リリース時期は6月!大作スマホRPG『二ノ国:Cross Worlds』の新情報が公開されたメディアショーケースの模様をレポート

2021-04-14 22:44 投稿

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二ノ国:CROSS WORLDS

2021年4月14日、ネットマーブルとレベルファイブが手掛ける『二ノ国』シリーズの最新作で、スマートフォン向けRPGとしてリリースが予定されている『二ノ国:Cross Worlds』の事前登録がスタート。同日、東京・秋葉原UDXシアターにて、メディア向けショーケースが行われた。

本稿では、開発者によるゲーム概要の説明や質疑応答が行われたイベントの模様をレポートする。

【出演】
ネットマーブルジャパン株式会社代表取締役社長:遠藤祐二さん
ネットマーブルジャパン株式会社事業部長:山下大和さん
株式会社レベルファイブ代表取締役社長/CEO:日野晃博さん(ビデオコメント)
司会:三森すずこさん

壮大な世界観と美麗なグラフィック、音楽に没入し物語の主人公のような体験を

声優の三森すずこさんの司会のもと、まずは本作の制作を担当したネットマーブルジャパン株式会社代表取締役社長の遠藤祐二さんが登壇し、今後放映予定となるCMの紹介とゲームの内容について紹介した。

 
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▲三森すずこさん

 
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▲遠藤祐二さん

『二ノ国:Cross Worlds』は、原作『二ノ国』シリーズの特徴である優しいタッチのアニメーションと王道ファンタジーで、従来のファンだけでなく新規ユーザーも楽しめる作品になっていると力強く紹介。モバイルゲームとしてのクオリティはもちろん、美しい映像や音楽も堪能でき、アニメ好きのユーザーをはじめ幅広く楽しんでもらいたいと語った。リリースは6月予定で、日本、韓国、台湾、香港、マカオの5つの地域でスタート。その後、2022年上半期には世界全域にサービスを拡大予定とのこと。

 
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続いては、『二ノ国』シリーズを生み出し、本作の共同制作を行っている株式会社レベルファイブ代表取締役社長・CEOの日野晃博さんのビデオメッセージが公開された。本作は高品質のグラフィックスで表現される世界と、シリーズを継承する新しいストーリーが魅力であると紹介。『二ノ国II レヴァナントキングダム』から遠い未来のエピソードで、どのような物語が紡がれるのかを楽しんで欲しいと語った。
日野さんは、シリーズ1作目当時よりスマートフォンゲームとしてのリリースも考えていたようで、今回ネットマーブルとの共同制作による待望の作品となったわけだが「間違いなくユーザーがハマる面白いものが出来上がった」と太鼓判を押した。

 
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続いては、ネットマーブルジャパン株式会社の事業部長の山下大和さんが登壇し、具体的なゲームシステムなどを紹介。ストーリーの概要から、キャラクターとジョブの紹介、フィールド画面についても解説される。「世界観の表現にこだわりぬいた作品となっており、原作とは違うストーリーを楽しみながらシングルプレイでも十分楽しめる内容になっている」と語った。

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▲山下大和さん

 
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戦闘では、3つの武器を装備して使い分ける攻撃方法や成長で覚えるスキルによって、ひとつのジョブでもさまざまなスタイルで遊べることが紹介される。マルチプレイでは戦闘だけでなく、必要なアイテムを交換したりサイコロ遊びやボール遊びといったアクティビティも楽しめる。また、“キングダム”と呼ばれるいわゆるギルドのような要素があり、メンバーが自由に行き来できる町が作られ、建造物のカスタマイズやフィールドにあるさまざまなオブジェクトを収集して自由に配置することも可能。さらに、“キングダム”をモンスターから防衛するPvEや、“キングダム”同士でのバトルを楽しめるPvPモードも紹介。多彩なコンテンツが盛り込まれており、リリースが待ち遠しくなる内容が披露された。

 
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最後は事前に募集された質問に対する質疑応答が行われたので、以下に紹介する。

――ローンチを控えたいまの心境は?
山下大和さん(以下、山下):新しいビジュアルや音楽、新しいおもしろさをお見せすることを目標に、3年という長い期間ゲーム開発に集中してきました。リリース後、プレイヤーの皆さんがどういう風に反応してくれるかを想像しながらがんばってきました。実際に今回お見せできる機会ができて、とてもうれしく思っております。

