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【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#8】ポップでキュートなイラストで遊ぶ音ゲー『Muse Dash』
2022-03-27 13:00 投稿
ビジュアルに惹かれたらレッツプレイ!
スマートフォン・タブレットとコンシューマー機の両方で配信されている作品を比較していく本企画。
第8回では、ペロペロゲームズ開発の音楽ゲーム『Muse Dash』を取り上げる。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像をしていく。
【価格】
iOS:370円(税込)
Android:340円(税込)
ニンテンドースイッチ:3240円(税込)
PC(Steam):360円(税込)
『Muse Dash』とは
・ポップなビジュアルが特徴の音楽ゲーム
・ノーツが敵や罠になるなど画面はアクションゲーム風
・使用キャラクターなどでプレイ難度を調整可能
スマートフォン版とニンテンドースイッチ版の違い
・スマホ版は追加楽曲を購入、スイッチ版は今後の追加コンテンツ含め全部入り
・アップデートの反映はスマホ版のほうが早い
・ニンテンドースイッチ版は携帯モードでTVモードで個別に遅延設定が調整可能
アクションゲーム風味な音楽ゲーム
『Muse Dash』はポップなビジュアルが印象的な、音楽に合わせてアクションを決め、敵を倒したり罠を避けたりしながらクリアーを目指す音楽ゲーム。
ボタン入力のタイミングを示すノーツが単純な記号ではなく、敵キャラクターなどのかたちで描かれるのが特徴的だ。
▲操作はいたってシンプルで、画面左右に割り当てられた地上と空中、そして同時押しの3種。
▲単発押しだけでなくホールドや連打といった音ゲー御用達の操作も登場する。複雑さはないので、操作自体はすぐに覚えられる。
▲複数用意されているタイトル画面やロード画面など、ビジュアル面が大きな特徴であり魅力。
音楽ゲームとあってゲームクリアーの概念はないが、本作では楽曲をプレイするごとに経験値が獲得でき、レベルが上がっていく。
レベルは楽曲の開放につながるほか、レベルアップ時にもらえるアイテムを集めると、使用可能なキャラクターが獲得できる。
キャラクターはそれぞれ異なる能力を持っており、ミスできる回数に余裕ができたり、タイミングの判定を甘くできたり、ミスしてもコンボが継続したりなど、さまざまな恩恵が得られる。
▲メインキャラクターのリン、ブロウ、マリヤ。
▲メインキャラクターには複数のコスチュームが用意されており、コスチュームによって能力も異なる。
▲使用キャラクターとは別に、エルフというお助けキャラも存在。こちらもそれぞれ固有の性能を持ち、キャラクターとの組み合わせでプレイ難度を調節できる。
追加曲も含めると300曲を超える本作だが、デフォルト曲として収録されている楽曲も多い。
デフォルト曲の大半はレベルアップによってプレイ可能となるので、ゲーム的なゴールはないものの、楽曲やキャラクターの開放などがプレイ目標のひとつとなるだろう。
▲レベルによって開放される楽曲はレベル65まで、デフォルトで50曲以上が用意されている。スマートフォン版の値段であればボリュームは十二分だ。
色鮮やかかつ動きも豊かなゲーム画面はいわゆる音ゲーに比べると慣れが必要だが、複雑な操作がないぶん画面に慣れればプレイはしやすい。
中国発の作品ということもあり中国の楽曲も多く、ほかの音楽ゲームではなかなかお目にかかれない楽曲が多い点も本作の特徴と言える。
楽曲のバリエーションも豊富なので、新しくプレイする音楽ゲームを探しているのであればプレイしてみてほしいタイトルだ。
▲『WACCA』や『Cytus II』といったほかの音楽ゲームとのコラボや“東方Project”とのコラボ楽曲も多数配信されており、デフォルト曲を含め日本の楽曲でもプレイできる。
スイッチ版は最初から追加楽曲全部入り
本作のスマートフォン版とニンテンドースイッチ版の差だが、まず一見大きく異なるのは値段だ。
ニンテンドースイッチ版は追加コンテンツとして配信された290を超える楽曲がすべて収録されており、今後追加される楽曲も無料で提供される。
また、使用キャラクターやエルフなどのコンテンツも一気に解禁され、最初からほぼすべてのコンテンツにアクセス可能となる。
▲デフォルト楽曲についてはレベル制が維持される(画像はニンテンドースイッチ版)。
スマートフォン版でも“計画通り”というパックを購入すれば同等のサービスが受けられる。
計画通りのパックは本稿執筆時点(2022年3月)で3420円(税込)となっていたため、トータルでニンテンドースイッチ版がやや安いものの、極端な値段の差はない。
▲ただしニンテンドースイッチ版はアップデートがやや遅れて行われる。本稿執筆時には『DJMAX RESPECT V』とのコラボキャラクターである“El_Clear”はスマホ版にのみ登場。
本作では基本的に地上と空中、2種類の入力しかないため、操作性の面でも大きな差はない。
デバイス自体のサイズ差があるぶん操作感に若干の差はあるが、気になるほどの違いではない。
敢えて違いを挙げるなら、ニンテンドースイッチ版はコントローラのスティック操作で連打数を稼げるため、スコアを出しやすいといったところだろう。
もっともランキングはプラットフォームごとに個別で管理されているため、ランキング上位を狙うならこの機種、といった制限もない。
特定の楽曲を遊びたい場合はスマホ、大画面ならスイッチ
『Muse Dash』をスマートフォンとニンテンドースイッチのどちらで遊ぶか迷う場合、指標のひとつとなるのは購入形態の違いだ。
前述の通りニンテンドースイッチ版は最初から追加楽曲などが全部入りになっており、トータルで見れば若干お買い得。
一方スマートフォン版はコラボ楽曲などは追加で買う必要があるが、逆に言えばプレイしたい楽曲だけを購入して遊ぶこともできる。
▲特定のコラボ楽曲などをピンポイントに遊びたい場合はスマートフォン版で個別に購入するのもアリ。ただしパックを一定数個別で買うなら計画通りで一気に購入したほうがお得だ。
操作性についてはどちらでも大きな違いはないが、ニンテンドースイッチ版は携帯モード、TVモードの両方で遊べるため、ベッドで横になりながらでも、腰を据えてTVの大画面でも遊べる。
本作はビジュアル面の魅力も大きなポイントなので、ビジュアルを大画面で楽しみたいからニンテンドースイッチ版、というチョイスもアリだろう。
▲コントローラ操作は複数パターンから選べるほか、携帯モードとTVモードでそれぞれ遅延調整を設定できるなどオプションも親切だ。
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