【新作】怪獣が地球を守ってもいいじゃない!?地球防衛系オートバトルRPG『世界怪獣戦争』

数手先を予測する奥深い戦略的世紀末バトル

いつの世も怪獣といえば地球の平和を脅かす存在であり、それを討つためのヒーローこそが子どもにとっての憧れであり正義だった。

そんな定説をひっくり返すのが本記事で紹介する『世界怪獣戦争』だ。

近代兵器でゆく手を阻む外界惑星の勢力に対して70種類余りの怪獣を送り込み、崩壊の危機に瀕する地球を奪還するため、果てしなき戦いに身を投じていくビルディングバスターアクションの開戦だ!!

合体と進化を経て誕生する小ネタ満載の怪獣軍団

外界惑星の圧倒的な戦力に崩壊寸前の我らが地球。

プレイヤーに課せられたのはロビーを拠点に基本となる文字通りの“怪獣”をベースに、合体と進化をくり返して近距離や遠距離などさまざまなタイプの巨大怪獣を戦場に送り出すことにある。

バトルはオートモードで巨大怪獣たちは個々の能力を活かして大暴れ。

絵面だけ見るとどちらが侵略者なのかと困惑してしまうが、つねに驚異でしかなかった生命体が味方という構図はとても頼もしい。

基本となる角の生えた“怪獣”同士を合体させるとバルタ◯星人に酷似している“ガメラ”が誕生。

さらには、大人気銀河系映画でおなじみチューバ◯カを連想させる“フントー”やマーベルコミックのガーディアンなんちゃらが脳裏をよぎっちゃう“オルゴル”など、どんな巨大怪獣が誕生するのかというワクワクも本作の大きな魅力だ。

秘めたる能力を発揮させる多彩なシステム

フルオートで戦う放置ゲームといえば各ユニットの強化も重要なポイント。本作では巨大怪獣たちを攻撃力と体力を育てる“怪獣研究”や合体と進化を促進させる“生産研究”など、4つの分野に区分された研究を通じてさらなる力を身に付けることができる。

また、各巨大怪獣には赤や青など特定のトレードカラーがあり、それと対になる“異物”をカスタムパレットに配置することで回避力や移動速度などのステータスを上昇。

さらに異物同士を融合させる“料理”をすれば、新たな異物を生み出すといったロールプレイにおけるアクセサリーの収集と生産が楽しめる。

奇妙な装置を開発して無理やり生命体に組みこむ行為はマッドサイエンティストのようで心苦しいが、そもそも合体と進化をくり返している立場なので深く考えてはいけない。

外界惑星の勢力から地球を守るためと割り切って、多彩な“異物”をガンガン試していこう!!

100ステージからが本番!?　放置できない大激闘

放置ゲームだからと手放しで適当に遊んでいられるのもどうやら100ステージまでらしく、今回筆者がプレイした最初の難所であり、突破するにはいくつかの工夫が必要だった。

そのひとつが“控えの怪獣を準備”して戦場に出ている怪獣が力尽きるまえに入れ換えるということだ。

各怪獣の基本ステータスを強化したりレベルの高い異物を作り出すことも重要だが時間も手間もかかる。

戦場にいる5体すべてが力尽きれば手前のステージに戻されてしまうので、それを回避するためにも控えの怪獣を用意しておくことが手軽だった。

なお、怪獣の生産に必要な“肉”が絶望的に枯渇するときが必ずくる。

これは需要と供給のバランスが悪すぎることから発生する弊害。多彩なタスク報酬で獲得できるほか課金でスタイリッシュに解決することができるとはいえ、突然ゲームがまったく進行しなくなってしまうので、もうちょっと肉を稼ぎやすくしてほしい!!

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

動画でも新作紹介しています

配信前の期待の新作アプリゲームをピックアップ！

毎週更新！ファミ通App的最新ゲームランキング

YouTubeチャンネル登録して動画をいち早く見よう！

ファミ通AppのTwitterをフォロー