
【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#18】PS5版はグラフィックが進化?ある意味個性爆発の『ファイナルソード』
2022-05-29 13:00 投稿
遊ぶかどうかの判断は、お任せします
スマートフォン・タブレットとコンシューマー機の両方で配信されている作品を比較していく企画の第18回。
今回は、“令和のクソゲー”との呼び声も高くいろいろな意味で話題の『ファイナルソード』を取り上げる。
比較に使用したのはiOS版とプレイステーション5版。ゲーム紹介ではiOS版の画像をしていく。
【価格】
iOS:610円(税込)
Android:520円(税込)
プレイステーション5:1870円(税込)
ニンテンドースイッチ:1799円(税込)
【『ファイナルソード』を開発したHUP Gamesの公式ツイッターアカウントはこちら】
『ファイナルソード』とは
・剣と魔法のアクションRPG
・数世代前のグラフィックや極端なバランスなど、ツッコミどころ満載
・快適とは言い難いがふつうに遊べないこともない
スマートフォン版とコンシューマー版の違い
・スマホ版のほうが値段が安い
・コンシューマー版はグラフィック面がやや強化
・操作性はコンシューマー版に軍配が上がる
※スマホ版もコントローラ操作は可能
ツッコミどころを愛せるかで評価が分かれるARPG
『ファイナルソード』は、初代PS時代を思わせるグラフィックや絶妙に引っかかる翻訳、絶妙に触りにくいシステム面などツッコミどころの多さで話題を呼んだアクションRPG。
不親切な要素や崩壊気味のバランスで“令和のクソゲー”とまで呼ばれるものの、プレイ不能に陥るような不具合に溢れているわけではなく、ふつうにプレイはできる。
という、ゲームとして成立しつつも触れば触るほど気になるポイントが増える作品だ。
▲このグラフィックやメッセージウィンドー、テキストだけでかなりの香ばしさが伝わるだろう。
▲ある種のノスタルジーすら感じさせる迫真のレベルアップ表示。
アクションRPGらしく、ストーリーの進行に合わせてフィールドを探索し、弱攻撃、強攻撃、防御、ローリング回避などのアクションを駆使して敵を倒しながら進んでいくのが本作の基本だ。
ただし、近接攻撃がたまに見た目上は当たっているのに当たらなかったり、かと思えば逆に2段ヒットしたり、敵の攻撃がやたら手きびしかったりと、戦闘面でもツッコミは止まらない。
▲操作はバーチャルパッドで行う。判定の曖昧さなどはかなり気になるが、操作自体はシンプルだ。
▲要所要所でボスとの戦闘も発生。しっかりとレベル上げをしないとまともにダメージを与えられないのはレトロな作品を思わせ、妙な懐かしさが味わえる。
▲フィールドには宝箱が点在しており、ちょっとした探索要素もある。
ツッコミどころを挙げればキリがないが、レベル上げや装備のアップデートを通してキャラクターを強化していく、といったアクションRPGの醍醐味は押さえており、実際に触ってみるとゲームとして遊べないことはない。
敵の行動パターンや有効な攻撃方法を見極めて攻略するといったゲーム性もあり、一部の不具合を逆に利用する攻略方法も研究されるなど、他の作品にはない魅力(?)を持っているとも言える。
人にオススメできるかと言われれば話題を変えたくなるが、ファミリーコンピュータ時代の理不尽を思わせるバランスや、判定が怪しいシステム面などが逆に好きな人であれば、笑いながらプレイできるだろう。
▲不意に即死ポイントがあるなど、プレイ中に「は?」と声が出てしまうこともしばしばあるが、刺さる人には刺さるかもしれない(画像はPS5版)。
PS5版はグラフィックが進化、してはいる
今回比較したiOS版とプレイステーション5版での最大の違いは、やはりグラフィック面。
既成データをそのまま設置したようなiOS版に比べ、PS5版はフィールドに草木が増え、岩山や空の色合いも(多少)ブラッシュアップされている。
▲1枚目がiOS版、2枚目がPS5版。その差は歴然だ(PS5にふさわしいグラフィックかどうかはまた別の話だが)。
▲序盤のイベントで妖精が登場するシーンも見た目が大きく変わる。エフェクトまわりはとくに差が大きい印象だ。
▲PS5版はオブジェクトやキャラクターの輪郭がややハッキリ描画されており、トゥーンレンダリング的な雰囲気もある。
多くのアクションゲームの例にもれず、やはりタッチ操作よりは物理コントローラのほうが動かしやすさは上。
本作は敵の攻撃でこちらがダウンしやすく、おまけにカメラ外に湧き出た敵が攻撃を仕掛けてくることも多いため、操作性はそのままゲーム難度にも直結する。
ただし、スマホ版もコントローラ操作には対応しているため、この点はそこまで気にする必要はないだろう。
▲スマホ版にはない要素としてモンスター図鑑が登場するが、ゲームプレイには影響しない。
また、スマホ版とコンシューマー版とでは値段も大きく異なる。
グラフィックの差やモンスター図鑑の存在、一部BGMが異なるといった要素が差額を払うのにふさわしいかどうかは、判断が分かれるところだろう。
ネタで遊ぶなら値段が安いスマホ版!
ゲームとして一応成立はしているものの、愛せるかどうかはプレイヤーの許容範囲次第な『ファイナルソード』。
どうしても(比較的)いいグラフィックで遊びたいのであればコンシューマー版一択だが、話題の作品をネタとして遊びたい人は、価格の安いスマホ版を選ぶといいだろう。
ただしタッチ操作で挑むとただでさえ高い戦闘難度がさらに上がってしまうので、スマホ版でもコントローラ操作がオススメだ。
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