『Ingress』国立競技場で緊急バトル!! 軽い気持ちで呼び掛けたら想定外の結果になったBB戦リポート
2024-07-16 21:25
2022-04-02 20:19 投稿
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Ingress Prime(イングレス プライム)
『Ingress』で2022年1月から3月まで毎月開催されたKureze Effect(以下、クレーゼ効果)は、コロナ以前に世界各地で開催されてきた大型リアルイベント“XMアノマリー”シリーズの一環と位置づけられ、ひさしぶりの陣営バトルにエージェントたちの注目を集めた。
しかし、フェーズを重ねていくごとにSNS上では賛否意見が割れ、年内続くこの形式を不安視する声が多くなっていく。
本記事ではフリーライター・深津庵のもとに届いたエージェントたちの声を参考に、今回の問題点と今後の改善点を考察。
“エージェントからNianticへ”
いま1度XMアノマリーの醍醐味を思い出してほしい。
今回の“クレーゼ効果”はバトルビーコン(以下、BB)を使って誰もが参加できるこれまでにないXMアノマリーとして開催。
公式が設置するBBに参加するもよし、エージェント(以下、AG)自身が最寄りのポータルに設置するもよし。そんな、コロナ禍に対応した新しいチャレンジだった。
従来通り組織立って本格的に戦うチームもあれば、単独でBBを使って記念に参加する人。敵味方関係なく同窓会感覚でひさびさの公式バトルを楽しむ地域など、三者三様のスタイルを選べたのも“クレーゼ効果”の印象深い点だ。
■クレーゼ効果リポート記事
ただ、対立する陣営の構図を意識するAGにとってこの3ヵ月は長すぎた。
本来、十分な準備期間を経て挑むのが基本だったXMアノマリーが毎月ともなれば時間が足りず、戦術のひとつとして放棄されたエリアで活動するAGからすればおもしろくはないという声が多かったのだ。
そこで、筆者に寄せられたAGたちの声を参考に自分なりに4つの案にまとめてみた。
【開催間隔:せめて半年に1度】
先述した通り、XMアノマリーといえば入念な作戦会議と情報の共有。当日に向けての下準備も楽しみのひとつ。そういったプロセスも含めた特別なものであり、毎月開催ではどうして惰性になってしまうと強く感じた。
【BBの配置:公式のものに限定】
各都道府県を対象に公式のBBを設置することで地域コミュニティを活性化。先日告知された“開催を希望するPoC”はそれに対して手を上げ、選ばれたエリアが従来のプライマリー、それ以外のエリアをサテライトのように何かしらの変化もおもしろそう。
【BBの配置:AG個人のものは別扱い】
開催期間を半年に1度とし、その中間月にAG個人が配置したBBを対象にしたイベントを実施。XMアノマリーやストーリーに影響を与えず、本番に向けての練習やコミュニケーションを目的とし、“専用のメダル”を設けて参加への興味を持たせるのもいい。
【BBの加点方式を見直し】
現在、安易なお手つきによる得点倍率の上昇を避け、あえて戦わないという選択肢(詳細は省く)がある。それを踏まえてどう立ち回るかも作戦のひとつだが、この駆け引きがバトルの勢いを奪ってしまう点の改善を検討してもらいたい。
上記で取り上げたものをけっして妙案とは言えず、ツッコミどころも多いだろう。
ただ、こうした小さなアクションを通じて、Nianticにはいま1度ユーザーが『Ingress』に何を求め、何に共感してこれまで歩んできたのかを考えるきっかけになれば幸いだ。
なお、5月6月のキテラアノマリーに関して開催地と各陣営のリーダーを募集が始まっている。
これがどういった展開になるのかにも注目したい。
最後に、本件と向き合うにあたり、“クレーゼ効果どうだった?”というような趣旨の問いをツイート。陣営を問わず多くのAGからコメントをいただきありがとうございます。
『Ingress』が好きだからこその本音が筆者と共通していたことにとても救われました。
それでは4月15日から始まるキテラアノマリーで!!
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | その他 |
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メーカー | ナイアンティック |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (c) 2014 Niantic Inc. |
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