『ブロスタ』×『ゴジラ』コラボが4月29日より開催決定。自身がゴジラになって新たなゲームモードにチャレンジ
2024-04-26 16:41
2019年10月22日、東京・表参道の“スペース オー”にて、『ブロスタ』の日本一を決める大会“RAGE ブロスタ 日本一決定戦”GRAND FINALSが開催された。
本稿では、全国7都市での地区予選やオンライン予選を勝ち抜いた全12チームによる試合の模様をお届けしていく。
本大会の試合形式は12チームによるシングルエリミネーション方式のトーナメント戦。1回戦から準決勝はBO3形式(2本先取)、決勝戦はBO5形式(3本先取)で行われる。
トーナメントの組み合わせは、当日行われた“エメラルドハント”による予選の結果にて決定。予選は4つのプールで行われ、各プールで1位となったチームがシード権を得た。
対戦で使用する対戦ルールは“賞金稼ぎ”、強奪、制圧、ブロストライカーの4種類。対戦ルールは回戦ごとに変更されるため、優勝するには4つのルールいずれにも対応できる実力が問われることになる。
各試合の第1ゲームではじゃんけんで勝利したチームがマップを選択し、以降は直前のゲームで敗北したチームがマップを選択する。また選択権のないチームも、拒否マップを指定することが可能。
優勝チームには商品として、本大会のために作られたトロフィーと“ブロスタ 世界一決定戦”への出場権が贈られる。
本大会では、esportsキャスターの柴田将平氏が実況とMCを担当。解説の百姓氏、ゲストのドズル氏とともに会場を盛り上げた。
1回戦では、シード権を獲得した4チームを除く全8チームが“賞金稼ぎ”にてバトルを行った。
1回戦 第1試合
○ きまぐれM.O.B 2-1 そらファミ#東海 ×
1回戦第1試合はオンライン予選から進出した“きまぐれM.O.B”と、中部(東海)エリア代表“そらファミ#東海”が対戦。
2戦を終えて1対1の状況から、マップ選択権を得た“きまぐれM.O.B”は得意のジグザグ草原を再度選択。見事勝利し、2回戦へと駒を進めた。
きまぐれM.O.B | そらファミ#東海 | |
---|---|---|
ジグザグ草原 | ○ | × |
流れ星 | × | ○ |
ジグザグ草原 | ○ | × |
合計 | 2 | 1 |
1回戦 第2試合
× チーム チャンネル登録 1-2 Buddha Gaming ○
第2試合は関東エリア代表の“チーム チャンネル登録”と、中国・四国エリア代表“Buddha Gaming”の対戦となった。
3月に開催された“RAGE ブロスタ リアルエメラルドハント”にて優勝したファッションメーン選手を擁する“チーム チャンネル登録”と、ランキングで世界歴代1位を獲得したyamada選手率いる“Buddha Gaming”の対決ということで注目度の高いカードとなったこの試合。
前評判通りの激戦でそれぞれ1ゲームずつ獲得し、もつれ込んだ第3ゲームは3ポイント差のまま終盤を迎える接戦に。しかし残り10秒で“Buddha Gaming”が立て続けに敵プレイヤーを撃破して星を獲得。劇的な勝利を果たした。
チーム チャンネル登録 | Buddha Gaming | |
---|---|---|
生い茂るオアシス | ○ | × |
流れ星 | × | ○ |
流れ星 | × | ○ |
合計 | 1 | 2 |
1回戦 第3試合
× ピース族 0-2 あどみらーず ○
1回戦第3試合はオンライン代表“ピース族”と、中部・北陸エリア代表“あどみらーず”が激突。
この試合では“あどみらーず”が見事な連携により、終始リードをキープする戦いぶりを見せる。
そのまま第1ゲーム、第2ゲームともに安定した立ち回りで連取し、2回戦進出を決めた。
ピース族 | あどみらーず | |
---|---|---|
生い茂るオアシス | × | ○ |
生い茂るオアシス | × | ○ |
合計 | 0 | 2 |
1回戦 第4試合
× みっどぶる~脳筋授ける~ 0-2 紳士なPLAY ○
1回戦第4試合は関東エリア代表“みっどぶる~脳筋授ける~”と、オンライン代表“紳士なPLAY”の戦いとなった。
残り15秒時点で3対3という接戦になった1ゲーム目、膠着状態を打破するべく仕掛けたのは“みっどぶる~脳筋授ける~”。しかしここでは“紳士なPLAY”が冷静にカウンターを決めて勝利した。
この勝利で勢いに乗った“紳士なPLAY”は、続く2ゲーム目も連取して2回戦進出を決定。
みっどぶる~脳筋授ける~ | 紳士なPLAY | |
---|---|---|
ミルフィーユ | × | ○ |
ジグザグ草原 | × | ○ |
合計 | 0 | 2 |
2回戦からはシード権を獲得した4チームが加わり、“強奪”にてバトルを行った。
2回戦 第1試合
× デザイアーズ 0-2 きまぐれM.O.B ○
