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『ラスクラ』に『聖剣伝説2』からランディ、プリム、ポポイが登場決定!今後の展開も語られた『聖剣伝説』シリーズコラボインタビュー

2019-09-13 15:00 投稿

『聖剣伝説』コラボ、そのアレコレを聞く!

アイディスから配信中の『ラストクラウディア』(以下、『ラスクラ』)は、2019年8月26日に行った公式生放送“ラスクラTV”第5回にて、『聖剣伝説』シリーズとのコラボを発表した。

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今回、『ラスクラ』のアートディレクターを務めるアイディスの岩崎優氏(文中は岩崎)と『聖剣伝説』シリーズのプロデューサーを務めるスクウェア・エニックスの小山田将氏(文中は小山田)に、本コラボに関するインタビューを行うことができた。

コラボに至った経緯やこだわりのポイント、コラボキャラクターの性能などについて話を伺うことができたので、本稿ではインタビューの様子をまとめてお届けする。

聖剣インタビュー2

▲『聖剣伝説』シリーズのプロデューサー小山田将氏(左)と『ラスクラ』のアートディレクター岩崎優氏(右)。

『ラスクラ』のファンタジー世界に馴染むコラボ

――『ラスクラ』と『聖剣伝説』シリーズのコラボはどのようなきっかけから始まったのでしょうか?

小山田 以前、岩崎さんがアートディレクターを務めていた作品で『聖剣伝説2』(以下、『聖剣2』)のコラボをしていただいて、その繋がりからですね。E3で『聖剣伝説3』(以下、『聖剣3』)のリメイク版を発表した後に、アイディスさんからコラボのご相談をいただいたんですよ。

そのときに「逆に、『聖剣2』でいいの?」みたいな話はした記憶があります(笑)。それでも『聖剣2』に思い入れが強いから、コラボもまずは『聖剣2』からやりたい、と言っていただいたんです。

聖剣コラボ1

――今回は『聖剣2』をメインにしたコラボになるんですよね。

岩崎 そうですね。『ラスクラ』としても初のコラボになるのですが、まずは『聖剣2』の主人公3人から作らせてほしい、とご相談させていただきました。

小山田 初めてのコラボ先としてご指名いただいたこと自体は非常にうれしいですし、『聖剣2』の主人公たちが好きだから、と選んでいただけたのも、大変ありがたいなと思いました。

――初のコラボということで、世界観の落とし込みなども作品を選ぶ基準となったのですか?

岩崎 『ラスクラ』自体、かなり世界観にこだわっているところがあって、ファンタジーの世界を崩さない作品とコラボをしたいと考えていました。『聖剣伝説』シリーズは1作目からファンタジーの世界を作り上げてこられた作品なので、『ラスクラ』の世界に登場しても違和感なく馴染むと思って、コラボを検討させていただいた結果ここに至ったという形になります。

――実際にコラボをするにあたり、両社ではどのようなやり取りがあったのですか?

小山田 『聖剣2』の3人を登場させることが決まってからは、自分からは当時のセリフ資料などをまるっとお渡しして、後は「やりたいことを自由に考えていただいて大丈夫です」とだけお伝えしました。

岩崎 物語の核心に触れるような部分だけは避けてほしい、というオーダーはいただきましたが、それ以外の部分はかなり自由にやらせていただいたので、とてもやりやすかったです(笑)。

小山田 『聖剣2』がどこかのタイトルとコラボをするときは、大体ラスボスを出したいというリクエストをいただくんですよね(笑)。ラスボスを出してもいいのか、というのは難しい部分ですけど、やっぱりインパクトがありますし、当時遊んでいただいた方々の記憶に残っているという意味でも、そこは非常に強い部分だと思うので避けては通れないですよね。

――ラスボスを出すこと自体はアリということですね。

小山田 はい。ただ、クリアー後のエピローグ的なところに関しては、できれば自力でクリアーして見ていただきたいので、そこは何とか伏せてください、という風にお願いしています。

『聖剣2』をそのまま再現したい

――今回のコラボでとくにこだわった部分はどこでしょうか?

