ファミ通App“雪山人狼部”発足記念!5分でわかる『Project Winter』の基礎知識&ルール解説!
2020-09-03 18:00 投稿
熾烈な心理戦が病みつきの『人狼』×アクションゲーム!
PCゲーム好きなら恐らく1度は聞いたことがあるであろう『Project Winter』。ファンのあいだでは人気テーブルゲーム『汝は人狼なりや?(人狼)』になぞらえて、“雪山人狼”とも呼ばれているゲームだ。
本作は、遭難者たちが過酷な雪山から脱出を目指すサバイバル要素や、こっそり紛れ込んでいる裏切り者とのスリリングな駆け引きなどが楽しめるマルチプレイ専用タイトル。
有名ゲーム実況者やVTuberたちもこぞってプレイしている『Project Winter』だが、ファミ通Appメンバーもいまさらながらプレイすべく、時期外れではあるが“雪山人狼部”を設立!
2019年5月の正式版がリリースされた本作だが、いまだにルールや見どころがわからないという人も少なくないハズだ。
そこで今回は、パパっと読めてすぐに“雪山人狼”実況動画が楽しめるようになるゲームの基礎知識&ルール解説を用意したので、本稿にてお届けしよう。
▼ファミ通App“雪山人狼部”第1回のダイジェスト
▼“雪山人狼部”2回目の活動は9月4日の20時から!
基本的なゲームの流れ
・プレイヤーはサバイバーとトレイター1~2名(裏切り者)にランダムで振り分けられる
・両者ともに空腹ゲージや体温ゲージを管理して生存していく
・サバイバー側は雪山から脱出すれば勝利
・トレイター側はサバイバー側を全員死亡させるか脱出を防げば勝利
本作は、5~8人向けのマルチプレイサバイバルゲーム。プレイヤーは全員が雪山に取り残された遭難者となり、着の身着のままで過酷な環境下に放り出されることになる。
遭難者の中には雪山からの脱出が勝利条件となるサバイバーのほかに、裏切り者のトレイターが1~2人存在し、プレイヤーはゲーム開始時にランダムでどちらかに割り振られる。
トレイターの勝利条件は、サバイバーを全員死亡させるか制限時間いっぱいまでサバイバーの脱出を阻みきることだ。また、だれがトレイターであるかはトレイター本人にしかわからないようになっている。
そのため、トレイターはみんなが苦労して集めたアイテムを何食わぬ顔でかすめとったり、単独行動する者を物陰で殴り倒したり、こっそり作った武器やトラップで危害を加えたりしてサバイバーを妨害していく。
逆にサバイバーは、生き残るために素性不明の周囲のプレイヤーと協力しつつ、会話や行動を頼りに紛れ込んだトレイターをあぶり出す必要もある……というのがゲームのキモであり頭を悩ませるところ。
ただでさえ疑心暗鬼に陥りがちなサバイバーたち。そんな状況に追い打ちをかけてくるのが、クマやオオカミといった野生動物の存在だ。
マップ上を徘徊している彼らは非常に手強く、たとえ数人がかりで迎え撃てたとしても、トレイターが裏切りに転じる隙を与えてしまうことには変わりない。
さらにはサバイバーとトレイターのどちらであろうと、暖を取らない限り減っていく体温ゲージや、時間経過とともに減っていく空腹ゲージの管理といった問題もつねにつきまとう。
どちらのゲージも一定以下になるとヘルスゲージの最大値が減少し始めるので、キャンプファイアキットを携行したり食料を蓄えたりして対策を打つ必要がある。
それでは続いて、サバイバーとトレイターそれぞれの目的や立ち回りかたを具体的に紹介していこう。
サバイバーの目的と勝利へのポイント
・サバイバーの目的は30分以内に仲間と協力して雪山から脱出すること
・第1修理目標と第2修理目標を修理すると脱出地点が出現
・誰がトレイターなのか、言動と行動に気を配りながら修理素材を散策
・単独行動は禁物!クマやオオカミ、最悪の場合トレイターに襲われる危険性も
・怪しい者は投票でキャビンから追放
サバイバーの勝利条件はただ闇雲に生き残ることではなく、あくまでも雪山から脱出すること。
本作ではゲーム開始から30分が経過すると“メガブリザード”が発生し、体温ゲージと空腹ゲージが高速で減少していくようになる。
