレーター』。

比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

20221105_ブレイクスクールシミュレーター (1)

【価格】
iOS:無料
Android:無料
ニンテンドースイッチ:1980円(税込)

『ブレイクスクールシミュレーター』とは
・ひたすら学校を壊して遊ぶシミュレーター
・物を壊して素材を集めて武器を鍛えてまた壊す
・自分で学校を作って公開する機能も搭載

スマートフォン版とニンテンドースイッチ版の違い
・スマホ版は無料だが広告再生多し
・一時的な攻撃力アップなどに使う神玉はスマホ版のほうが入手は容易
・スイッチ版には特殊武器の爆弾が追加

学校を粉砕してストレス発散!

『ブレイクスクールシミュレーター』は、名前の通りひたすら学校の破壊を行うゲーム。

ストーリーやゴールはとくになく、ひらすらに破壊を行いつつ、物を壊して得られる素材や部費を使って武器や防具を強化していくやり込みを楽しむタイトルだ。

なお、言うまでもないが本作で描かれる破壊行為は現実では御法度。破壊はゲームでのみ楽しもう。

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操作はいたってシンプルで、画面左側で移動操作を、画面右側でカメラ操作、右下のボタンで攻撃とジャンプを行う。

学校内の机や窓ガラス、校舎の壁から外を走る車両、さらには生徒たちまでも破壊(?)することができ、破壊したオブジェクトに応じて素材や部費が獲得できる。

ただしオブジェクトによって耐久力が異なり、オブジェクトによっては攻撃力が一定以上ないとダメージを与えることすらできないこともある。

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▲壁や柱、一部の特殊なオブジェクトなどはとくに固い。

壊したオブジェクトから集めた素材を使えば武器をクラフトすることができ、これにより攻撃力が上がっていく。

オブジェクトを破壊して素材を集め、クラフトで武器を作ってさらに壊せるものを増やしていく、というのが基本の流れだ。

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▲同じ武器のクラフトを重ねると必要な素材も増えていくが、攻撃力の伸びも大きくなっていく。

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▲部費を使うと攻撃力や防御力、クラフトの素材数削減やドロップ素材数増加などの項目を強化できる。

本作には学校レベルなる概念が存在し、これによってオブジェクト全体の耐久力や得られる素材の量などが変化する。

学校レベルを上げるには試験に挑み、制限時間内に全オブジェクトを破壊する必要がある。

序盤は攻撃力を確保すれば問題ないが、次第にこちらを攻撃する生徒も登場するので、防具をクラフトして防御力を確保することも重要になってくる。

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▲攻撃力が足りないと時間内に破壊ができず、防御力が足りないと破壊する前に破壊されてしまう。

学校レベルを上げていけば獲得できる素材が増え、武器や防具の強化をより効率よく進めることができる。

学校レベルは自由に下げることもできるので、ある程度プレイを進めてからレベルを下げれば校舎すべてを破壊し尽くすことも可能だ。

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▲壁や柱まで破壊できるようになるとかなりカオスなことになる。

また、本作には自分で学校を作成、公開する機能も搭載されている。

自由にオブジェクトを配置できるため、学校を作り込むもよし、ゲットしたい素材が手に入るオブジェクトを大量に配置して稼ぎに特化するもよしだ。

前述の通りゴールなどはない作品なので、気が向いたときに好きなだけ破壊をくり返して楽しむといいだろう。

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▲学校作りの操作には慣れが必要だが、素材稼ぎステージを自作できるのは便利。

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▲操作キャラの外見も服装や髪型、髪色なども編集できるので、好みの姿で破壊を行おう。

広告表示の有無や追加武器、マップ調整などの違い

『ブレイクスクールシミュレーター』のスマホ版、スイッチ版の違いとしてまず大きいのは値段設定だ。

スマホ版は無料だが定期的に広告が挿入され、スイッチ版は有料なので当然広告は入らない。

スマホ版の広告はゲームスタート時や後述する宝箱の回収時、プレイ中に一定時間が経過するたび、とそれなりに高い頻度で再生されるので、広告表示を避けたい場合はスイッチ版がオススメだ。

宝箱はスマホ版のみ学校内にランダムで出現し、破壊すると大量の素材を獲得できる(広告再生で入手素材が増加)。

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スマホ版では広告の再生により、一部アイテムのクラフトや一時的なバフの獲得に使用する神玉を手に入れることができる。

神玉は一定数のオブジェクト破壊などのミッションをこなすことでも入手できるが、広告再生で獲得できるスマホ版のほうが確保は容易だ。

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操作キャラの着せ替えに使用するアイテムは、着せ替えガチャによって入手するが、こちらの仕様もスマホ版とスイッチ版とで異なっている。

スマホ版は神玉を使ってガチャを回すが、スイッチ版は一定時間ごとにガチャを回せるようになる。

ここに関してはどちらが回しやすい、というほどの差はないので、とくに気にする必要はないだろう。

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▲画像はスイッチ版。リソースを消費せずに回せるが、そのぶん待つ必要がある。

スイッチ版独自の要素として追加されているのが、爆弾の存在だ。

初期装備の爆弾は足元に設置され、一定時間後に爆発して周囲に大ダメージを与える。

装備している武器とは別枠で管理されるので、武器を振り回しつつ爆弾を設置すればさらに効率よく校舎を破壊していくことができる。

また、学校レベルの最大値を上げるたびに爆弾の種類も追加され、敵の動きを止めるものや回復できるもの、前方に投げられるものなど、多彩な爆弾が登場する。

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▲画像はスイッチ版。回復爆弾は防御力を補う手段にもなる。

ストレスフリーに楽しみたいならスイッチ版!

スマホ版なら無料でプレイできる『ブレイクスクールシミュレーター』だが、前述の通り広告の再生頻度が高く、ときにはクラフト画面を開いて閉じただけで広告が流れることもあった。

思い切り学校を破壊してストレスを発散したい本作だが、その合間合間に、読めないタイミングで広告が挿入されるとむしろストレスを感じてしまう可能性が高い。

ストーリーなどがないぶんボリュームはやや控えめだが、学校を自作したりほかのプレイヤーが作った校舎の窓ガラスを壊して回ったりすればたっぷりと遊べるだろう。

執筆時点ではスマホ版、スイッチ版ともにある程度の学校が作成、公開されているので、その点ではどちらで遊ぶのもアリだ。

まずは無料版を触ってプレイ感を確かめ、広告なしで遊びたいと思ったらスイッチ版を購入するのがいいだろう。

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