2022年上半期のおもしろゲームをまとめて紹介|ファミ通App的ベストゲームはこれだ!
2022-08-13 15:00 投稿
編集部が選ぶおすすめゲーム
レッドオーシャンと言われて久しいスマートフォンゲーム市場ですが、まだまだその勢いは留まることを知りません。その証拠に、2022年上半期(1月~6月末)だけでも160本以上のスマートフォンゲームアプリが日本国内向けにリリースされました。
ここではそんな数あるアプリの中から、ファミ通Appの編集部員、ライターなどが選んだ2022年上半期時点でのベストアプリたちをご紹介します。
もしこの中にまだ触ったことのないタイトルがあったら、ぜひプレイしてみてください。
《目次》
・ベストゲーム2022(上半期)
・RPG部門
・アクションRPG部門
・シミュレーションRPG部門
・FPS部門
・カードゲーム部門
・リズムゲーム部門
・有料ゲーム部門
・インディーゲーム部門
ベストゲーム2022(上半期)
ヘブンバーンズレッド(Wright Flyer Studios)
『AIR』や『CLANNAD』など、数々の名作を手掛けたKeyの麻枝 准氏が原作・シナリオを担当し、ソロゲームとして評価の高い『アナザーエデン』のWright Flyer Studiosが開発したスマホ、Steamで遊べるRPG。麻枝氏がゲームを手掛けるのはじつに15年ぶりとのことで、事前登録期から期待の高かった本作だが、配信されるや否や多くのプレイヤーの心を掴んだ。
舞台は人類が敗退し、謎の生命体“キャンサー”に多くのエリアを支配された地球。キャンサーへの攻撃手段となる決戦兵器“セラフ”が開発され、それを操る才能を持つ少女たちはセラフ部隊となり、キャンサーとの戦いに身を投じていくことになる。
そんなシリアスな世界観であっても、主人公の茅森月歌(かやもり るか)はじめ、キャラクターは皆個性に溢れており、彼女を通じてセラフ部隊の少女たちとの仲を深めていく。
RPGとしてだけでなく、アドベンチャーゲームとしての魅力も兼ね備えており、学園コメディのようなタッチで書かれるキャラの会話に、最初はほっこりしたり、思わず笑ってしまう場面も多々あり。ついここがシリアスな世界であることをつい忘れてしまいそうになるが、物語は徐々に“泣きゲー”としての本性を見せていく……。テキストのみならず音楽や演出も相まり、終盤は涙無しではプレイできないだろう。
また、ランキングや対人戦といったソーシャル要素が無いため、自分のペースでストーリーや育成を楽しめるのも魅力。バトルはターン制で、DP(デフレクタ)が0になると回復できないHPにダメージを受けるなど世界観とマッチしたシステムをとっている。考えることが意外と多く、やりこみ要素も十分だ。
©WFS Developed by WRIGHT FLYER STUDIOS © VISUAL ARTS / Key
RPG部門
ヘブンバーンズレッド(Wright Flyer Studios)
『ヘブンズバーンレッド』は大賞に選出させていただいたが、RPG部門として見ても外せないタイトル。ゲームの詳細は上の大賞(ベストゲーム)の箇所を参照してほしい。
オリエント・アルカディア(Qookka Entertainment Limited)
三国志など東洋の歴史に登場する英雄が活躍するRPG。最大の特徴は“育成の常識を変える”というキャッチコピーの通り、キャラではなく“編成の枠”を育成するという斬新な育成システム。このシステムのお陰で入手したばかりのキャラもすぐ即戦力として使用でき、自由度の高い編成が楽しめるようになっている。
声優陣も豪華で、女性声優では花澤香菜さん加隈亜衣さんなど、男性声優では梶裕貴さんや櫻井孝宏さんなど、今をときめく人気声優が出演している。そのためメンバーの大半が女性のギルドもあるとか。
育成が手軽で戦闘もオートなため、“時間のないゲーマー”にこそ遊んでもらいたい作品だ。
©Qookka Entertainment Limited. All Rights Reserved.
