『Cytus II』が初音ミクと初コラボ!専用楽曲パックとストーリーを収録
2019-04-12 16:15
2018-01-24 14:29 投稿
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Cytus II
この日をどれだけ待ち望んだことか。ついに来ました『Cytus 2』!
前作『Cytus』は、タッチパネルというスマートフォン最大の特徴を活かしたゲームシステムと、デザイン、UI、楽曲、そのすべてにひとつの芯を通して独自の世界観を作り上げたことが人気を博した名作リズムゲームだ。
ここでは、そんな名作の2作目にあたるタイトル『Cytus 2』の紹介をお届けしてくぞ。
ズバリ、すべての音ゲーファンにプレイしてもらいたい一作と言えるものに仕上がっているので、気になっている人は問答無用でダウンロードしてほしい。
※Android版は3月配信予定
『Cytus』と言えば、やはりまずその独自のゲームシステムが注目のポイント。
リズムに合わせて上下動するバーと、背面から浮かび上がってくるノーツが重なったときに、ノーツを叩くという基本システムは前作と同じ。
バーでノーツを待ち受けるという、これまでのスタンダードをぶち壊したこのシステムは、リズムゲームにこれまで以上の動きを与え、刺激的なものへと進化させた。
本作ではそこにさらに新たなノーツを加え、さらに刺激的でアクティビティなゲームへと進化を遂げている。
前作のそれでもノリノリで画面をタップできたのだが、本作にはそこにさらにドラッグやフリックといったアクションが加わり、指の動きにバリエーションが増えたことで、体全体で音楽を感じているような感覚が得られるようになっているのだ。
Rayark製のリズムゲームといえば、そこに完成されたひとつの世界観があることも特徴。
サイバーな世界観が描かれた『Cytus』、少女とピアノを弾く謎の存在との言葉のない物語が描かれた『Deemo』、少年少女たちの青春が描かれた『VOEZ』と、そこにはそれぞれに一貫した世界が作りこまれ、そこに感動や和みなどが感じられる演出が加えられていた。
そして今作『Cytus 2』でもそれは同じく。今作はバーチャルな世界にあるSNSが舞台となっており、それに合わせたUI、デザイン、曲、キャラクター、ストーリーが作られているのだ。
この一貫性が世界観を確かなものにし、リアリティを美しく作り出しているのだろう。「これぞ見るものを引き込む力を持った作品!」と確かに感じさせてくれるものとなっている。
このすばらしさ、美しさを伝えるには、言葉での表現に限界を感じる。ぜひともその目で見て、耳で聞いて、心で感じて、世界観の完成度、美しさを体感してほしい。
世界観構築にもっとも貢献しているであろう要素、それが本作の中核をなしている、バーチャル世界のSNS。
本作のストーリーは、登場人物たちがこのSNSを通じて発する各々の言葉だけで紡がれる。新曲の発表(新譜のアンロック)がこのSNSで行われるという点を見ても、SNSがどれだけ本作の芯になっているかがわかるだろう。
必然的に、このSNSがいちばんよく目にする箇所となるわけだが、ここの完成度がスゴイ!
「あー、SNSってこんな感じだよね!」と納得するという次元を超えている。その完成度たるや「これ、本当のSNSなんじゃないの?」と疑えるほどだ。
SNSのウインドーにある“いいね!”ボタンはちゃんと押せるようになっているし、シェアボタンを押せば、その画面を人に共有できるようにもなっている。
ゲーム内キャラクターが何かを発信すれば、そこにはその発言に対する、リアルなリアクションが書き込まれる。そのコメントの中には、日本のネット上でよく目にするネットスラングや表現なども散見されるのだが……。
Rayarkは台湾の会社だ。……日本のSNS研究しすぎだろう! 日本人でも、ここまでリアルなSNSは作れないと思う。
恐ろしいほどの完成度を持ったSNSは、リズムゲームそっちのけで楽しめるほどのクオリティとなっているので、こちらもぜひ楽しんでみてもらいたい。
以上が、本作『Cytus 2』の簡単な紹介となる。リズムゲームとしてもおもしろく、その世界に触れているだけでも楽しめる。
「これぞまさにRayark」作品と思えるものとなっているので、Rayarkファン、リズムゲームファンには声を大にして本作をオススメしたい。
対応機種 | iOS/Android |
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ジャンル | 音楽 |
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メーカー | Rayark |
公式サイト | https://www.rayark.com/g/cytus2/ |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (C)Rayark Inc. |
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