【癒し】犬猫以外の生命とも触れ合え!クラゲ、ペンギン、魚、星、そしてオヤジ……少し変わった育成ゲーム5選
2020-05-06 13:26 投稿
何を育み、何に癒されるか、それが問題だ
癒しに飢えた人たちのために癒し系アプリを紹介していく本記事。前々回では犬、前回は猫と触れ合えるアプリを扱ってきた。
犬、猫という定番どころを育てたい人はもちろん多いと思われるが、一方でアプリならではの、リアルではなかなか飼えない動物などを育てたいという人もそれなりにいることだろう。
そこで今回は、犬でも猫でもない、自宅ではなかなか実現できない飼育を楽しめるアプリを5本紹介していく。
超シンプルに癒される!『癒しのクラゲ育成ゲーム』
まず取り上げるのは、今回扱うなかでは比較的リアルでも実現できそうな、クラゲの育成を行う『癒しのクラゲ育成ゲーム』。
育成としては非常にシンプルな内容になっており、ときおり餌やりや水の交換を行うだけでオーケーだ。
水中をふわふわと漂うクラゲは犬や猫のように芸をするわけではないが、ゆるやかに動く様子を見ているだけでもどこか癒されることだろう。
画面をタップすると小さい波紋のようなエフェクトが発生し、タップしたところに向かってクラゲが移動していくのも地味にかわいい。
クラゲが大きなアクションをするわけでもなく、操作もタップするだけのシンプルさ、かつ水は1週間に一度交換する程度でいいという緩さ。
ある種観葉植物を愛でるような感覚で育てることができるクラゲ育成、自粛疲れのみならず、分刻みのスケジュールで暮らす生活に疲れた人の心も癒してくれることだろう。
氷上に築く癒しの国!『ペンギンの島』
2本目は、動画広告で見たことがある人も多いであろう『ペンギンの島』。
こちらはいわゆる箱庭ゲーとなっており、海上に浮かぶ氷の上でペンギンたちが働く施設を作り、氷を氷の島を大きくしながらペンギンを増やしていくという内容だ。
プレイヤーはペンギンや施設が生み出すコインを使い、新たな施設を作っていくことになる。
島の上に暮らすのはペンギンがメインではあるが、プレイを進めるとペンギン以外の生き物も登場する。
ウサギやアザラシ、ヘラジカにホッキョクグマなど、ペンギンだけでなく極寒地に生息する生き物が好きな人にはうれしいところだろう。
また、釣り屋やファーマーといった、さまざまな職業に扮したペンギンたちも存在する。これらの生物や職業ペンギンたちは特定の施設の収入増加などの効果を持っており、ただの癒し要素ではなく島の拡大にも貢献してくれる。
各施設を作った際の島の拡大、施設を進化させた際のビジュアルの変化など、本作はプレイの進行をビジュアルでわかりやすく表現してくれるため、島全体を育てているという感覚を得られやすい。
じっくりと育てつつ、日々の成長に確かな実感を得たいという人にはもってこいのタイトルだ。
バリエーション豊富なペンギンたちの姿を楽しめるので、ペンギン好きであれば一度触ってみるのもいいだろう。
いつでもどこでも水族館!『ポケットアクアリウム』
続いて紹介するのは、スマートフォンやタブレットを水族館に変えてくれる『ポケットアクアリウム』。
こちらは大小さまざまな魚などを育てていくアプリで、小さな熱帯魚から巨大なクジラまで、かなり幅の広い生き物が登場する。
プレイヤーは時間経過や画面のタップで獲得できる生命力を使い、魚の成長や背景の拡張などを行っていく。自分だけの世界を作り出そう。
本作では同時に5つまでの卵を配置することができ、一定時間が経過することで卵から魚たちが生まれてくる(一部魚ではないものも登場する)。
卵は無料のガチャのようになっており、孵化までの時間はランダムに決定される。
漂う魚たちを眺めているだけでも水族館にいるような気分を味わえる本作だが、最大の特徴はAR機能を備えているところ。
ARモードにすると、カメラで写した風景に魚たちを泳がせることができるのだ。
タップ連打を使って急ぎ足でも、放置して得られる生命力を使ってまったりとでも楽しめる本作。
魚たちを眺めて癒されたいという人にはオススメのタイトルだ。
考えるな、育てろ。『新オヤジリウム』
水槽で何かを育てる、というのは育成系の定番ではあるが、何をどう考えたのか、オヤジを育成することができてしまうのが『新オヤジリウム』。
水槽に卵を配置し、卵から孵化したオヤジたちに餌を与えて成長させ、カップルとなったオヤジたちの生み出した卵から生まれる新たなオヤジたちを再び育てていく、という生命の神秘がナナメ上の方向に突き抜けた作品だ。
一度卵を配置し、オヤジが生まれてきたら、その後は餌やり、設備の購入、レースへの挑戦など、プレイ自体はオーソドックスな育成ものの王道パターンであり、外見ほど戸惑うことはない。
小さなオヤジを育てるという、リアルでは絶対に体験できない(したくない)育成エクスペリエンスを楽しめてしまうのがこの『新オヤジリウム』だ。
プレイのペースはかなりゆったりしているので、急ぐことなくまったりと、シュールな世界に浸りたい人は試しに触ってみるのもいいだろう。
宇宙(そら)に、緑を……。『みどりのほしぼし』
最後に取り上げるのが、惑星に緑を芽吹かせながら宇宙を旅していく『みどりのほしぼし』。画像を見ればわかるように、ドット絵で描かれている作品であり、グラフィックだけでも癒される。
本作は、惑星上に配置された装置からリユース弾という弾を射出して、上空に漂う彗星を破壊してエネルギーを集め、惑星にエネルギーを与えて緑を芽吹かせるという作品だ。
ジャンルで言えばどちらかというとシューティングに近いが、星に緑を芽吹かせるということは、言ってみれば惑星を育てるということ。本作は最大規模の育成ゲーであるとも言えるだろう。多分。
彗星を撃ち落としていくというシューティング要素がメインになっているが、自機がダメージを受けるようなことはなく、ひたすら撃ち落とすだけなので、シューティングが苦手な人も安心だ。
プレイフローとしては彗星を撃ち落とし、星にエネルギーを与えていくというシンプルな流れなのだが、射出するリユース弾の強化やカスタマイズ、彗星発見機能の強化など、エネルギーの使い道はいくつか存在するため、何を優先するか迷う楽しさも味わえる。
画面をタップし続けているだけで弾を射出でき、彗星の破壊と、降り注ぐエネルギー元となるさまざまな物質の散らばりっぷりでお手軽爽快感を味わえるのが本作の魅力。
そして何より、やはりドット絵に癒される。舞台となる星が変われば背景に広がる空間も変化していき、ドットで表現されるさまざまな宇宙空間を見られるのは、ほかのタイトルにはなかなかない醍醐味だ。
ドット絵が好き、レトロな雰囲気が好き、という人ならきっと癒されるはずなので、ぜひとも一度触ってみてほしい。
いろいろ触って癒されよ!
3回に渡り犬、猫、そしてその他諸々の癒し系アプリを紹介してきたが、もちろん世の中には今回扱ってきた以外にもさまざまなタイトルが存在する。
アプリストアなどで“犬”、“猫”といった単語で検索するだけでもけっこうな数のタイトルを見つけることができるので、自分の好きな生き物や要素で検索してみれば、自分の好みに合う作品が見つかる、かもしれない。
時間を持て余し気味な自粛生活が続くいま、ふだん育成系アプリを触らない人もものの試しでいろいろとプレイしてみてはいかがだろうか。
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