『逆転オセロニア』アポロンの本/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE119】

2022-04-09 19:00 投稿

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逆転オセロニア

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ドーモ、世界のザキヤマです。

エイプリルフールは終わりましたが毎年恒例となる、これに続くイベントが開始されました。その名も“オセロニア・メソッド~明るく、強く、元気よく!~”。

今年のエイプリルフールは10000体の“夢属性”キャラが顔見せするなど、例年に増してスケールが大きかったわけですが……。

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▲コロシアム名も過去最高に長い。

本イベントの大まかな流れは、「アポロンの本に影響を受けたキャラクターたちが登場」というものなのですが、各キャラの性格の変わりっぷりは凄まじいのひと言。

アポロンの本

▲みなさんの変貌度合から、もはや精神兵器の域に達していると思われるアポロンの本。駒の効果としては、神S亀と同様の値で強化合成に利用できます。

今回はアポロンの本に影響を受けたキャラクターを元と比較しつつ、最後にはちょっとした考察も紹介していこうと思います。

エルティナ

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かなり性格キツめなエルティナさんですが、自分の気持ちを素直に伝えられるように。

無印のフレーバーにもありますが、基本的には「仲間想いだからこそ、危険にさらさないよう単独行動をしていた」わけなので、ある意味こちらが本来の性格とも取れます。

アポロンの本の影響を受けたキャラの中では、ちゃんとした意味で前向きになっているので、彼女に関しては自己啓発本として十二分に役立ったと言えるでしょう。

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▲トゲトゲしい態度がなりを潜め、「ふつうにいい子だな!」としか言いようがない柔らかい感じに。

蘭陵王

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真面目&クール&カッコイイの3拍子揃った蘭陵王でしたが、本の影響で飲んだくれのパリピに。元々暗い性格というわけでありませんでしたが、つねに戦に身を置いていると抑圧されるものがあったのかもしれません。

なお、昨年のエイプリルイベントで登場した“あべこべ”キャラたちは「絵が実体化」したものでしたが、今年のキャラは「読書によって影響を受けた」れっきとした本人たち。こういった「うぇーい!」系ボキャブラリーが蘭陵王にあったことにむしろ驚きました。

なお、飲んでいるのはスキル名から推測するに紹興酒ですが、ツマミが見当たらないので明らかにカラ酒。空きっ腹へのアルコール大量摂取、翌日の胃腸が心配です。

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▲裏を返せば「好き好んで戦場に行ってたわけではない」と。まあ一部の戦闘狂を除けばそりゃそうか……。

サスターシャ

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サスターシャは元は人間でしたが、非業の最期を遂げ霊となったキャラクター。現在は見境なく人を襲ったりしているので、怨霊とか悪霊の類いと言って差し支えないでしょう。

「霊が本を読む」というのはシュールな状況ですが、これによって生前の優しい人格になったのは救われる話。除霊ではなく、悪霊のマイナス部分のみをまるっと変える力を持ったアポロンの本……改めてとんでもないですね。

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▲このサスターシャさんはリベンジとか割合ダメージとかしてこなそう。母性溢れすぎ。

リティス

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無印のフレーバーがないのでセリフからの情報となりますが、リティスはとある魔女の依り代。闘化の形態では完全に魔女に乗っ取られてしまっていますが、進化前・進化では内なる魔女の声に怯えているので、本人にまったく非がない、かわいそうな生い立ちとも言えます。

そんな彼女でしたが、アポロンの本の影響で魔女の声が聞こえなくなることに。ショッピングを楽しみ「よきまるっ☆」とか言い出していますが、恐怖から逃れた元来の性格はこちらの明るいものなのかもしれませんね。

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▲性格が180度転換……というか明後日の方向に現代風に。元の性格から想像つかないくらいキャラ変がすごい。

桜骸丸

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桜骸丸は進化・闘化、季節バージョンなど意外と種類がいるのですが、いずれも虚無感を抱えており、セリフでも「胸の穴」という闇の深そうなワードを聞くことができます。ただ、それを埋めるために人を斬っていたというのは、どう控えめに見ても危険人物です。

ところが本によって「心が洗われた」結果として、花を慈しむ穏やかな性格に。なぜ華道に行き着いたのかは不明ですが、このまま人に迷惑をかけずにいられるならば万々歳と言えるでしょう。

余談ですが、桜骸丸のケースは「昔ヤンチャしてたけど大人になって落ち着いた」に通じるものもあります。仮にこのままの性格であれば、「斬られた人の身内が復讐に来る」⇒「それを穏やかに受け入れる桜骸丸」⇒「復讐者が戸惑ってモヤモヤする」といったストーリーにも発展させられそうです。

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▲イケメンは何をやっても似合う。声色は元のドスが利いた調子と真逆で、とんでもなく穏やかに。聞き比べるのも一興ですよ。

トネルム

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暗黒竜の必須キャラでもあるトネルム。盤面に置くたびに悲痛な叫びを聞くことになりますが、設定としては「望まぬ帯電体質で他人に近づけない」、「その力に目を付けた大人に狙われる」というけっこうハードなもの。

系統としてはリティスと近く、本人の選択でどうしようもなかったという悲劇のバックグラウンドがあります。

影響を受けた結果としては、体質を気にしない明るく元気な性格に。ちなみに彼女はまだ11歳。性格の矯正はぜんぜん間に合う年齢なので、ぜひこのまま明るく生きていってほしいところです。イラストを見るかぎり周囲が露骨に感電しているのでツッコミどころは大いにあるのですが……!

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▲キッカケがなんであれ、ポジティブに捉えられるようになったのは大変喜ばしいことです。

事件はまだ解決していない……?

アポロンの本、あまりにもみんなの性格が変わりすぎたので洗脳兵器の一種とすら感じてましたが、大半がいい影響を及ぼしているようです。その多くが何かしらの悩みを除去され、明るく前を向き始めているので、しっかり有益と見てよさそうでしょう。

ただ蘭陵王に関しては「本来は優しいが才能を買われて戦争に赴いていた」という設定があるものの、それをナイーブに悩んでいる描写はありませんでした。たしかに戦地から離脱したのは平和でいいのですが、結果的に刹那主義の酒浸りになってしまったのは……。こちらは判断が難しいところですね。

さて、概要としてはこのあたりで終わりなのですが、どうしても引っかかる要素もあります。

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執筆中は明らかに筆が進んでいなかったにも関わらず、「いつの間にか書き上げていた」というテキストはどうにも不穏。

「集中しすぎて気付いたら終わっていた」、「細かいことを気にしない性格なのでなんだか知らないけど完成していた」と推測することもできるのですが、いかにフォントが大きいとはいえ、あの分厚さの本を書き上げるのは相当に大変です。

となると「第3者の手が入っている」という結論になってしまうのですが、ではその人物はなんのためにこんなことをしたのか。

ちなみに10000体の夢キャラのイラストは、AIによる自動生成だったことからアナウンスされました。

「もしかしてこの本も、アポロンの思考を入力されたAIが勝手に書き上げたのでは……?」、「じゃあだれがそんなことを……?」なんて考えると、ちょっと背筋がゾっします。

エイプリルイベントは基本的につぎにつながるものではありませんが、執筆の裏に隠れた第3者が今後出てきたら……。みんな性格がポジティブになっているので大変よろしいとはいえ、仮にこれが何らかの伏線だった場合、おもしろい展開になりそうですね。

【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】

文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld

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逆転オセロニア

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG/テーブルゲーム
メーカーDeNA
公式サイトhttps://www.othellonia.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/Othellonia_info
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