岩崎 ドット絵やアクション部分は注目してほしいポイントですね。これまでも、ドット絵の作品で『聖剣2』とのコラボを行った作品はたくさんあったと思います。ただ、たとえばターン制のバトルだったりすると、アクション面の再現が難しかったかな、とも思うんです。

――『聖剣2』自体がアクションRPGでしたから、システムが違うと難しくはなりそうですね。

岩崎 今回、『ラスクラ』はアクション性が高いバトルということもあって、自分で敵の近くまで移動して斬りつける、みたいなことができたるので、そういった『聖剣2』の再現部分に1番力を入れています。なんなら、「『聖剣2』をそのまま再現したい」というような気持ちでやっています。

――アクション部分で言いますと、『ラスクラ』では技が何種類かあると思いますが、そちらも原作から?

岩崎 はい。原作にあった技や魔法から再現できるものをチョイスして、上手く組み合わせた形になっています。

――実際にそれらを見て、どう思われましたか?

小山田 非常に丁寧に作っていただいていて、ありがたいですね。ラビの耳についてだけはちょっと口を出させてもらいました(笑)。

岩崎 すみません(笑)。どうしてなのか、イメージが少し短くなってしまうんですよね。最初は猫みたいな短い耳になっていたので、小山田さんからのフィードバックをもとにウサギのような長い耳に修正してあります。

ラビ300ラビ0911

▲もとの絵となる『聖剣伝説』のラビ画像(左)。『ラストクラウディア』で実装されるラビのドット絵が画像(右)となる。

力が入りすぎて逆にトレース疑惑!?

――8月26日の生放送で公開されたビジュアルのなかでも、『聖剣2』のパッケージイラストをほぼそのまま再現したアークが印象的でしたね。

aw_ark_200020聖剣伝説2

小山田 あれはすごかったですよね。こちらから素材を提供する前にあのイラストをいただいたんですけど、思わず「これ、トレースじゃないですよね?」と聞いてしまったくらいで(笑)。

最初は本当に、完全にパッケージイラストのままで、てっきりもとの絵を加工してしまったのかと思ったんですよ。絵の加工だけはやめてください、という話をしたら……。

岩崎 もちろんトレースではなく、ゼロから描いたものだったんです(笑)。担当したイラストレーターも『聖剣伝説』がすごく好きで、力を入れてかっちりと合わせようとしたら、本当にトレースレベルになってしまったんですよ。

聖剣コラボ3

小山田 さすがにそのままだと、もとの絵を加工したと思われてしまう可能性があったので、いくつか意図的に変えてもらうようにお願いしました。なので、主人公たちの向きが違ったり、いくつか違いがあるんですよ。

でもそれぐらい力を入れていただいているのが伝わってきたので、これはこちらもその熱に応えないと、となりましたね。

――その違いも楽しみにしています! ちなみに、今回登場するアークのイラストは動くのでしょうか?

岩崎 はい、そこはしっかり動きますので、期待してお待ちください。

aw_ark_200010聖剣伝説300aw_ark_200030聖剣伝説300

▲今回は、特別に新アークふたつのビジュアルも公開。

――今回、岩崎さんのなかでとくに思い入れがあるものはありますか?

岩崎 あくまで個人的な思い入れですけど、やっぱり『聖剣2』のアークですね。『聖剣2』は自分がスーパーファミコンを買ったときに、最初に買ったソフトなんですよ。小学2年か3年生のときだったんですけど、本当にずっと遊んでいたので、感慨深いですね。

――先ほど、ユニットの動きでも原作を再現しているというお話がありましたが、注目してほしいモーションなどはありますか?

岩崎 必殺技のモーションで言えば、ランディの剣まわりの動きですね。とくに、原作で“魚雷旋風斬り”という、ぐるぐる回りながら斬りつける技があるんですけど、その動きはぜひ見てほしいですね。

小山田 当時、ドットならではの表現としてやっていた技なんですが、いまになって改めて見ると、よく作るな、という感じがありますね(笑)。

本当に再現にこだわっていただいていますし、『ラスクラ』特有のバトルのテンポ感みたいなところに合わせて、だいぶ軽快なアクションとして起こしていただいているので、非常にいま風なところがあって格好よくなっていますよ。

聖剣コラボ2

――当時のグラフィックで見るのとはまた印象が少し変わりますよね。

岩崎 そうですね。昔の思い出はやっぱり脳内で補正がかかっているので、綺麗だったというその印象をいかに再現できるか、みたいなところにはこだわっています。

小山田 最近はクオリティの高い作品がどんどん出てきているので、改めて昔のを見ると記憶との差にびっくりしたりしますからね。

岩崎 今回はそこを補完した絵を出そうと思って頑張りました。

――その動く様子が、東京ゲームショウ2019のファミ通ブースで公開される。

岩崎 ……と、いいなと思います(笑)。

性能面でも原作再現を

――今回のコラボで登場するユニットは、性能としてはどういったものになっているのでしょうか?

