【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#32】スマホ版は無料で広告削除も可能!ノスタルジックな謎解きアドベンチャー『TETRA』

2022-09-04 13:00 投稿

謎解きが苦手な人でも遊びやすい

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第32回。

今回扱うのは、謎解きアドベンチャーゲームの『TETRA』。

比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

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【価格】
iOS:無料(動画広告あり)
ニンテンドースイッチ:990円(税込)

『TETRA』とは
・2Dイラストの謎解きアドベンチャー
・ヒントのガイドで謎解きが苦手でも進行は容易
・テキストやイラストが作るノスタルジックな雰囲気

スマートフォン版とニンテンドースイッチ版との違い
・スマホ版は無料+動画広告
・スイッチ版では各ステージに謎解きが追加
・スマホ版は縦画面、スイッチ版は横画面

ヒントを見るのが負けではない

『TETRA』は、どこかノスタルジーを感じさせる世界を探索する謎解きアドベンチャーゲームだ。

ステージごとに謎を解きながら進行し、表示されたオブジェクトをタッチして仕掛けを解いたり、登場人物からキーアイテムを譲り受けたりして閉ざされた扉を奥を目指していくことになる。

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謎解きの多くは言語に関わらないものだが、ステージ開始時やクリアー時、そしてヒントとなるテキストには物語性を思わせる言葉が散りばめられている。

謎解きゲームと言えばヒントを見ずに解きたくなるものだが、本作に関しては敢えてヒントを見てテキストを楽しむのもひとつの正解と言える。

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▲開始時とクリアー後にはモノローグが流れ、ゴール地点にいる少女も意味深げな言葉を残す。

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▲ヒントとして表示されるテキストは謎解きの解きかただけでなく、その世界に降り立った主人公の手記にもなっている。

謎解きなのでプレイ時間は人によるが、1ステージあたりのボリュームは短くなっており、ヒントを読めばサクサクと(後半はヒントを見てある程度考える場面もあるが)クリアーできる。

前述のテキスト要素もあってヒントを見ることに後ろめたさがない、どころかヒントを読むことが推奨されているとも考えられる作品なので、謎解きが得意でない人でも楽しみやすい作品と言えるだろう。

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▲同じステージが姿を変える要素もある。

スマホ版は無料、スイッチ版は謎が追加

『TETRA』はスマホ版とスイッチ版が配信されているが、両者はまず販売形態が異なる。

スマホ版は無料でダウンロードでき、その代わりにヒントを表示するタイミングなどで動画広告が再生される。

課金によって動画広告をなくせるのは一般的な仕様だが、本作は課金の代わりに広告を一定回数再生することでもその後の広告表示をなくすことができる。

また、同様に課金あるいは一定回数の広告再生により、設定資料やボツイラストなどを見られるようになる。

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一方でスイッチ版はソフト自体が有料なこともあり、ヒントは自由に閲覧できる。

また、スイッチ版独自の要素として各ステージに少しずつ謎が追加されている。

全体的にボリュームが増加しているほか、縦画面で進めるスマホ版から横画面に変更されており、同じ場面でも少し違った景色が広がる(それ自体は謎解きに影響しない)。

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スマホ版では課金か広告再生によって閲覧可能になる設定資料集などは、スイッチ版ではゲームクリアー後に解放されるなど、細かな部分でも違いがある。

操作性に関しては、スイッチ版はタッチ操作が可能なほか、スティックとボタンを使った操作も可能。

とくにどちらが動かしやすい、動かしにくいということもないので、ゲーム性や操作性の差はないと考えていいだろう。

無料で遊ぶならスマホ、広告を見ないならスイッチ

『TETRA』のスマホ版とスイッチ版で大きく違うのは、やはり販売形態の部分。

スマホ版はダウンロードは無料で、その後のヒント表示などに必要な広告も、一定回数の広告表示で削除することが可能だ。

スイッチ版は有料だが、そのぶん謎も追加されており、もちろん広告要素も最初から入っていない。

スマホ版で広告削除や設定資料などを課金によってアンロックする場合、スイッチ版と値段はそこまで変わらないので、広告を表示することに抵抗がある、あるいはその時間が惜しい人はスイッチ版を選ぶといいだろう。

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