サバイバーが脱出するには、最初に第1修理目標、つぎに第2修理目標と、順番に施設を修理していく必要がある。
修理目標の形式は、一定数の素材を集めねばならないものや、ボタンを押しているあいだ野生動物が襲ってくるものなど、毎回ランダムに変化する。
2箇所の目標の修理を済ませたら、一旦キャビンに戻って救援要請し、その後に脱出地点へと向かって各種乗り物へと搭乗できれば脱出成功となる。
ただしトレイターが生き残っている場合、脱出地点の近くで最後の抵抗を狙ってくる可能性は非常に高い。たとえ脱出目前となっても、油断は禁物だ。
サバイバーとして立ち回るうえで注意すべきポイントは、できるだけ単独行動をしないことと、ゲーム内ボイスチャットの仕様をよく理解しておくこと。
本作ではプレイヤーどうしの距離によってボイスチャット音が減衰していき、一定距離以上になると音声が完全に届かなくなる。
単独行動をしている最中にトレイターに狙われた場合、こちらの断末魔がほかのサバイバーに届かない。運よく無事だったとしても、しばらく会話に無反応だったことでいらぬ疑いをかけられる……といった事態になりがち。
数的有利を活かしてトレイターに付け入られる隙を与えないことが、サバイバー側における勝利のカギだ。
トレイターの目的と勝利へのポイント
・トレイターの目的は、サバイバーの脱出を阻止、妨害すること
・ひとりはサバイバーに紛れて言葉巧みに遅延行為
・もうひとりはトレイター専用のチェストをひたすら開けて修理目標にトラップを設置
・単独行動をしているサバイバーをふたりで狩るのもOK
・脱出地点で待ち伏せて、銃やトラップで一網打尽も狙える…!
孤軍奮闘を強いられることになるトレイターだが、サバイバーの足並みを乱す方法や壊滅に追い込む方法は多数存在する。
たとえば、素材アイテムを集めるフリをして手伝わなかったり、集めた数を虚偽申告したりというだけでも、単純にして効果的な遅延行為といえる。
そのうえで「自分は確かに○個入れておいたハズなんですけど……」などとだれかに罪を被せれば、サバイバー側に混乱をもたらすこともできるだろう。
隙に乗じて武器やトラップをクラフトできたならば、いずれかの目標を修理している最中に襲撃をしかけてみてもいい。
トレイターが2名いる場合は片方がサバイバーに紛れて遅延行為をし、もう片方は単独行動をしながらトラップを設置しまくるといった戦法もよくある勝ちパターンだ。
トレイターとして勝利するために重要なのは、やはり素性がバレても即ゲームオーバーとはならないのを忘れないこと。
たとえサバイバー側がトレイターを締め出せたとしても、生きている限りはつねに襲撃を警戒せねばならないし、最悪トレイターを返り討ちにできたとしても、その対策や戦闘のために使った時間は返ってこない。
とにかくサバイバーを妨害するためなら、嘘での揺さぶりや、暗殺、武力での制圧など、なんでもアリなのがトレイターのおもしろいところ。実況プレイ動画などを見る際も、トレイターの一挙手一投足にはぜひ注目してみてほしい。
ファミ通Appチャンネルにて“雪山人狼部”活動中!
今回紹介したのはあくまで基礎中の基礎。トレイター・サバイバーそれぞれにおけるロール(役職)や、マップ上のさまざまな施設や自然物の存在により、さらなる奥深さを秘めている『Project Winter』。
知れば知るほど、プレイすればするほどに病みつきになる本作に興味を持った人は、ファミ通App編集部にて発足した“雪山人狼部”の活動も覗いてみてもらえれば幸いだ。
現在、第1回のプレイの模様が公式Youtubeチャンネルよりアーカイブ視聴可能なほか、第2回も2020年9月4日に生配信予定。
編集部メンバー&ゲスト大集合でおくる雪山でのヒューマンドラマを、ぜひお見逃しなく!
▼“雪山人狼部”2回目の活動は9月4日の20時から!
▼第1回“雪山人狼部”のアーカイブ動画はこちら
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