ブロスタ攻略まとめ

ブロスタの攻略記事

楽しさの瞬発力が桁違い!!スーパーセルが世界展開発表した新作アプリ『ブロスタ』大塚角満による先行インプレッション

2019-02-06 18:38 更新

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ブロスタ

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『ブロスタ』は、“楽しさの瞬発力”がズバ抜けている

ゲームを評価し、点数をつける際に、もっとも拠り所としなければいけないのはどの部分なのか?

俺はファミ通のクロスレビューを一度も担当したことがないので好き勝手に書くが、思うに、“プレイしている一瞬に、どれだけの楽しさを提供されたのか”という1点に尽きると考えていた。

インターフェースはひどいしグラフィックも甘いし要素も少ないけど、プレイ中に跳ね上がる楽しさは群を抜いている……なんてゲームこそ、評価されて然るべきだと思うのである。そう、“楽しさの瞬発力”が高いタイトルこそ至高だと言いたいのです。

なんでこんなことを書き始めたのかというと、先日来、コッソリと遊ばせてもらってきたスマホアプリ『ブロスタ』に衝撃を受けたから。英語版のため、ゲーム内容の95%くらいを理解できずに遊んでいるというのに、跳ね上がる楽しさがすさまじかったのである!!もう、スーパーデラックスアメージング楽しい!!

……いやこう言うと、

「ナルホド、インターフェースとグラフィックが悪くて要素は少ないけど、おもしろいことはおもしろいんだな」

と思われてしまいそうだがそんなことはなく、特筆したいのは“楽しさの瞬発力”の部分。『ブロスタ』はこの点がズバ抜けているのだ。

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『ブロスタ』を開発したのは、世界に冠たるアプリメーカー、スーパーセルだ。『クラッシュ・オブ・クラン』、『クラッシュ・ロワイヤル』などなど、“発明”ともいえる新機軸のタイトルをリリースしては世界中に衝撃を与え、爆発的なヒットを記録してきた“アプリ界の巨人”である。

そんなスーパーセルの最新作となるのが、この『ブロスタ』だ。このゲーム、ひと言でジャンルを表現するなら“チーム対戦陣地ゲー”とでもなろうか(いくつか遊びのルールはあるが、もっともポピュラーなものね)。

 
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“Gem&Grab”というルールのバトルをスタートすると、プレイヤーは3人1チームの一員として配属される。フレンドでチームも組めるみたいだけど、現状、俺が遊んでいるのはランダムマッチングだ。

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▲マップ中央のGEMを奪い合うゲームモードだ!

プレイヤーができることは、移動と攻撃。シンプルにこのふたつ。対戦エリアの上下から6名のプレイヤーが出てきて、中央の穴から排出されるGEM(宝石)を取り合い、規定の時間が過ぎたときにより多くのGEMを持っているチームが勝ち……というもののようである。……このへん、“ようだ”とか“らしい”というあいまいな表現が多くなっているが、英語版のためカンでプレイしているのでご容赦いただきたい(笑)。

まあでも、これで合っているはずだ。英語なんかわからなくても、シンプルな画面構成と他のプレイヤーの動きを見ていれば、やるべきことは一目瞭然だからね。

画面左下の方向キーでキャラを動かし、右のキーで攻撃。攻撃は、弾を発射したい方向に指をスワイプさせると、そちらにバラバラと放出される。若干慣れが必要な操作だけど、この絶妙に思い通りにいかない歯がゆさも格好のスパイスになっているから不思議だ。そして一定のタメ時間は必要だけど、「ここぞ!!」ってときには強力なスペシャルウェポンも発射できる。敵にトドメを刺したいときや窮地に陥ったときに、切り札として使うのである。

 
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▲ゲージが溜まったら必殺技で一発逆転を狙え!

敵の攻撃を被弾すると、当然ながらHPが削られてくる。これがゼロになると行動不能となって、それまでに集めたGEMをバラ撒いてリスタートを余儀なくされる。もちろん、敵もしかりで、倒すとGEMをバラ撒くのでそれを集め、バトル時間が終了するまで踏ん張らねばならぬ。

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『ブロスタ』は、こういうゲームだ。いま流行りのバトルロワイヤル系とMOBAのルールを極限までわかりやすく、コンパクトにし、誰にでもとっつきやすいようにまとめあげたゲームと言える。

近いのは『クラッシュ・ロワイヤル』で、確かにその匂いもするんだけど、詰将棋的な心理戦の要素も強い『クラロワ』に比べて、『ブロスタ』のほうが圧倒的にプレイヤーの介在する要素が多いので(アクションゲームだしな)、よりハードルが低いと感じる。

『ブロスタ』の楽しさは、子どものときに遊んだドロケイ(ケイドロでも可)にもっとも近いと思う。

泥棒と警察に分かれての攻防はシンプルでエキサイティングで、それこそ放課後のすべての時間を使って遊びまくったものだが、やっぱりコレも“楽しさの瞬発力”が抜群に高かったんだよな。

『ブロスタ』が放つワクワク感は、まさにこれに通じる。あのときの放課後には戻れないけど、ちょっと少年時代のことを思い出しながら、世界中の人とワチャワチャ遊びたいと思った。

大塚角満とは

元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中から“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。
現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”を始めとした複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。週刊ファミ通のフェロー(特別編集委員)も務める。

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ブロスタ

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルアクション
メーカーSupercell
公式サイトhttps://brawlstars.com/ja/
公式Twitterhttps://twitter.com/brawlstarsjp
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