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【アプリ市場分析】いまもっとも人気のマンガアプリは?マンガアプリ市場の成長にも注目!

2021-07-31 12:00 投稿

成長を続けるコミック市場にクローズアップ

毎週月曜12時に掲載している、先週のゲームアプリ市場のトレンドを紹介・分析する【流行りゲーランキング】の拡張版。ゲームアプリ市場以外で気になる動きを見せているアプリ市場をチェックし、そのジャンルのトレンドを分析・考察していくぞ!

今回テーマとして取り上げるのはコミックジャンル。同ジャンルの月間利用者数(MAU)ランキングを見て、コミックアプリの現在を紐解いてみよう。

【コミックジャンルのMAUランキング

集計期間:2021年6月

順位タイトルメーカー
1 ─LINEマンガLINEマンガ 人気マンガ・無料漫画が待てば読める 豊富な種類の無料漫画も多数のまんがアプリLINE
2 ─ピッコマピッコマ – 人気マンガが待てば無料の漫画アプリKakao Japan
3 ─少年ジャンププラス少年ジャンプ+最強人気オリジナルマンガや電子書籍、アニメ原作コミックが無料で毎日更新の漫画雑誌アプリ集英社
4 ─マガポケマガポケ – 人気マンガが無料で読める、週刊少年マガジン公式コミックアプリ「マガジンポケット」講談社
5 ─マンガワンマンガワン-小学館のオリジナル漫画を毎日配信小学館
6 ─マンガUPマンガ UP! スクエニの人気漫画が毎日読める 漫画アプリ 人気まんが・コミックが無料スクウェア・エニックス
7 ─マンガBANGマンガBANG!人気の漫画や連載コミックが読めるマンガアプリ 無料で読める漫画も掲載中!Amazia
8 ─ゼブラックゼブラック – ジャンプ連載漫画から異世界モノまで毎日読めるマンガアプリ!集英社
9 ─マンガMeeマンガMee集英社
10 ─サンデーうぇぶりサンデーうぇぶり – 毎日更新マンガアプリ小学館

ランキングデータ提供  フラー株式会社 App Ape  ©2021 Fuller, Inc.

近年、勢いを増しているコミックアプリの6月度MAUランキングは上の通り。とくに深い知見もないままパッとランキングを見て感じられるのは集英社の強さだろう。1社で、TOP10内に3つものマンガアプリをランクインさせている点には驚きを隠せない。

所持しているコンテンツが強いというのは納得だが、だとしても社内でカニバリズムを起こさないような棲み分けがなされ、それぞれがそれぞれの成功を収めているというのは、ほかのジャンルを見渡して見ても例がなさそうだ。

またもうひとつ気になるのは、1位、2位を取得している企業が世界規模の展開をしているメッセンジャーアプリの保有メーカーであるという点。

『LINEマンガ』に関していえば、巨大プラットフォームにもなりつつある『LINE』とのひも付きもあるので納得だが、『ピッコマ』は、提供元が運営するメッセンジャーアプリ『カカオトーク』と連携している節はうかがえない。

それでもなおコミックランキングの2位にいるということは、メッセンジャーアプリを運営する上でのノウハウが、コンテンツ提供サービスにおいても有用に働いているということなのだろうか? 気になるところだ。

では続いて、ここ数年で目覚ましい発展を遂げるコミックアプリ市場について、アプリ市場分析のプロフェッショナルであるApp Ape Lab編集長の日影氏に聞いてみた。

⇒“アプリ市場分析サービス App Ape”のHPはこちら!
⇒アプリ分析メディア“AppApe Lab”はこちら!

AppApe Labが市場を分析!

コミック&ブックカテゴリーのユーザー規模は、コロナウイルスの影響が顕在化して以降、急速に拡大している。

フラーが手がけるアプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」によると、今回ランキング入りした10アプリの2021年6月の月間利用者数(MAU、月に1回以上アプリを開いたユーザーの数)の合計は前年同月に比べ1.59倍、コロナウイルスの影響が顕在化する前の2020年1月比では実に1.99倍とほぼ倍増している。

コロナで巣篭もり・インドア志向が高まった結果、リアルの書店に足を運ばずにアプリでコミックを読むことが習慣化した表れであると見ている。

コロナウイルスの感染拡大に伴う1回目の緊急事態宣言下で、コミックアプリのデベロッパーはコンテンツの一部を無料開放するなど巣篭もりで生まれた余暇時間の受け皿としてユーザーに価値を提供してきた。

さらに、ユーザーに継続してアプリを利用してもらうため、ほとんどのコミックアプリは従前から「ログインボーナス」として無料でコンテンツを読めたり、作品が無料開放されるまでの時間を短縮できる時短アイテムを配ったりと、ゲームに近いアプリ内施策を展開している。

コンテンツの無料開放をきっかけに、書店に行かずにアプリでコミックを読むという体験が広く認知されたことに加え、コンテンツを読み続けてもらうための仕掛けがユーザーの規模拡大と定着を図る結果となった形だ。

一度利便性を享受し、体験に満足したユーザーはその後もアプリを使い続ける。今後も良質なコンテンツが生まれ続ける限り、コミックアプリのユーザー規模は伸び続けるだろう。

⇒アプリ分析メディア“AppApe Lab”はこちら!

日影ポートレート

(文:App Ape Lab編集長・日影耕造)

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