【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#7】横スクアクションと街づくりの“神”ゲー『アクトレイザー ルネサンス』
2022-03-20 13:00 投稿
神になって魔を討ち人を導く
スマートフォン・タブレットとコンシューマー機の両方で配信されている作品を比較していく企画の第7回。
今回比べていくのは、スーパーファミコンで発売された『アクトレイザー』のリマスター作品である『アクトレイザー ルネサンス』だ。
比較に使用したのはiOS版とプレイステーション4版。ゲーム紹介ではiOS版の画像をしていく。
【価格】
スマートフォン:2440円(税込)
プレイステーション4:3520円(税込)
ニンテンドースイッチ:3520円(税込)
PC(Steam):3520円(税込)
簡易まとめ
『アクトレイザー ルネサンス』とは
・横スクロールアクションと街を発展させるシミュレーションの2軸で進行
・アクションは原作から要素が追加されて遊びやすい難度になっている
・シミュレーションでは魔物から街を守るタワーディフェンス要素もあり
スマートフォン版とコンシューマー版の違い
・いちばんのポイントは価格の差
・タッチ操作の場合、切り上げ攻撃などの出しかたがやや特殊
(スマートフォン版もコントローラ操作に対応)
・画面サイズの違いはゲーム性に影響するほどではない
2Dアクションとクリエイション
『アクトレイザー ルネサンス』は、世界を切り拓くアクションパートと世界を構築するクリエイション(シミュレーション)パートのふたつからなるクリエイション・アクションだ。
プレイヤーは神となり、魔物たちと直接戦ったり、切り拓いた土地に生きる人々を手助けして繁栄させたりしていき、魔王・サタンの討伐を目指すこととなる。
ゲームの流れとしては、ワールドマップから特定の地域に降り立ち、まずはアクションパートのACT1をクリアーして人が住めるようにし、そこからクリエイションパートで人類を繁栄させていく。
その後、アクションパートのACT2でダンジョンの奥にいるボスを倒したら、つぎの地域に向かってACT1に挑み……、というのをくり返していくことになる。
アクションパートはシンプルな横スクロールアクションになっており、剣による攻撃や魔法攻撃を駆使しつつ、縦横に広がるステージを探索、攻略していく。
スーパーファミコン版『アクトレイザー』は高難度のゲームとして知られていたが、本作では遊びやすいようにいくつかの調整が入っている。
上方向への切り上げや空中からの落下攻撃が追加されて戦いやすくなったうえに、無敵時間の長いバックステップも追加されており、アクションの難度はかなり緩和された。
アクションパート後に展開するクリエイションパートでは、男女ふたりしかいない人間を導くことで領地を広げ、家や畑、工場などを作らせることで街を発展させていく。
土地によっては木が生い茂っていたり湿地になっていたりするので、奇跡によって雷や日照りなどを起こし、人が住める土地を増やし、そこに人々を導いていくことになる。
クリエイションパートはスーパーファミコン版ではシンプルに人口を増やしていくパートだったが、『アクトレイザー ルネサンス』では魔物の襲撃を防ぐタワーディフェンスの要素が追加されている。
工場から獲得できる資源を使って砦を建て、英雄と呼ばれる高い戦闘能力を持った人間に指示を与えて神殿や施設が破壊されないように街を守っていく、といったものだ。
街の発展と防衛をくり返していくことで土地はが広がり、人口も増えていく。
条件を満たすとACT2が開放され、新たなダンジョンとボスに挑んでいくことになる。
そしてACT2をクリアーしたら別の土地に向かい、新たな戦いと発展を進めていくわけだ。
値段と操作性に違い
スマートフォン版とコンシューマー版における違いのひとつ目は、価格設定だ。
スマートフォン版が2440円(税込)なのに対し、コンシューマー版はプレイステーション4、ニンテンドースイッチ、そしてPC(Steam)ともに3520円(税込)となっており、スマートフォン版のほうが1000円ほど安い。
ゲーム内容に差があるわけではないので、単純に値段で考えるならスマートフォン版がお得だ。
もうひとつの違いは、やはり操作性にある。スマートフォン版もコントローラ操作には対応しているが、タッチ操作の場合はアクションの操作がやや特殊だ。
スマートフォン版でも極端に操作しづらいということはないが、『アクトレイザー ルネサンス』で追加された切り上げ攻撃や空中からの落下攻撃の出しかたは少し人を選びそうだ。
コントローラ操作では左スティックの上と攻撃ボタンで切り上げが、空中で左スティックを下に入れながら攻撃ボタンで落下攻撃が出る。
タッチ操作の場合はバーチャルパッドと攻撃ボタンの併用ではなく、攻撃ボタンを上にスライドすると切り上げが、空中で下にスライドすると落下攻撃が出るようになっている。
また、バックステップもコントローラ操作ならプレイステーションで言うL1ボタンで行うので、攻撃を行うのとは別の指で操作でき、攻撃直後にバックステップ、といった動きもしやすい。
しかしタッチ操作では両方とも親指で操作するので、すばやく動かすのはややむずかしい(慣れの問題ではあるが)。
とは言え前述の通りスマートフォン版もコントローラ操作に対応しているので、操作性の差はそこまで気にする必要もないだろう。
あとはプレイする画面の大きさだが、スマートフォンでプレイしても極端に小さいということはなく、タブレットを使えばそれなりの大きさは確保できる。
プレイ環境や値段、デバイスの容量が材料判断
値段やタッチ操作の操作性を除けば、本作はスマートフォン版とコンシューマー版での違いはほとんどないとも言える。
ふだんからスマートフォンやタブレットで遊んでいるならスマートフォン版、腰を据えてゲーム機で遊ぶのが主流であればコンシューマー版を選ぶといいだろう。
スマートフォン版の場合、アプリサイズが約2.6ギガと小さくはないので、容量に余裕がなければコンシューマーで遊ぶといった選択もアリだ。
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