第1試合は近畿エリア代表の“デザイアーズ”が“きまぐれM.O.B”と対戦した。
初戦は中盤に“きまぐれM.O.B”がフランケンで一気に攻め込んで敵金庫を48%まで削り、大きくアドバンテージを獲得。そのまま勝負を制した。
“きまぐれM.O.B”はさらに2戦目も3人でうまく連携を取り、一気に金庫を落として勝利。練度の高さを見せて準決勝へと進出した。
デザイアーズ | きまぐれM.O.B | |
---|---|---|
アジリティトライアル | × | ○ |
ピットストップ | × | ○ |
合計 | 0 | 2 |
2回戦 第2試合
× Buddha Gaming 0-2 あにまるちゃんぷるー ○
2回戦第2試合では、九州・沖縄ブロック代表の“あにまるちゃんぷるー”が登場。
第1ゲームは互いに激しく削り合う激戦の中、“Buddha Gaming”が残り1%から必死の粘りを見せて場内を沸かせる。逆転勝利もあるかと思われたが、“あにまるちゃんぷるー”は落ち着いた立ち回りで勝利を獲得。
続く2戦目も勝利した“あにまるちゃんぷるー”が準決勝進出を決めた。
きまぐれM.O.B | あにまるちゃんぷるー | |
---|---|---|
砂まみれのエメラルド | × | ○ |
ホットポテト | × | ○ |
合計 | 0 | 2 |
2回戦 第3試合
× No Plan 0-2 あどみらーず ○
第3試合、北海道・東北エリア代表の“No Plan”が“あどみらーず”と激突。
この試合では“あどみらーず”が見事な連携で一気に1戦目を獲得。さらに第2ゲームでもタイミングを合わせた攻撃で一気にアドバンテージを稼いだ後、落ち着いて敵金庫を破壊し勝利。ベスト4進出を決めた。
No Plan | あどみらーず | |
---|---|---|
アジリティトライアル | × | ○ |
ピットストップ | × | ○ |
合計 | 0 | 2 |
2回戦 第4試合
○ 紳士なPLAY 2-1 理想ムーブ ×
2回戦第4試合では、近畿エリア代表2チーム目の“理想ムーブ”が登場。第1バトル、第2バトルともに“紳士なPLAY”と熱い接戦をくり広げ、第3バトルへと試合がもつれ込む。
勝負を決める第3バトル、マップは“砂まみれのエメラルド”。“理想ムーブ”はタンクへの対抗策としてシェリーを編成し、“紳士なPLAY”の猛攻をしのぐ活躍で会場を盛り上げる。
両者とも約10%を残して迎えた最終局面、一瞬の隙を突いて押し込んだ“紳士なPLAY”が勝利。準決勝へと駒を進めた。
紳士なPLAY | 理想ムーブ | |
---|---|---|
砂まみれのエメラルド | ○ | × |
ホットポテト | × | ○ |
砂まみれのエメラルド | ○ | × |
合計 | 2 | 1 |
準決勝は“制圧”でのバトルとなった。
準決勝 第1試合
× きまぐれM.O.B 1-2 あにまるちゃんぷるー ○
第1試合では“きまぐれM.O.B”と“あにまるちゃんぷるー”が激突。
ここではボルトの激しい奪い合いがくり広げられ、毎回どちらがロボットを製造するかわからないほどの接戦がくり広げられた。
勝負を決める第3バトルでは、“きまぐれM.O.B”が残り95%、“あにまるちゃんぷるー”が残り75%という状況から“あにまるちゃんぷるー”がボルト1つの差で最後のロボット製造の権利を獲得。敵金庫前まで押し込むことに成功し、逆転勝利を決めた。
きまぐれM.O.B | あにまるちゃんぷるー | |
---|---|---|
ごみ捨て場 | ○ | × |
受注生産品 | × | ○ |
ごみ捨て場 | × | ○ |
合計 | 1 | 2 |
準決勝 第2試合
○ あどみらーず 2-1 紳士なPLAY ×
第2試合では“あどみらーず”と“紳士なPLAY”が決勝への最後の椅子を懸けたバトルに挑んだ。
1戦目を“あどみらーず”が取った後の2戦目、“あどみらーず”は2度目のロボット製造タイミングでレベル14のロボットを製造、一気に勝負を決めにかかる。しかし“紳士なPLAY”が息のあった防衛を見せ、88%と十分に余裕を残した状態でロボットを撃破。逆に最後のロボットを製造してゲームを獲得し、スコアを1対1に戻す。
そして迎えた第3戦、2度目の製造タイミングで“紳士なPLAY”がレベル15ロボットを製造して攻め込むも、今度は“あどみらーず”が無傷で防衛に成功。“あどみらーず”はそのまま最後の制圧攻撃を成功させて勝利し、決勝進出を決めた。
あどみらーず | 紳士なPLAY | |
---|---|---|
ごみ捨て場 | ○ | × |
工場大乱闘 | × | ○ |
工場大乱闘 | ○ | × |
合計 | 2 | 1 |
決勝戦のルールはボールを相手ゴールへと運ぶ“ブロストライカー”。この試合のみBO5形式となる。
第1、第2バトルは“あにまるちゃんぷるー”と“あどみらーず”がそれぞれ延長線の末に1勝ずつ獲得する互角の立ち上がりに。