夢職人と忘れじの黒い妖精(ジークレスト、bilibili)
『夢王国と眠れる100人の王子様』の世界観を継承したジークレストの最新作。‟マイスター”と呼ばれる職人達の身に起こった不可解な事件を機に、主人公は彼らとともに旅に出ることに。マイスターと、謎の‟黒い妖精”。彼らと関わり合いながら物語は進んでいく。
美しいキャラクターのビジュアルは覚醒するごとに鮮やかになっていく。“太陽覚醒”、“月覚醒”のどちらかを選ぶことができ、異なる雰囲気のイラスト、シナリオを楽しめる。最高レアリティ、レベルマックスまで強化させることでホーム画面にアニメーションとして設定できるようになり、推しの姿を思う存分楽しむこともできる。
©bilibili ©GCREST
アクションRPG部門
聖剣伝説 ECHOES of MANA(スクウェア・エニックス)
歴代シリーズのキャラクター同士のクロスオーバーに、本作オリジナルキャラクターが加わることで、新たな『聖剣伝説』の物語を楽しめる2DアクションRPG。プレイヤーは男主人公か女主人公どちらかを選び、マナの女神の声に導かれるがまま『聖剣伝説』シリーズの世界に冒険に出ることになる。最新グラフィックながら懐かしいぬくもりが感じられるビジュアルも魅力的。
シリーズの特徴であるフィールド内で動ける自由度の高いアクションもスマホにあわせて実現。フルオートモードなど、スマホに合わせたシステムも搭載されている。成長軸も多く、装備の強化などやりこみ要素も盛りだくさんだ。
© 2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. Developed by WRIGHT FLYER STUDIOS
Disney ミラー・ウォリアーズ (Kabam Games)
本作はディズニーやピクサーのキャラクターたちが、ミラーバースと呼ばれる並行世界を虚像から守るために戦っていく3Dアクションゲーム。
各キャラクターに必殺技や攻撃モーションが用意されているため、アクションとしてのこだわりが感じられる上に手触りもよく、回避と攻撃をしているだけでも楽しさを味わえる。歯ごたえのあるコンテンツも多く、キャラクター育成とアクション、どちらも楽しめる作品となっている。
また、世界観に合わせてキャラクターたちが本作独自のデザインとなっている点も本作の魅力のひとつ。見覚えのあるキャラクターたちから、いつもとは違った雰囲気を感じられるようになっているので、ぜひビジュアルにも注目してほしい。
©DISNEY. ©DISNEY/PIXAR. DISNEY MIRRORVERSE SOFTWARE ©2022 KABAM GAMES, INC., A NETMARBLE COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED.
シミュレーションRPG部門
コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ(DMM GAMES、f4samurai)
言わずと知れた名作アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』の原作をなぞりつつ、異なるストーリーを楽しめるファン待望の本作。プレイヤーは男女どちらかを選んで、オリジナルの主人公として『コードギアス 反逆のルルーシュ』の物語に関わっていくことになる。原作アニメを知っている人でも先を見たいと思わせる、作りこまれた世界観やストーリーは健在。メインストーリーは絶賛更新中なので、ぜひとも物語の結末まで見届けたいところだ。
ナイトメアフレームを駆使して戦うタワーディフェンスバトルも歯ごたえあり! ゲーマーとして満足感のあるシステムとなっている。
©S/PLG CD©CLAMP・ST
FPS部門
Apex Legends Mobile(エレクトロニックアーツ)
プレイしていない人でも、名前くらいは聞いたことがあるであろう話題作『Apex Legends』のモバイル版。さまざまな能力を持ったキャラクターを選び、3人1組で戦場へと赴いて最後のひとり(1チーム)になるまで戦うバトルロイヤルゲームだ。FPSゆえの操作の難しさは、設定からボタンの配置を自由にいじることができるため、かなり緩和されている。
また、他のプラットフォームでは未実装のキャラクターが実装されたりと、独自要素も充実。モバイル版だけでしか体験できない『Apex』を楽しもう!