岩崎 まずランディは軽装の剣士なので、動きがスピーディーで爽快感のある、ザクザク斬っていくような感じにしています。特徴として、原作で魔法は使えないという設定があるので、魔法にはあまり振っていません。

『ラスクラ』では無属性で連撃をメインにする剣士がいないので、そういう意味では新しいですね。どこでも対応できるような、汎用性の高いキャラクターになっていると思います。

ランディ

小山田 あと、フラミー()も出てくるんですよね。

フラミー:『聖剣2』に登場する白い竜。主人公たちの長距離移動手段ともなる。

――どのような形で登場するのでしょうか?

岩崎 勝利モーションですね。ここも特徴的なものになっているので、ぜひ注目してほしいです。勝つと原作でも使っていた風の太鼓をドコドコと鳴らして、飛んでくるフラミーに飛び乗って消えていく、みたいなモーションを作りました。

小山田 話を聞いたときは、わざわざそこまでやるのか、って思いましたよ(笑)。

岩崎 プリムは、初期の武器がグラブで格闘系なので、格闘に寄せています。特徴的な技としては、まずはグラブ技でエネルギー弾を飛ばすものがあります。あとは、魔法が補助から回復まで幅広く使えるキャラクターなので、わりとオールラウンダーなキャラクターとして登場します。

プリム

岩崎 ポポイはわかりやすく、とにかく攻撃魔法をバンバン使うキャラクターですね。原作でもポポイの攻撃魔法を多用したという方は多いと思うので、『ラスクラ』でも魔法をバンバン撃てるところは再現していて、全属性とまではいきませんが、光以外の各属性魔法を使えるユニットになっています。

ポポイ

――今回は『聖剣2』をメインにしたコラボになっていますが、第1作からではないのは、やはり1作目が『ファイナルファンタジー外伝』だからでしょうか?

岩崎 そうですね。

小山田 加えて言うと、ゲームボーイ版はイラスト素材が少なかったので、ビジュアルを覚えている人がそう多くないだろう、という部分もあったんですよ。

『聖剣伝説』がタイトルとして独立したのも『聖剣2』からなので、そういう意味ではコラボが『聖剣2』からでも違和感はないですからね。もちろん、やっていただけるのであれば、そのうちやってほしいです(笑)。

――まさかの初代『聖剣伝説』コラボが。リメイク版も発売されますし、『聖剣3』コラボも気になります。

小山田 いいですね。リメイク版の発売に併せて、みたいな。

岩崎 主人公が6人もいるから大変ですね。

――『聖剣3』リメイク版の発売日は決まっているんですか?

小山田 いまはまだ何も言えないですね。

※インタビュー後に、2020年4月24日発売予定と発表されました。

――ということは、コラボまでの準備期間がまだあるということですね。

岩崎 『聖剣3』はクラスチェンジをどうしようか迷うところです。

小山田 それはもう、全部出していただいて。

岩崎 1キャラクターに4クラスですから、24キャラクターも出てきちゃいますよ(笑)。

『聖剣伝説』シリーズに触れるきっかけに

――そもそも『ラスクラ』ユーザーは世代的に『聖剣伝説』シリーズをどれくらい知っているのでしょうか?

小山田 『聖剣2』でも25年以上前の作品なので、知らない人が多いとは思います。そういう意味では、昔スーパーファミコンで遊んだ方々にまた遊んでほしいというのもありますけど、スマートフォンで遊んでいるような若い人たちに今回のようなきっかけで知ってもらって、リメイク版を遊んでもらえるとうれしいですね。

岩崎 生放送でコラボを発表したときは、7割ぐらいが「マジか!」、「『聖剣伝説』だ!」みたいな反応で、残り3割ぐらいは当時まだゲームをやっていなかったような若い層、という印象でしたね。そういった若いユーザーさんに、『ラスクラ』で触った後でリメイク版をプレイしていただければと思います。

1

――『聖剣伝説』シリーズがコラボとしてスマートフォンタイトルに登場するのも久しぶりですよね。

小山田 そうですね。スマートフォンで『聖剣伝説』シリーズが展開していたときはコラボも積極的に行っていましたが、そこからいったん休眠という形をとって、コンシューマーをメインにしていました。こういう機会があること自体、非常に喜ばしいですし、お互いに盛り上がるといいですね。

