ハイレベルな攻防の連続に息つく暇なし!荒野王者決定戦への最後の切符をかけた戦い『荒野Championship-元年の戦い 』

2019-07-22 20:30 投稿

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荒野行動

東日本のトップに君臨したのはどのチームだ!?

2019年7月21日、東京・ベルサール汐留にて『荒野行動』のesportsイベント“東日本王者決定戦”が開催された。

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本イベントは賞金総額2500万円以上、延べ9万チームがエントリーしたという国内最大規模のesportsイベント“荒野Championship-元年の戦い”の流れの中にあるひとつの大会。今回イベントの成績上位9チームが、2019年8月12日に開催される“荒野王者決定戦”への出場権を得られるとあり、盛り上がりを見せる大会となった。

本稿では、この東日本王者決定戦で行われた全3試合の模様ならびに大会の結果をリポートしていく。

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▲実況:柴田将平氏(写真左)、解説:Bocky氏(写真右)のふたりが、各試合を盛り上げた。

予想外の展開で動き出した第1ラウンド

今大会は1チーム欠場により、全19チームで9席を争う形に。そんな状態で始まった第1ラウンドは、マップ“嵐の半島”でスタート。航路は南南東から真北へ一直線。多くのチームが南側に降下していき、序盤からかなり密集した形に。

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そんな中で起きた最初の大きな動きは、オンライン予選2位通過チーム“αDcrow”の脱落。解説のBocky氏も注目していた強豪チームだったが、予選1位通過の“DgGZWEI”と序盤で接敵してしまい、2名失ってしまう。

残った“αDcrow”の面々は、乗り物を使ってなんとか“DgGZWEI”から逃げ切るも、その先でまたべつのチームとなる“稼ぎ屋”と接敵してしまい、逃げ場を失った“αDcrow”はそのまま全滅。早々の脱落となった。

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▲素早い判断で“DgGZWEI”との戦闘を切り上げ撤退したのにも関わらず、その先で別のチームに遭遇するという運の無さが光ってしまっていた。

この脱落を皮切りにしたのか、ここで全体的にキルポイントを稼ぎに走るムーブが見え始め、脱落者が続出。激戦に次ぐ激戦で、最終的な安全地帯に残ったのは、たった8名(4チーム)。さらに、最終安全地帯は、これといってカバーできるような遮蔽物がない平野地帯で、各チームまずは落ち着いて索敵を進めていたが、ここで動いたのはチーム“時代は”。

チーム“時代は”は、この時点で3人が生存しており、この時点で数的有利を得ていたチーム。この状態に感づいたのかは不明だが、チーム“時代は”は、メンバーのひとりを索敵要員、およびデコイとして大きく動かすことで、敵の位置を特定。その後攻めに転じて見事1位を獲得してみせた。

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▲各チームが索敵を進める中、チーム“時代は”のふぅ~選手が、地形を利用して接近を試みる。この積極的な動きが結果に繋がったと思われる。

第2ラウンドは生存戦略からの遭遇戦により、安全地帯縮小後に戦いが激化

第2ラウンドのマップは“激戦野原”で、ヘリの進路は北から南南西。今回も第1ラウンドと同様、多くのチームのがまとまって降下し、序盤から激戦が巻き起こることが予想された。

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しかし最初の予想とは打って変わって、本ラウンドでは、各チーム生存を意識した慎重な立ち回りが多く、積極的に攻める動きはあまり見られなかった。しかし、安全地帯の収縮に合わせての移動で、鉢合わせになるチームが多く、各地で勃発戦が巻き起こっていた。

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▲安全地帯の縮小に対し、多すぎるチーム数。これがさまざまな場所での遭遇戦に繋がり、安全地帯への入りかたも勝敗を左右する要素に。

最終的な局面では、第1ラウンドに続き“時代は”が生存人数および位置取りともに優位な状況に立ち、2連取するかと思われたが、これを阻止したのはチーム“対あり≠”。ねおん選手がチーム“時代は”の付近まで密かに接近、急襲し、チーム“時代は”の生存者3名をひとりで刈り取るというビッグプレイは、視聴者を大きくわかせた。