カードゲーム部門
遊戯王マスターデュエル(KONAMI)
世界でもっとも販売枚数の多いトレーディングカードゲーム『遊☆戯☆王』が待望のアプリ化。約7000種類も用意されたカードから自分好みにデッキを構築し、オンラインバトルを楽しもう。
友人同士の対戦はもちろん、全国のプレイヤーと対戦することも可能。勝利を重ねていけばランク帯もアップし、より強いプレイヤーと対決できる。
また対戦だけではなく“ソロモード”も実装されているため、初心者でも『遊☆戯☆王』の基本を学ぶことができ、マイペースに練習もできる。デジタルだからこそできるおもしろさが詰まった、『遊☆戯☆王』アプリの決定版と言えるだろう。
©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI ©Konami Digital Entertainment
リズムゲーム部門
DEEMO II(Rayark)
2013年にリリースされ、大ヒットした『DEEMO』の続編。
『DEEMO』シリーズ最大の魅力である“ただプレイするだけで、気持ちよくピアノを弾いているような感覚が得られる”という点は変わらず。ゲームオーバーなく誰もが気持ちよく、優しいピアノ楽曲を演奏できるリズムゲームとなっている。
なお前作と大きく異るのは、ストーリーにセリフとボイスが付いている点。前作はストーリーが明確に語られることなく展開していたが、本作には明確にストーリーがあり、キャラクターを操作してストーリーを進めていくシステムが追加されている。
©2022 Rayark Inc. DEEMO II® All rights reserved.
有料ゲーム部門
ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ(スクウェア・エニックス)
ブロックで構成された初代『ドラゴンクエスト』の世界を舞台に、モノづくりとアクションRPGとが楽しめる『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』。2016年に家庭用ゲーム機向けに初登場した本作が、タッチを活かした操作や追加コンテンツなど、さまざまな要素を加えてスマートフォンアプリとして2022年5月26日に登場した。
タップ操作によって離れた位置にもブロックが設置できたり、ブロックなどの所持できる数が大幅に増加し、ひとつのアイテム枠に1000個以上ストックできるようになっている。ビルドにこだわる人にはかなりうれしいシステム改修で、より快適なプレイを可能にした。
© 2016,2022 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Right Reserved.
ビビッドナイト(アソビズム)
本作は、毎回形の変わるダンジョンに挑み、宝石に変えられてしまった騎士たちを仲間にしながら、最下層にいるボスの撃破を目指すローグライクゲーム。バトルはターン制で、プレイヤーは自動で攻撃してくれる仲間を、ジェムでサポートしながら戦っていくことになる。
また仲間はそれぞれ“シンボル”という属性のようなものを持っており、同じシンボルの仲間がパーティーにいるとバフ効果が発動する。このシンボルの組み合わせによって戦況が大きく変わるため、道中でどの組み合わせでシンボルを集めていくか、戦うメンバーをどうするかという‟パーティー構築”が非常に楽しい作品だ。
© 2021 Asobism Co.,Ltd. All Rights Reserved.
インディーゲーム部門
ラムの泉とダンジョン(R&SGames)
夫婦ふたりのゲーム開発チーム“R&SGames”が運営・開発する本作は、2022年1月22日にリリースされた放置系美少女育成ストラテジーRPG。封印された少女“ラム”を助けるため、主人公の“ユイナ”が仲間を集めてダンジョンに挑む。
インディーゲームとは思えないクオリティの高いグラフィック、シンプルでわかりやすく誰でも操作しやすいUI設計が特徴で、面倒なことを極限まで減らしダンジョン攻略に集中できるオート周回や階層スキップといった要素も充実。スキマ時間に自分のペースでのんびり楽しめる一作となっている。
© R&SGames
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