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【先行プレイ】『ロマサガ リ・ユニバース』は紛うことなき正統『ロマサガ』シリーズだった!ドット絵、陣形、閃き……止まらないノスタルジー

2018-11-16 16:10 投稿

閃き、閃き、また閃く!

「天才とは、1%の閃きと99%の汗である」

かつて白熱電球を世に広めるなどして“発明王”と呼ばれた人はこう言ったという。

そして時は流れ……

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本作に登場するキャラクターたちは、戦いながら、「これでもか!」というくらい、閃きまくる。どれほどの天才なのかは言うまでもない。なぜなら、彼らは“英雄”なのだから――。

『ロマンシング サガ リ・ユニバース』(以下、『ロマサガRS』)は、人気RPG『ロマンシング サ・ガ』(以下、『ロマサガ』)シリーズで“英雄”となった歴代キャラクターたちが作品の枠を超えて登場するシリーズ完全新作。『ロマサガ3』の300年後の世界を舞台とし、各地に現れた謎の塔と、そこに召喚された“異界の戦士たち”を巡るオリジナルストーリーが描かれる。

2018年11月8日の時点ですでに事前登録は50万人を突破、政令指定都市がひとつできてしまうくらいの人々がリリースを待ち望んでいる注目作である。

本記事では、リアル中二期にシリーズをプレイしてきた記者による、実機プレイに基づいたレビューをお届けする。

シリーズの雰囲気を色濃く残す演出がたまらない!

“ジャケ買い”とか“パケ買い”という言葉があるが、『ロマサガRS』はまさにそれ。当時を彷彿とさせるドット絵風のビジュアル、小林智美氏によるキャラクターイラスト、伊藤賢治氏によるBGM……。ノスタルジーが止まらないとはこのことだ。

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実際にプレイしてみても、キャラクターがクルッと回転したり、飛び跳ねたりする演技や画面スクロールによる演出など、「こいつ(←失礼)……わかってる!」と思わずつぶやいてしまうほどシリーズ作品の雰囲気を再現しているのだ。

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それだけでなく、既報のように“閃き”や“連携”、“陣形”、“LP(ライフポイント)”などシリーズに登場した要素がゲームシステムとして組み込まれている。

システム面については後述するとして、まずはストーリー面の構成から見ていこう。

『ロマサガRS』のメインストーリーは、“ストーリークエスト”と“バトルクエスト”の2種類のクエストで構成されている。

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▲これがホーム画面。右下の丸い“出撃”アイコンをタップして、各クエストに挑むことになる。

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▲クエスト選択画面からは、メインストーリーのほか、イベント用クエストや日替わりの“デイリー”クエスト、さまざまなやり込み系ダンジョンが待つ“チャレンジ”クエストに挑める。

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▲バトルクエストには3つの難度が用意されている。

ストーリークエストでは、登場人物たちの会話を中心に本作のオリジナルストーリーが進んでいく。第1章では、さらわれた妹・リズを探すため“塔士団”に入った元曲芸師のポルカ・リン・ウッドが、この世界に召喚された異界の戦士(シリーズ歴代キャラクター)を始めとした仲間たちと塔士団員としての任務をこなしながら各地を旅していく。

その中で、各地に現れた“グレイヴ”と呼ばれる塔やそこに召喚された戦士たちの謎に迫っていくのだ。

ストーリークエストはひとつひとつがコンパクトに区切られていて、バトルクエストも3つの連続バトルをこなすものとなっており、ゲーム自体のテンポは非常に早い。ただし、バトルクエストは“属性耐性”の相性や技・術の使いどころなどを考える必要があり、なかなか歯応えのある難度となっている。

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▲弱点を突かれると、一撃でやられてしまうことも……。

といっても、コンシューマー版の『ロマサガ』シリーズよりはだいぶマイルドになっているので、後述の陣形や成長システムなどを活用してパーティーを強化しながら戦っていけば、それなりのペースでストーリーを進められるだろう。

また、メインストーリーの中には、かつての“英雄”たちも登場。進行に合わせて、『ロマサガRS』と直接つながりのある『ロマサガ3』のストーリーイベントも挿入される。

しかし、シリーズファンなら序盤のイベントでとある違和感に気付くことになる。

序盤の会話の中で、300年前の“世界を襲った災厄”死食から世界を救った8人の英雄たちの話題が出てくるのだが、当事者であるエレンの記憶からは、彼女の妹である“サラ”の存在が消えていたのだ……。

