『逆転オセロニア』天楔デッキ編/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE29】

2020-05-23 19:00 投稿

この記事に関連するゲーム ゲーム詳細

逆転オセロニア

新しいデッキタイプでどう戦う?

ドーモ、世界のザキヤマです。

2nd シーズンから登場したゼウス(闘化)が持っていた天楔(てんけつ)スキルだが、ついにこれを軸としたデッキが組めるようになった。

デッキ

▲オーラリーダーのタクハタチヂヒメを筆頭に、天楔デッキで活躍できるキャラが多数追加!

【楔スキル解説】
天楔:盤面の駒が置かれていないマスに楔を生成
┗楔は生成したマスに駒が置かれると消滅
┗1個につき1ターン100ダメージ
┗火炎のように防御や罠の対象とならない
神雷:盤面の楔を消費し、数に応じたダメージを与える
┗火炎のように防御や罠の対象とならない

今回は、天楔デッキの強い点や弱い点、実際に使ってみてた所感を紹介していこう。

天楔デッキの強い点

・早い段階で大ダメージを出せる
・対処不可のダメージソース
・楔の毎ターン×100が優秀

楔デッキの基本的な戦いかたは、楔を生成して毎ターンダメージを稼ぎつつ、それを消費することで大ダメージを叩き込むというもの。ゼウスやフツヌシといった、一気に楔を生成できるキャラと合わせて使うことで、早い段階で破格のダメージを出すことが可能だ。

1

▲条件が整えばスカっとするほどリードを奪える。

天楔と神雷を組み合わせた場合、楔を生成⇒消費という順番で発動する点もありがたい。楔の消費数に応じて威力がアップする神雷で、より手軽にダメージを稼ぎやすい仕様となっている。

また、天楔・神雷ともに、ダメージソースの扱いとしては火炎と同系。(実装時点では)罠にも防御にも竜鱗にもアンデッドにもどこにも引っかからない。もちろんデバフの影響も受けないため、楔の数さえ出そろっていれば、安定した固定ダメージに期待できるのも魅力だ。

ちなみに楔は出現がランダムで、そのマスに駒を置いたら消滅してしまうものの、何をどうやっても相手が踏んで消せる楔は1個のみ。そのため、順調に増やしていけば、毎ターン1000以上のダメージが見込める点も優秀と言えるだろう。

2

▲消される/消すことが前提とはいえ、数ターンは魔フェリヤをしのぐダメージを出せるのは分かりやすく強い。

天楔デッキの弱い/難しい点

・長期戦が苦手
・ダメージが頭打ちになる
・楔は楔で上書き可能

楔はまだ駒が置かれていないマスに出現する特性上、中盤以降はどうしても不利。長期戦を視野にいれたデッキ相手では、楔の数が足りず、神雷が使えないこともある。

また、これはガブリエルやリトスの囁きデッキにも共通することだが、ダメージが頭打ちになりやすい。回復、吸収、暗黒が相手だと、せっかく与えたダメージがリカバーされてしまうし、かといってダメージは固定のため、竜や神殴りのようにコンボを絡めたオーバーキルが見込めない。中盤までにテンポよく楔を大量生産し、「やられる前にやる」姿勢で押し切ることも重要となってくる。

「楔は楔で上書き可能」なのは厳密に弱い点ではないのだが、ミラー対決になった場合、スキルを使うタイミングが非常に難しい。

ゼウスのような一気に楔を作れる天楔は、高確率で相手の楔を上書きしやすく、相手の攻撃手段を大きく削ぐことが可能。しかしこれに対して同じく楔スキルで上書きをされた場合、こちらが同じ目に遭ってしまう。

ミラー対決の場合、この上書きというのがよくも悪くもクセモノで、駒巡りと状況判断がとにかくモノをいう。このあたりは実装されたばかりということもあり、使い込んで感覚を掴んでいく必要があるだろう。

重要なのは楔マネージメント!

長所・短所について挙げてきたが、プレイして痛感したのが「いかに楔を増やし、どのタイミングで神雷を使うか」ということ。

使う前は「とりあえず楔増やして殴るんだよな。簡単簡単」と気楽なものだったが、実態はそんな単純なものではなく、「楔のご利用は計画的に」という、リアルのお財布事情に近いものが見えてきた。

神雷は楔がないと発動ができないし、最低でも3本の楔消費が求められるものがほとんど。「ゼウスで楔大量生成⇒タケミカヅチで大ダメージ! ヤッター!」というのはたしかに気持ちはいいが、タイミングを見誤ると、後々のターンで神雷系のスキルがほぼ発動できずジリ貧になってしまう。

 
3

▲序盤の大ダメージで気分は最高にハイ! でも貯蓄は心もとない。

ある程度の楔を残しつつダメージを稼いでいくためには、現存する楔の数と、神雷が消費する楔の数をしっかり照らし合わせていくことが必須となるのだ。

このあたりは「給料入ってパーっと使ったら家賃払えなくなった」とか、「後先考えずに銃をぶっ放してたらリロード中にやられた」という点にも通じるものがある。

これを防ぐには天楔持ちを多めに入れるのも手だし、とりあえずスキルが発動するキャラで凌いでいくのも有効。楔に関わらず何かできるキャラが「つなぎ」として役立つので、トール、エンデガ、ヴァイセあたりは穴埋め要因として非常に相性がよいと言える。

現時点での楔デッキは、「突出して強くはないが、しっかり考えればちゃんと戦える」という「ほどほど」なところだと思う。

扱いの難しさはAの神雷持ちのコスパの悪さにもあって、A駒でもけっこうなダメージが見込めるものの、いずれも楔の消費量が多い。言わば「あればあるだけ食べちゃう」大食漢キャラが多いため、ここぞという場面で楔の貯蓄が切れやすいのだ。

低燃費でほどほどのダメージを出せる「丁度いい」神雷持ちが登場すれば、天楔デッキの評価がまた違ったものになると楽しみにしている。

タイガー桜井と宮坊が動画で攻略中!

YouTubeチャンネルの登録はこちら

ファミ通AppのTwitterはこちら

タイガー桜井のTwitterはこちら

宮坊のTwitterはこちら

世界のザキヤマのTwitterはこちら

逆転オセロニア

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルRPG/テーブルゲーム
メーカーDeNA
公式サイトhttps://www.othellonia.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/Othellonia_info
配信日配信中
コピーライト

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