第3バトルでは“あどみらーず”が的確にキルを重ねてゴール前が空いたところにシュートを決めたあと、リードを守り切って勝利。優勝に王手をかける。
そして迎えた第4バトル、“あにまるちゃんぷるー”が選んだマップは“鉄壁の護り”。長射程キャラ同士での撃ち合いに持ち込んだと思われたが、“あにまるちゃんぷるー”はなんとビビ、フランケン、ブルという編成で登場。高いHPを活かしてボールを一気に運び込む戦法により、開始15秒で1点目を獲得する。さらに開始55秒で2点目を追加し、見事な作戦勝ちを決めた。
“あにまるちゃんぷるー”が逆王手をかける形で迎えた最終バトルでは、両チームとも高いレベルの攻防を見せる。試はが延長戦にもつれ込み、激しい削り合いの末にみるれ選手が決勝ゴールを決め、“あにまるちゃんぷるー”が日本一に輝いた。
あにまるちゃんぷるー | あどみらーず | |
---|---|---|
スーパースタジアム | ○ | × |
狭き門 | × | ○ |
電光石火 | × | ○ |
鉄壁の護り | ○ | × |
電光石火 | ○ | × |
合計 | 3 | 2 |
優勝した“あにまるちゃんぷるー”には“ブロスタ世界一決定戦”出場権と、優勝トロフィーがドズル氏より贈呈された。
“あにまるちゃんぷるー”みるれ選手は、「この決勝まで上がってこられると思ってなくて……。でも自分たちのずっとやってきた連携を信じて、最後にシュート決められてよかったです」と優勝の喜びを語った。
イベント終了後、優勝した“あにまるちゃんぷるー”の3人にミニインタビューを実施した。
――今回優勝された率直な感想や、チームメンバーへの思いがあればお願いいたします。
みるれ:チームを結成してからずっと仲がよくて、毎日ブロスタしてるような関係だったので、嬉しいの一言です。
はげご:春に結成したときは、正直日本一を取れるようなレベルじゃなかったんです。そこから毎日通話とかして、連携も高まって……。いちばん仲のいい人たちとここまで来れて、本当に良かったです。
ポンコツ:僕が社会人でほかのふたりが学生だったりと立場が違うので、時間があまり合わなくて……。僕が仕事から帰るのが遅くて練習できるのが夜中になったりするんですけど、それでもふたりとも待っててくれるんですよ。それでほかのチームよりもたくさん練習できたことが優勝に導いてくれたのかな、と思っています。
――それぞれ出身地が異なるとのことですが、チーム結成や大会出場のきっかけはどのような形でしょうか。
ポンコツ:出会ったのは配信に参加していたのがきっかけですね。
はげご:このふたりが先に仲良くなってて、ぼくも通話するうちに気づいたら(笑)。
みるれ:なんかもう、気づいたらチームに(笑)。「RAGEに出よう」というのは、いっしょにいる中で自然とそうなってました。
はげご:ちゃんとした練習は九州予選が終わったときからですね。ふだんはみんなiPadを使ってるんですけど、この大会のレギュレーションに合わせてiPhoneを使い始めました。
――優勝したことで世界大会への出場権を手に入れたわけですが、今のお気持ちはいかがでしょうか。
はげご:まだ実感が湧かない、というのが正直なところですね。
ポンコツ:でもやるからには勝ちたいです!
みるれ:みんなで世界を獲ろう、という話はしていました。
――決勝第4戦ではセオリーから外れた意表をつく編成で、会場が大いに沸き上がりました。あの編成を使用することは最初から想定されていたのでしょうか?
みるれ:そうですね、準備していました。
はげご:もうひとつ編成はあったんですけど、この流れを変えたいというタイミングだったので……。あそこで勝てたのは大きいですね。
――このほか、印象に残っている試合はありましたか。
ポンコツ:“制圧”では1本目を取られたので、そこから挽回できるかどうかとても緊張しました。
みるれ:あそこで勝ったことで調子が上がってきた感はありますね。
――そのほか、伝えたいことがあればお願いします。
みるれ:最後の試合、本当はもっと早く点を決められるタイミングがあったんです! でも自分が焦ってシュートを打って、止められてしまって……。そこが少し悔いに残ってます。世界大会に向けてそのあたりも詰めていきたいですね。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | アクション |
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公式サイト | https://brawlstars.com/ja/ |
公式Twitter | https://twitter.com/brawlstarsjp |
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