【iOS15】直近15秒のゲームプレイを録画できる機能が超便利！PS4/PS5コントローラを使って試してみた

アクションゲームのクリップ録画に便利！

iOS15が正式にリリースされ、一部公式アプリの仕様変更やさまざまな新機能が追加された。

翻訳機能、クイックメモ、ホーム画面の改修などさまざまな機能が追加されているが、ゲームユーザーとして注目したいのはコントローラ使用時のクリップ保存機能だ。

この機能は、ゲームコントローラ接続時にシェアボタンを押すことによって、プレイ中のゲームの映像を15秒間まで遡ってクリップとして保存できるというもの。つねに録画をしていなくてもほしい映像が取れた瞬間だけをすぐに保存したい、ゲーマー必見の機能となっている。

実際にこの機能を試してみたので、コントローラの接続から設定画面、クリップ保存までの流れを紹介していこう。

まずはiPhone、またはiPadをiOS15にアップグレードする。

設定画面から“ソフトウェア・アップデート”を選び、画面下部にある“iOS 15にアップグレード”を選ぶ。

アップグレードが完了したら、さっそく手持ちのコントローラと接続していく。

今回はDualSense Wireless Controller（プレイステーション5のコントローラ）と、DUALSHOCK 4（プレイステーション4のコントローラ）で試してみたが、どちらも問題なく操作でき、操作手順などは変わりなかった。

コントローラを接続するときは、端末側のBluetoothをオンにして、PSボタンとSHAREボタンを同時押しし続ける。ランプが点滅したら、接続の準備が整った合図だ。

なお、付近に連携しているゲーム機本体がある場合そちらが起動してしまうので、離れた位置で使用するか、一時的にゲーム機本体の電源を落としておこう。

接続ができたら、ゲームを起動する前にコントローラの設定を済ませておこう。

“設定”⇒“一般”をタップし、“ゲームコントローラ”の項目から“カスタムコントロール”を選択する。

カスタムコントロールではボタン配置などを設定できるのだが、画面最下部のあたりに“ジェスチャ共有”という項目があるのでこれを変更しよう。

コントローラ接続時の初期設定では、SHAREボタン2回押しでスクリーンショット、長押しで画面の収録・停止になっている。15秒間のゲームクリップを保存したい場合は、2回押し、長押しどちらかの設定を“取り込まれたハイライト”に切り換えよう。

今回は、画面の収録機能をゲームクリップの保存に変更してみた。これでSHAREボタンを長押しすれば、ゲームプレイ最後の15秒間を保存可能になる。

なお、ゲームクリップの保存は、つねにバックグランドでプレイ内容の録画をし“ボタンを押した15秒前から現在までの録画データ”を保存する”というシステム。そのため端末のスペックやゲーム内容によっては、これがパフォーマンス低下の原因になる場合があるので、注意してほしい。

今回プレイした限りではパフォーマンスの低下などは確認できなかったが、Unreal Engineを利用したMMORPGなどを最高設定でプレイする際などには、多少パフォーマンスに影響が出るかもしれない。

ここまででコントローラの設定は完了。

後はアプリ起動時に収録の許可を求められるので、“画面を収録”を選ぼう。

今回はせっかくなので、配信されたばかりの『ガーディアンテイルズ』でコントローラ操作をテスト。

【配信開始】謎解きあり、探索ありの新作アクションRPG『ガーディアンテイルズ』！かわいいドット絵キャラで大冒険に出かけよう！

実際に試してみると、コントローラですぐにスクショを撮ったり、録画できるのは非常に便利だった。何気なく引いた単発ガチャで最高レアリティを引くなど、予想もしていない出来事が起こった際には大活躍だ！

いいプレイが出来た瞬間や奇跡のような出来事が起きた際、「録画しておけばよかった！」と悔やむこともなくなるので、ふだんからSNSなどを通じてゲームプレイの様子をアップしている人にとっては、とくにありがたい機能になりそうだ。

細かい点になるが、クリップ保存時は画面上に通知が出ないというのも、ありがたいポイント。連続してクリップを保存しても通知で画面が鬱陶しくなることがないので、ゲームに集中し続けられる。

わざわざ録画ボタンをスマホ上でタップする必要がなく、動画のトリミングをせずとも即座にSNSなどで映像を共有できる便利な機能なので、コントローラ対応のアプリをプレイする際はぜひ試してみてほしい。