【集中連載】大塚角満の『リネージュ2 レボリューション』ぶらり旅【第2回】

オート進行すげえ！

“脳筋美少女”という新境地でゲームを始め、何かが目覚めそうな大塚角満です。この、ミニスカツインテールでのプレイって……なんかいいわね。

キャラクターメイキングが終わると、すぐにフィールドに放り出される。

まあ賑やかなこと((((;´･ω･`))))　さすが、すさまじい人気だなあ。

さて、こういったスケールの大きなゲームで最初のハードルとなるのが、“覚えることがたくさんある”ことと“何をしていいのかわからない”こと－－。この『リネージュ2 レボリューション』も画面構成がいかにもMMORPGで、やれることが無数にありそうである。ていうか実際に、めっちゃいろいろなことができる。

でもここで、｢うえー……。めんどくさそう……｣と拒絶してしまうと、その後の楽しみをすべて放棄することになっちゃうので少々お待ちを。このコラムを読んでから考えても、決して遅くはないです！！

新規にゲームを始めたときについてまわる“ルールを覚える煩雑さ”を、この『リネージュ2 レボリューション』は極力解消しようとしている。なんと驚いたことに、ゲーム進行のほとんどの部分が“オートプレイ”で行われてしまうのだ！！　これはスゴい。制作者は、なんて思いきった采配をしたんだろう……。腰を据えて遊ぶ家庭用ゲーム機やPCだったら、これほどスイスイホイホイと進行してしまう仕様にはしないだろうが、『リネージュ2 レボリューション』はプラットフォームがスマホである。移動中とか、片手間プレイがメインとなる端末ということで、ここまで徹底したオートプレイを導入したのであろう。

どれくらいオートかと言うと、画面左上にあるオレンジの文字をタップするだけで話が進み、自分の分身が動き出し、戦闘を行い、アイテムも集め、クエストを達成し、達成の報告も行ってくれる。

会話を進めたいときとか、報酬を受け取りたいときに画面をタップする必要はあるが、それ以外はほぼオート。もう、徹底してオート。画面を数回触るだけでゲームが進行するので、ここまでは99パーセントくらい、片手でプレイできてしまっている。

スマホのゲームとは思えないほど美しいグラフィックがオートで展開する様は、まるで豪華な環境映像だ。サブ的な要素……たとえば装備、ガチャ、強化などなどはプレイヤーの任意で行うのでオートの枠から外れるが、ひたすらハードルを下げようとするスタンスには驚きを禁じえない。もう一度書くが、よくぞまあ、ここまで思い切った仕様にしたもんだなぁ……。

流れるように展開するクエストを眺めているうちに、最初のガチャを回すチャンスがやってきた。

おおおお。SR装備確定のガチャがあるやんけ！　これは回さないわけにいかないでしょう！！

というわけで、さっそくチャレンジしてみました。

うーん、ガチャの画面まで豪華絢爛だ……。なんかこう、湯船まで黄金で作ってしまったセレブのような余裕を感じる（意味不明）。

さて、結果はというと。

SRは……ブラックオールイヤリング？？　アクセサリーか……。ここはやっぱり、ド派手なヨロイか、超絶ヤバい武器が欲しかったなぁ……。

まあでも、無い袖は振れないので、10連ガチャで当てたものをさっそくコーディネート。初めてお着替えをしてみた。

　｢まあ♪　なかなかかわいくなってきたわ♪｣

途端にオカマ化し、画面に合わせてクネクネと身をよじる45歳のヒゲのおっさん。これから装備がさらに豪華になったり、露出が増えていったら……あたしどうなっちゃうんだろう～♪

自分でドン引きしつつ、旅は続く－－。