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▲姉のエレンからは、かつての戦いの記憶ごとサラの存在が失われているようだ。

いったいどういうことなのか。『ロマサガ3』をプレイした方、とくに主人公をサラにしていた方なら、彼女のことはいろいろな意味で絶対に忘れられないはず。その真相は、正式リリース後のアップデートなどで次第に明らかになっていくようだ。

なお、『ロマサガ3』の8人の英雄とはユリアン、エレン、サラ、トーマス、ハリード、ミカエル、モニカ、カタリナ。ストーリー上はエレン以外の登場はストーリーの進行を待つこととなるが、バトルに臨むキャラクターとしては最初期からガチャで手に入る。

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▲カタリナが仲間として使えるのは、ファンには朗報! なお、本作のモニカはそこそこ強いので安心してほしい。

おなじみの要素盛りだくさんのバトル

続いてはバトルや成長システムなどについて。

バトルはクエストひとつにつき3回連続で行われる。ターン制で進行し、『ロマサガ』シリーズではおなじみの要素がたっぷり盛り込まれている。基本的には、通常攻撃もしくはキャラクターごとに設定されている最大3つの術、技のいずれかを選んで行動することになる。

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▲攻撃方法と攻撃対象を選択。選択時に弱点属性などの確認も行える。

技や術の発動にはターンごとに一定量回復する“BP”が必要で、高威力だったり、複数の敵を一度に攻撃できるような強力な技、術はそれだけ多くのBPを消費する。ボス級の強敵がいるクエストでは、それが登場する3バトル目までBPを取っておくといった作戦も必要になるだろう。

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また、各コマンドには技なら“斬”、“突”、“打”、術なら“熱”、“陽”、“陰”といった種類の“属性”が設定されており、対象となる敵や味方の“属性耐性”によってその威力が大きく変わってくる。

弱点属性を突きまくればボスさえもアッサリ倒せる反面、こちらも弱点属性の攻撃を食らうとザコ敵相手にも一撃でやられてしまうので、通常バトルだけのクエストでも対策が必要になることもある。

『ロマサガRS』はシリーズをリスペクトした硬派な難度の場面もあるせいか、属性の相性などでなかなか先に進めなくなることもある。そんなときは、楽にクリアーできるバトルクエストをくり返しプレイして、キャラクター強化に励むといい。

また、これもシリーズ伝統の要素で、各キャラクターの基本能力はバトルをこなすしていくうちに確率で上昇していく。成長要素はほかにも用意されているが、ただ漫然と戦っているだけでも少しずつ強くなっていくのだ。

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▲バトル勝利時に能力がアップ!

バトルは、オート進行にすることも可能。ただひたすら通常攻撃だけを行う“通常AUTO”と、その時に使えるBPの範囲内で最強の技、術をくり出す“全力AUTO”の2種類から選択でき、バトル中もふたつの切り替えやオート進行のオフを行える。

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▲画面下部のふたつの“AUTO”ボタンをタップするだけで、いつでも切り替え可能。

また、バトル中には確率で新たな技、術を修得したり、それらがレベルアップする“閃き”が発生することも。基本的には使いまくっていればどんどん強化されていくので、特定の技、術を強化したいときはオートにせずマニュアル操作でひたすら同じものを使っていくとよさそうだ。

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▲電球アイコンが表示されたら幸せの合図! けっこうひんぱんに閃く。

そのほか、配置によってキャラクターの能力に補正をかけることができる“陣形”や、特定の術、技を使ったキャラクターどうしで連続して強化された攻撃を行う“連携”など、シリーズおなじみの要素も盛り込まれている。これらを使うことで、より戦いやすくなるはずだ。

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▲『ロマサガ2』から登場した陣形システム。出現する敵に応じて使い分けよう。新たな陣形は、ストーリーの進行に応じて入手できる。

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▲『サガ フロンティア』より登場した、技、術が連続してくり出される連携。強引に組み合わされた連携名が相変わらずおもしろいので、発生したら注目してみてほしい。