――二ノ国のIPを選んだ理由は?
山下:原作に込められている感性とグラフィック、現実世界と仮想世界が共存する差別化された世界観がいちばん魅力であり、興味深いと感じられたことです。ぜひ、スマートフォンの環境でこの特徴を生かしたゲームを作りたいという強い想いから、『二ノ国』を選ばせていただきました。

――開発過程でのエピソードについて
山下:序盤の部分については、かなりこだわって作り込んでおり、ストーリーと感性、世界観というところをまず伝えなければというのが課題でした。コミュニティ要素や戦闘を作り上げながら、途中、ひとつのゲームをもう一度作り直すというぐらいの企画の変更で苦労したところもあります。社内でもターゲットを絞ってテストを実施したり、それらの試行錯誤を経て現在のバージョンが誕生しました。現在は、プレイヤーの皆様に触っていただいて満足いただけるものにしようと最終調整を行っているところです。

――本作のならではの特徴は?
山下:新しい経験をお届けするためにどうしたらいいかというところで、いろいろ悩みました。ふたつの世界が共存するファンタジー世界を、プレイヤーの皆様に十分に感じられるようにしなければならないため、そこに焦点を当てております。単にコンテンツやダンジョンがオープンするという機能的な面についてもストーリーを絡ませるなど、さまざまな工夫を凝らしています。
一方で、アニメーションなどでは雰囲気を伝えるというところにも注力し、開発担当者も魂を込めて作っていると力強く語っています。既存のRPGが競争や育成に焦点が当たっていたとすれば、本作はゲームの世界観に酔いしれていただくというところで一生懸命作りました。特徴的な要素として“ソーシャルオブジェクト”というシステムがあり、広大なオープンワールドの中のさまざまなところに配置されています。これを“キングダム”に持ち込んだり、ボールが落ちていたらサッカーをして遊んでみたりといった、実生活をしているような体験も可能です。そういったコミュニティ的要素を楽しめるのが最大の特徴ではないでしょうか。

――既存のシリーズとの比較や、オリジナルストーリーについて
山下:本作は、『二ノ国II レヴァナントキングダム』から遠い未来の物語を描いており、原作に登場した人物やイマージェンなどの要素が登場します。原作のファンの方には、どういった要素が既存のシリーズから盛り込まれているのか、探していただくのも楽しみのひとつではないでしょうか。

――オープンフィールド上での自由度について
山下:シームレスではないんですか、ユーザーの皆様が自分なりに自由に行動し、コミュニティを形成してゲームが楽しめるよう、さまざまな仕組みを入れております。先ほど紹介したボール遊びや、音楽を演奏してくれるオブジェクトもあるので、“キングダム”に配置して仲間と楽しむというのも体験していただけると思います。

――PvEコンテンツについて
山下:5名のパーティーメンバーでボスを攻略するダンジョンや、一般的なフィールドにも強力なボスモンスターが登場します。キャラクターの育成に特化したフィールドもあり、アイテムの素材やレベル上げに役立つ経験値を獲得できるようなものもあります。そして、先ほど紹介した“キングダム”に攻めてくるモンスターと対決する“防衛戦”も準備しています。

――PvPコンテンツについて
山下:1対1のPvPやコンテンツや、“キングダム”同士で戦う大規模なコンテンツも用意しております。

――ファンに向けてのメッセージ
山下:私たちが準備したもの、そして悩んだものについて実際にお話することができてとても感慨深いです。プレイヤーの皆様に本作の魅力を最大限お見せできるように、いまこの時間もすべての担当メンバーが最善を尽くしています。弊社、ネットマーブルのすべての力量が詰まっているほどの高いクオリティのゲーム性とサービスを提供させていただきます。是非ご期待ください。

本イベントでは、質疑応答終了後にメディア向けの体験会も開催された。こちらについては、後日、ファーストインプレッション記事を掲載予定だ。
美しいグラフィックと音楽、壮大な世界観を感じさせるストーリーに、多彩なコンテンツでかなりのボリュームと豊富な遊びが体験に期待が膨らむ本作。本日から始まっている事前登録を行ってリリースを楽しみに待とう。

 
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二ノ国:CROSS WORLDS

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルMMORPG
メーカーネットマーブル
公式サイトhttps://2worlds.netmarble.com/ja
公式Twitterhttps://twitter.com/NinoKuniCW
配信日配信中
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