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【新作】鍋島の化け猫騒動がモチーフ!?アートな異空間を巡る子猫の大冒険『迷い猫、母猫ヲ捜ス旅』

2018-06-13 12:41 投稿

狂気的な世界を描く短編アドベンチャー

母猫に寄り添い無邪気にはしゃぐ子猫がいるのは、真っ白で不可解な模様が描かれた小さな部屋。そんな空間を打ち破る何者かの襲撃に母猫は飛び出し姿を消してしまう。

本記事で紹介する『迷い猫、母猫ヲ捜ス旅』は、斬殺された我が子を追うように自害した母の血を飼い猫がなめ、化けて出る通称“鍋島の化け猫騒動”を連想させる短編アドベンチャーゲーム。

アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』や『化物語』的な独特な世界観にも注目してほしい!!

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ゲームの見どころ
●脳裏に焼き付くおぞましくも美しい世界
●子猫の探索を阻む奇妙な謎解き

脳裏に焼き付くおぞましくも美しい世界

姿なきものの襲撃に怯えた子猫を守るため、切り裂かれた壁の奥へと消えていってしまう母猫。それを追って飛び出した子猫が見たものは、いまにも精神を蝕み自我を失ってしまいそうな不可解な世界だった。

本作は横スクロールを基本にした探索アドベンチャーであり、短編ながらも強烈なインパクトをプレイヤーに与える奇抜な作品だ。

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今回筆者がクリアーするまでにかかった時間は約30分、多少迷うことはあったがゲームとしてのボリュームは小さいといえる。

しかし、ゲーム性を追求する以上に興味を引いたのが、“鍋島の化け猫騒動”を連想させる記述や表現だ。

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上記にあげたゲーム冒頭のシーンには、塔婆に小森半左衛門鍋島勝茂・光茂の名が書かれている。

これらの名前から浮かぶのは、肥前国佐賀藩の2代藩主である鍋島光茂が碁の相手を務めた臣下の龍造寺又七郎を斬殺。又七郎の母はその死を悲しみながら自害し、流した血をなめた飼い猫が化けて光茂を苦しめるも、光茂の忠臣である小森半左衛門に退治される伝説だ。

これを決定づけたといってもいいのが、ゲーム後半に登場するこのワンシーンである。

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江戸時代末期を代表する浮世絵師、歌川国芳の作品(写真は未完成の状態)にこれと似たものがあるのだ。

これはあくまでも筆者の勝手な考えであり真相は謎のままだが、くり返し落ちる人影や着物姿の女性に重なるネコの頭部など、そうだと連想させるキーワードが随所に盛り込まれている点は興味深い。

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また、冒頭でも述べた通り本作がアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』や『化物語』的な独特な世界観を創り出した“劇団イヌカレー”にとても似ている点にも注目だ。

まったく関係はないようだがとても似ているし、知らずにプレイすればそうとしか言いようがない。

この真相はともかく、何かしら“鍋島の化け猫騒動”が絡んでいることは間違いない。

ぜひ、本作をプレイしたみんなの考察がネットで盛りあがることを期待している!!

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子猫の探索を阻む奇妙な謎解き

本作には歌川国芳の作品を連想させるパズルや障害物を動かす仕掛けなど、いくつかの謎解き要素が用意されている。

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どうしても謎を解けないときは画面右上にある“てがかり”を選択。ヒントを得るには鍵が必要で、複数ある手段から自由に選ぶことができる。

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なお、特定の場所で出現する魔物に触れると即ゲームーバーだが、退治する唯一の手段を解読することでいっきにクライマックスへと突き進んでいく。

母猫との再会は叶うのか、どんな結末が描かれるのかはもちろん、本作の開発者がつぎにどんな作品を生み出すのかにも注目していきたい!!

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P.N.深津庵
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迷い猫、母猫ヲ捜ス旅

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルアドベンチャー
メーカーKojiro Hashida
配信日配信中
コピーライト

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