ほかにも、“状態異常”や“オーバードライヴ”など、バトル関連だけでもかなりの要素が登場する。

シリーズ未体験の方はそのボリュームに驚くかもしれないが、慣れてみれば意外に難しくなく、むしろやり応えがあって楽しいものである。期待していてほしい。

それにしても、スマホでここまでやるとは。気合い入りすぎ……(笑)。

“スタイル”システムや成長について

『ロマサガRS』では、ガチャやストーリー進行で入手したキャラクターの中から5人を選んでパーティーを編成することになる。この際、同じキャラクターでもイラストやレアリティが異なるものが登場するのだが、それは同一キャラクターながら異なる“スタイル”としてカウントされる。

“スタイル”は、そのキャラクターへさまざまな能力補正をもたらすもの、という考えかたをするとわかりやすいだろうか。たとえば、モニカには“SS モニカです、よろしく”と“S ロアーヌ侯の妹”といったスタイルが用意されていて、それぞれ下の写真のように異なる技や術、属性耐性などを持つ。

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▲スタイルごとに異なるイラストが楽しめるのがうれしい。基本的にはレアリティの高いスタイルのほうが各種能力は高いのだが、低いレアリティのスタイルは技や術などの使い勝手に優れているといった違いも。

また、バトルや“遠征”などで得た“スタイル強化EXP”を消費すると、スタイルごとに“スタイルLv”を上げることができる。スタイルLvが上がると、各種能力に補正がつくほか、基本能力を上昇させたり特殊な“アビリティ”を修得する。

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▲道場でスタイルを強化。ほかにも“スタイル限界突破”や“技・術覚醒”、“訓練”など道場にはさまざまな強化方法が用意されている。

なお、遠征は5人のキャラクターを数時間派遣するというもので(その間もクエストに出撃は可能)、一定量のスタイル強化EXPを得られるほか、キャラクターの基本能力もアップする。

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この記事ではストーリー上直接関連のある『ロマサガ3』の話題ばかりが出ているが、登場キャラクターには『ロマサガRS』オリジナルはもちろん、他の『ロマサガ』シリーズや『サガ フロンティア』シリーズ、『アンリミテッド:サガ』といった作品の人物も登場しており、スタイル違いも含めるとじつに多くのキャラクターが存在する。

ゲームを始めたてのころはレアリティ&能力重視で成長させることになるだろうが、スタイル強化や装備の活用によってキャラクター選択の幅も大きく広がっていくので、ある程度パーティーの軸ができたらお気に入りのキャラクターを優先して使うなど、さまざまな楽しみかたができるようになるはずだ。

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▲ゲーム開始直後はガチャを引くのに必要な“ジュエル”もガンガン手に入るので、キャラクターも集めやすいだろう。なお、各キャラクターの説明文はシリーズ総合ディレクターの河津秋敏氏が書いているのだとか!

キャラクターの強化には、“装備”を使って能力を補正する方法もある。先述したように、『ロマサガRS』では属性耐性の相性によってダメージが大きく変わるので、弱点属性をカバーする防具を装備したり、敵の弱点属性(クエスト選択時に見ることができる敵もいる)に合わせた武器を装備するといった工夫も求められる。

なお、装備アイテムはバトルのドロップで入手でき、“鍛冶屋”コマンドで強化、進化させられるぞ。

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▲バトルクエストで装備アイテムを集め、鍛冶屋で強化して使おう。

今回、おもな要素をひと通りざっと紹介してきたが、振り返ってみると「なんつーボリュームだ!」と驚いてしまう。

これでもまだ、β版に実装されているものの一部で、まだ紹介し切れていない要素も残っているのだから驚きだ。いや、『ロマサガ』シリーズは毎度のことではあるが、プラットフォームがスマホに変わっても、“やり過ぎ”という印象は変わらない。(もちろんとてもいい意味で、である)

冒頭で某エジソンが言ったとかいう言葉を引用したが、われわれプレイヤーはひたすら汗をかいて、英雄たちの物語を楽しませてもらうこととしよう。

正式リリースまであと少しということだが、配信されたらたいへんなことになりそうである。

ロマンシング サガ リ・ユニバース

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG
メーカースクウェア・エニックス/アカツキ
公式サイトhttps://www.jp.square-enix.com/saga_reuniverse/
配信日配信中
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