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▲スモークで身を隠しながら、外周を回って接近を試みたねおん選手。完璧に裏を取り、ひとりずつ確実に撃破する様子が映し出された。

第3ラウンド

いよいよ今大会ラストとなる第3ラウンド。マップは“東京決戦”で、ヘリの進路は南西よりの位置からから北へ一直線に抜ける形。ここまでの2戦では、特定の地点にチームが密集するような動きを見せたが、今回はキレイ散ったため、静かな立ち上がりとなった。

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本マップは建物が非常に多く視野が限られるほか、建物を利用した激しい高低差もある難しいマップ。解説のBocky氏も「先の2ラウンドで使われたマップでの立ち回りを得意としている人でも、苦手意識を持ちがち」と語っていたが、それを証明するように、先の2ラウンドで上位を獲得していたチームのメンバーが序盤~中盤でメンバーを失ってしまう。

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▲大きく盛り上がった一幕。高所を取り、位置的有利を得ていた“Risky”の2名が、階段を登ってくる敵チームの5名を2方向から攻め続けることで、数的不利を覆す戦いを披露!

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▲チーム“対あり≠”が広く陣取り、安全地帯外の敵チーム囲い込むように足止めをしてみせたシーンもひとつの見所!

そうした激闘を潜り抜け、最終的な安全地帯にたどり着けたのはチーム“αDcrow”の2名と、チーム“të*ripiの戦隊”の2名。数字上は有利不利のない状態に思えるが、まず有利に立ったのは、ふたりとも体力に余裕のある“αDcrow”。瀕死の1名を抱えるチーム“të*ripiの戦隊”に、回復の隙を与えまいと猛攻を見せた。

これで決着とも思われたが、“të*ripiの戦隊”はなんとかこの猛攻をしのぎ切り、反撃を開始! 先の猛攻で分散してしまった“αDcrow”のひとりに襲い掛かり、見事撃破してみせた。これで数的有利を獲得したチーム“të*ripiの戦隊”は、勢いそのままに残りのひとりも刈り取って、最終ラウンドの1位を獲得した。

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▲二手に分かれてクロスファイアの形を作ろうとした“αDcrow”の作戦をBocky氏も「いい戦略」と語っていたが、チーム“të*ripiの戦隊”はこれをはねのけ、逆に利用する見事な立ち回りを見せた。

東日本王者決定戦:結果

■“王者決定戦”出場権獲得チーム<本大会順位ならびにトータルポイントもあわせて掲載>

1位:të*ripiの戦隊【185ポイント】
2位:対あり≠【175ポイント】
3位:時代は【165ポイント】
4位:αDcrow【145ポイント】
4位:気持ちぃ【145ポイント】
6位:Risky【130ポイント】
7位:DgGZWEI【110ポイント】
8位:96〒【105ポイント】
9位:Eras【100ポイント】

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▲1位を獲得した“të*ripiの戦隊”の面々。

■キルマシーン賞

・ErasのDgAEpy選手
・対あり≠のねおん選手

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▲左:ねおん選手、右:DgAEpy選手。

全3ラウンドを通した最終結果は以上となり、ポイントで1位を獲得したチーム“të*ripiの戦隊”の代表は「ビックリしています。8位とか9位とかだと思っていたのでメチャクチャうれしいです。王者決定戦でも1位目指して頑張りたいです」とコメント。

オンライン予選で上位を獲得していたチームも9位までに入ることはできていたが、TOP3に食い込めなかったりと、波乱万丈の展開を見せた本大会は、これにて閉幕。これで2019年8月12日開催予定の王者決定戦への出場チームが出揃うこととなった。

『荒野行動』の初代チャンピオンの座に輝くのはどのチームになるのか!? 8月12日の最終決戦にもぜひ注目してもらえればと思う。

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荒野行動

対応機種iOS/Android
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ジャンルFPS/TPS
メーカーNetEase Games
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