1. サイトTOP>
  2. ニュース>
  3. App AnnieのCEOが2017年アプリ市場を解説!アプリビジネスを成功に導くデータとは

この度の西日本を中心とする豪雨により被害を受けられた皆様に、心からお見舞い申し上げます。 皆様の安全と被災された地域の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。

ファミ通App編集部

App AnnieのCEOが2017年アプリ市場を解説!アプリビジネスを成功に導くデータとは

2018-01-31 19:27 投稿

世界のアプリ市場を見通すApp Annie

2018年1月29日、App Annie主催の“Top Publisher Awards 2017”授賞式が行われた。

App-Annie

▼ “Top Publisher Awards 2017”授賞式の様子はこちら

本記事では、授賞式前に行われたApp Annieメディア向け発表会の内容と米国App Annie社の共同創業者にして現CEO、バートランド・シュミット氏のプレゼンについて紹介していく。

多くのアプリ提供企業(パブリッシャー)は、積み重ねられたデータと向き合い、アプリの改良を重ね、その果てに成果を出している。App Annieはアプリビジネスを成功に導く助けとなる市場データを収集、分析して顧客へと提供する世界No.1のアプリ情報プラットフォームだ。

01_IMG_6970
▲App AnnieでCEOを務めるバートランド・シュミット氏。

数字から見えてくるアプリ市場の推移

シュミット氏はまず「アプリはあらゆる業界に変革をもたらしている。とくにモバイルアプリは重要な役割を果たしている」と語り、さまざまな例を挙げた。

02
▲飲食、コミュニケーション、ゲーム、仕事、買い物など、現代人の生活はさまざまな部分でアプリに支えられている。

続いて、シュミット氏はさまざまな数字で世界のアプリ市場の推移を説明。この2年間でアプリがどれほど身近な存在になったのか理解できるはずだ。

03
▲2017年のアプリダウンロード数は1750億(日本に限定すると25億)。成長率は2年間で60%。
04
▲スマホユーザーは1日3時間もアプリを使用している。成長率は2年間で30%。

アプリに対する消費者の関心は高まりつづけており、業界からすれば紛うことなき成長を遂げた。なお、我々は月平均で40種類のアプリを活用しているという。このことから、アプリという存在がどれだけ我々の生活に密着した存在になっているかが伺える。

05
▲スマホユーザーが1ヶ月に使用するアプリの平均値は40種類。また、インストールされているアプリは80種類である。

このデータは世界平均であり、アプリ市場の成熟度や国のアプリの捉えかたによって国別データは大きく変動する。前述したアプリの使用数でいえば、日本、中国は月にインストールされるアプリが100種類を超えており、世界でもトップレベルの多さ。それだけにユーザーが使用するアプリの入れ代わりが激しく、市場競争が激化しているこことがわかる。

つづいて、アプリへの課金額を示したスライドはこちら。

06
▲アプリへの課金額は2年間で2倍以上に成長しており、その額860億ドル。

課金額を地域別に見たデータも興味深い。とくに成長が著しいのはアジア太平洋地域。世界全体の3分の2を占める数字である。

07

また、シュミット氏は各国の市場の成長曲線を読み解き、アジア太平洋地域には成長の余地が残されていると指摘した。

シュミット氏は「アジアには日本や韓国のように成熟度が高い都市も存在するが、未成熟なインドやインドネシアには成長の余地がある」と解説。また、「成熟した地域とそうでない地域に二分化されている中国にも成長の余地がある」と語った。

08
09

シュミット氏が関心を見せた任天堂とソニーの動向

シュミット氏は日本市場についても深い見識を示しており、とくに任天堂とソニーの動向については具体的な作品名を挙げて説明した。

任天堂はアプリ収益ベースでの世界ランキングにおいて、2016年はTOP52圏外だった。しかし、2017年には34位まで急浮上。『スーパーマリオ ラン』、『どうぶつの森 ポケットキャンプ』、『ファイアーエムブレム ヒーローズ』など、ラインアップの充実が影響しているという。

ソニーに関しては2017年8月、9月に売り上げ世界一を記録した『Fate/Grand Order』の名前を挙げた。

そのほか、シュミット氏はゲーム以外のアプリについても丁寧に解説。レシピ動画アプリの『DELISH KITCHEN』をはじめとした新カテゴリの台頭についても熱く語った。

最後に“Top Publisher Awards 2017”(収益ベースでの世界ランキング)に名を連ねた52社の国別内訳を掲載して、本記事の幕とする。

日米の2強を中韓が追う構図が今後の数年でどのように変化するのか、我々も注意深く見守っていきたい。

10

ピックアップ 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