岩崎 でも『聖剣3』もやりたいですね。

――早くもコラボ第2弾の可能性が。

小山田 なんならケヴィンとかはね、変身しちゃったり()。

ケヴィンの変身:『聖剣3』の主人公のひとり・ケヴィンは夜になるとウルフ化し、攻撃力が上昇するという特徴を持っている。

岩崎 たまらないですね(笑)。でも作るほうはめっちゃ楽しんで作りますよ。

小山田 ワールドワイドにも展開していきますしね。

岩崎 そう、じつは『ラスクラ』も秋ごろから北米で展開をしていこうかと考えているので、海外のユーザーさんも、『聖剣伝説』か、と思ってくれたらうれしいなと思っています。実際に展開する際の動きについてはいまご相談させていただいている最中、という感じですね。

――『聖剣3』コラボの実現を考えると、今回のコラボでの製作期間も気になるところです。

小山田 今年のE3でお話をいただいてからなので、6月くらいからですよね。

――かなり早いですね。

岩崎 決まったらすぐにドットを打ち始めましたからね(笑)。

小山田 交渉の時間もほぼなかったですよね。コラボですか、じゃあ資料を送りますね、みたいな(笑)。

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――コラボに関する指定などもとくになかったんですか?

小山田 そうですね。どうせコラボするなら、ということでひとりではなく3人を出してください、くらいでした。

岩崎 ちょうど『ラスクラ』はパーティーが3人で設定できるので、ぜひ『聖剣2』の3人でパーティーを組んでほしいですね。

小山田 そう言えば、やっぱりユニットはガチャで手に入れるんですか?

――初のコラボという意味でも、それは気になる部分ですね。

岩崎 いろいろと検討はして、ゲーム最序盤の古びた聖剣を持っているランディを作って配布するか、なども考えたのですが、最終的にはガチャになりました。でも、たとえばコラボユニットのひとりは入手しやすいようにしようか、という話もあって、そこはいま検討しているところです。

――アークに関しても、ガチャでの入手に?

岩崎 そうですね。ただ、レアリティなどに関しては調整中です。

――コラボイベント限定の装備品なども出てくるのでしょうか?

岩崎 あります。『聖剣伝説』シリーズに登場したアイテムも登場させる予定ですので、楽しみにしていてください。

ラスボス戦前の連戦再現も!

――グラフィックやモーション以外でも、原作を思い起こさせるような要素はありますか?

岩崎 原作では、ラスボスまでの連戦があったので、その流れもできるだけ踏襲したいなと考えています。登場する敵の順番などまでは細かく覚えていない方が多いと思いますが、こんな感じだったな、というのを思い出していただけるような感じにしたいです。

小山田 今回は個人的に思い入れがあるシーンも再現していただいているので、そこから興味を持っていただけたらうれしいです。

『聖剣2』を遊んだことのない人が今回初めてその流れを体験して、原作を遊んでみたときに「ここのオマージュだったのか」みたいになってもおもしろいな、と思います。『聖剣伝説コレクション』も発売中ですので、ぜひ(笑)。

『聖剣伝説コレクション』公式サイト

――最後に、発売日が気になるリメイク版『聖剣3』の告知もお願いします。

小山田 ひとまず発売日に関しては、2020年アーリー、ということで(笑)。プラットフォームとしては、ニンテンドースイッチ、プレイステーション4とSteamにて発売を予定しています。

東京ゲームショウでは、スクウェア・エニックスブースで展示とステージ、ソニーさんのブースでは試遊もできますので、今回興味を持っていただいた方も、ぜひ触ってみていただければと思います。

――東京ゲームショウ2019で発売日を発表されるのでしょうか?

小山田 発表できたらいいな、ぐらいの形で調整中です。

岩崎 そのあたりは『ラスクラ』の生放送でもどんどん宣伝してください(笑)。東京ゲームショウでは『聖剣伝説』シリーズコラボの動く様子などもお届けできると思うので、そちらも楽しみにしてほしいですね。

――楽しみにして待ちたいと思います。ありがとうございました!

『聖剣伝説』コラボの続報は、9月15日13時から、ファミ通Appチャンネルにて行われる“ファミ通×ゲームの電撃”TGSスペシャル生放送”で公開予定となっている。

“『ラストクラウディア』×『聖剣伝説』シリーズコラボの新情報を独占初公開!”のコーナーをお楽しみに!

※画像は開発中のものです。

ラストクラウディア

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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公式サイトhttps://www.lastcloudia.com/
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