【ポケモンGO日記#403】“GOFest2024:グローバル”2日目の個人的な立ち回りを考える / 合体ネクロズマのフィールド効果はどう活かす?(ケチャップ山もり男編)
2024-07-15 10:00
スマートフォン向け拡張現実技術を利用したオンライン位置情報ゲーム『Ingress(イングレス)』。そして、その技術を基盤に開発が行われ、現在は抽選に当たった世界中のユーザーがフィールドテストに参加している期待作『Pokémon GO』。
この両タイトルを開発するナイアンティック社(以下、NIA)が、ポケモンとともに2016年6月6日にプレス向けのデモツアーを開催した。
『Ingress』の記事担当しているライターの深津庵と、イラストレーターのあしたづひむがNIAからご指名をいただき、このツアーに参加してきたので、その様子と現在の開発状況もまとめていくぞ!!
今回、プレスデモツアーの案内人を務めるのは、NIAのアジア統括マーケティングマネージャーの須賀健人氏。そして、ポケモンからはPokémon GO推進室マネージャーの遠藤憲司氏が同行してくれた。
拡張現実という空間の中でどのようにポケモンたちが生息し、どんな体験ができるのか。
実際に都内某所を歩きながらフィールドワークの楽しみを実機を使って説明してくれた。
[ステップ1:ポケストップを目指す]
みなさんの生活圏内にはお寺や公園、特徴的な彫刻や美術品といったものはあるかな?
そうしたものを対象に設定されている“ポケストップ”は、ポケモンを捕まえるのに必要なモンスターボールなどを入手できる重要なスポットだ。
このツアーでも最初に須賀氏は、ポケストップを目指してみんなをナビゲート。
そこで冒険の準備を行う様子を見せてくれた。
ちなみに本作では、スマートフォンの画面を見続けなくても遊ぶことのできる“Pokémon GO Plus”というデバイスを使用できる。
ここで須賀氏から魅力的な説明があった。それは、スマホを下に向けると画面が消えて省エネモードに切り替わる機能だ。
“Pokémon GO Plus”があればスマホを見る回数を必要最小限に抑えることができるので、現実世界の景色を目で見て肌で感じることができる。
通い慣れた地元でも、「こんな場所があったんだ!」と、新たな発見に出会う機会も増えそうだね。
[ステップ2:ポケモンと遭遇!]
それは突然やってきた。
須賀氏の持つスマホを覗き込むと、目の前にコラッタというポケモンが現れたのだ。
実際のその場を見れば何気ない歩道だけど、スマホを介すと間違いなくそこにはポケモンがいる。
行き交う見ず知らずの方たちに、「ほら、あなたの足元にコラッタがいますよ!」、と声をかけたくなるくらい刺激的な瞬間だった。
ちなみに生息するポケモンのタイプは、水辺であればみずタイプ、森など緑の多い場所ならくさタイプのポケモンといった感じで、現実世界の環境にマッチしたものが多い。
みんなの土地勘が新たなポケモンの発見に役立つかもしれないね!
[ステップ3:ジムにバトルを仕掛ける!]
本作では3種類あるチームからひとつを選択。チームに所属してその勢力を広げていくことも大きな目的となっている。
このツアー中も、最寄りの歴史的建造物や石像など、ジムになっているスポットをいくつか訪問。
ジムに配置されている別の他チームのポケモンにバトルを挑む様子を見せてくれた。
ジムのレベルに応じて配置できるポケモンの数は変化する。
須賀氏によれば、ジムの防御はそれなりに高いようで、仲間チームのプレイヤーどうしが協力してバトルに挑み、少しずつダメージを与えてくのがベストだという。
ちなみに、1プレイヤーがバトルに投入できるポケモンの数は6匹、1度に最大5人でジムバトルを仕掛けることができる。
また、ポケモンの使える技の数はふたつで、画面を左右にスワイプして相手の攻撃を回避することが可能。
ジムに配置されたポケモンを倒すとジムの名声の値が下がり、ゼロになったジムに手持ちのポケモンを配置すると、仲間チームのジムにすることができるってわけだ。
さらに須賀氏は、仲間チームのジムに配置されたポケモンとトレーニングにチャレンジすると、名声の値とジムのレベルが上がることも教えてくれた。
ジムのレベルが上がると、より多くのトレーナーがジムに所属可能になり、それだけ配置できるポケモンの数も増えるようだ。
[ステップ4:ポケモンを進化&タマゴをかえそう!!]
『ポケモン』シリーズ同様、ポケモンの中には進化するものがいる。
それを行うには“進化のカケラ”というアイテムが必要で、同じポケモンをたくさん捕まえて進化のカケラを集めることになると須賀氏。
また、ポケストップではモンスターボールのほかに、“ポケモンのタマゴ”を入手可能。
これを所持した状態でたくさん歩くことでタマゴがかえるのもシリーズ同様の試み。プレイヤー自身がまさにポケモントレーナーとなって、みずからの手でポケモンを育てていけるってわけだ。
同じポケモンが出てきてもそれを活かす手段があって、歩くことにもしっかりとした目的があるのはうれしい要素。
フィールドワークを前提としながらも、ちゃんとゲーム性も詰め込まれているので、生活の一部としてつねに持ち歩きたくなるのも本作の魅力だよね。
楽しい時間っていうのは本当にあっという間。
この日、予定されていた1時間のプレスツアーも終了の時間が迫り、各メディアからはいろいろな質問が須賀氏に投げかけられた。
なかでも興味深かった回答はこちら
・移動距離の測定速度は徒歩を想定している
・現在のフィールドテスト版以外の機能もある
・タマゴからかえるポケモンは、そのエリアに生息しているポケモンとは異なる場合がある
・現在、登場するポケモンは100種類以上
・バトルはジムに向けて仕掛けるもの(PVでプレイヤーに挑んでいるように見えるシーンがあるがじつはあそこがジムだったことが判明)
・トレーニングはジムの近くにいないと行えない
・プレイヤー参加型の大きなイベントも検討中
・たくさん課金だけすれば強くなるというものではない
・さまざまなチャレンジを達成することで手に入るメダルもある
フィールドテストに参加しているユーザーからの声を受け、多くの要素を見直し、改善を進めていると話す須賀氏。
リアルワールドの次世代を行く『Ingress』に続き、『Pokémon GO』はこれまでにない発見と体験できる作品になっているので、身の回りの世界をあらためて冒険してもらいたいとも語ってくれた。
また、遠藤氏からは『ポケモン』シリーズのファンはもちろん、プレイしたことのない方にも楽しんでもらえる作品に仕上がっているので、まずはフィールドテスト、そして2016年内のリリースを期待してほしいと、大きな手応えを感じていることが伝わってきたぞ。
あくまでも現行のものはフィールドテスト版であり、それが本作のすべてではないということ。
ユーザーの声もしっかり開発側に届いていて、よりよい作品にするために活かされていることを肌で感じることができた。
2016年内のリリース、ちょっと長く感じちゃうけど、NIAのスタッフ一同、全力で開発を進めているとのことなので、今後も最新の情報に注目していきたい!!
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P.N.深津庵
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