【VRブログ:第39回】VRで進化した”新しい芸術”が不思議な世界観
2017-05-12 13:00 投稿
古典芸術も進化。VR体験で楽しむ芸術たち
こんばんは、山本紗江です。私は音楽大学に通っていたのでクラシックは好きなのですが、なんとVRに新しい試みとして、オーケストラやバレエでの360度VR動画が制作・発表されていたのでご紹介したいと思います!
音の躍動感がディズニー映画のようなきらめき
ひとつめはオーケストラ! アメリカはロサンゼルスの楽団、“ロサンジェルス・フィルハーモニック“が“ベートーベン”『交響曲第5番』を奏でます。
Orchestra VR
場所は”ウォルトディズニー・コンサートホール”。まさにうってつけの場所です!
ベートーベンってあの、「ダ・ダ・ダ・ダーン」ってやつです。クラシックといえばこれを最初に思い浮かべる人も多いかもしれません。
じつはこの360度VR動画には、「ちょっとクラシック系の音楽は苦手かも……」というかたでも楽しく視聴できる仕掛けがあります。
最初はオーケストラの指揮者の立ち位置で始まります。緊張感がありますね……!
音が盛り上がるにつれキラキラとした光の軌跡や、赤い煙となって舞い上がります。
音のイメージが素敵なグラフィックとなって、ファンタジックな世界観になってます、これ凄くいいなあー。
まさに360度の視界、そして耳が楽しい360度VR動画でした!
360度VR動画のために制作!新感覚のバレエ作品
続いて紹介する映像はバレエの360度VR動画です。映像で踊っているのは、”オランダ国立バレエ団”の人たち。1961年に設立された比較的新しいバレエ団です。
世界で初めての360度VRバレエ作品なのですが、振り付け・演出もとても美しいので、バレエに興味がなくても必見です!
NIGHT FALL – First Virtual Reality Ballet in the World (360°)
映像がはじまると、真っ暗な世界に浮かび上がるバレエダンサー。
ヴァイオリニストの”Pieter van Loenen”が、ヴァイオリンを片手に登場します。とてもセクシー……。
黒の男性ダンサー、白のダンサーとヴァイオリニスト。それに先程のオーケストラのようなグラフィック。美しい。
派手じゃないのですが、グラフィックも演出も繊細で効果的に使われています。
勿論バレエとしての技も見どころのひとつです。ダンサーの美しさが際立ちます。
細かい振り付けなどは何度も見返したくなります。
音楽と映像だけじゃなくて、360度VR動画の登場で表現の幅がさらに広がりそうですね!
Orchestra VR
NIGHT FALL – First Virtual Reality Ballet in the World (360°)
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