『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2016-06-06 21:00 投稿
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逆転オセロニア
DeNAが配信する『逆転オセロニア』の公式リアルイベント“オセロニアンの宴”が、2016年6月4日、東京・秋葉原のアイ・カフェAKIBAPLACE店にて行われた。今回は、そんな本作初となるリアルイベントの様子をバッチリお届けしていく。
本イベントは『逆転オセロニア』初のリアルイベントということもあり、ユーザー同士の交流と対戦が活発に行われた。
対戦のレギュレーションは後に控えるトーナメント戦と同様、駒の使用制限はないものの、コストは150までというもの。
本作は16枚の駒を組み合わせデッキを構築して戦うゲーム。しかし、S駒のコストは20、A駒は10、BとC駒は5となっている。今回はコスト150制限ということで、センスと実力が問われるデッキメイクが勝利のカギを握っていた。
取材で訪れていたはずの筆者も会場の熱気に当てられ、いても立ってもいられず近くにいたプレイヤーに対戦を挑んでみることに。しかし……、
同時並行でちゅうにーさん、みそしるさんとのコスプレイヤー対戦も実施。内容は、挑戦者が両名のいずれかに勝利することで、ツーショット写真が撮れる権利を得るというもの。こちらは交流対戦およびトーナメント戦と異なり、運営があらかじめ用意した端末を使い、最大コスト(200)で自由にデッキを編成してのバトル。整理券が配られ、多くのプレイヤーが順番待ちをする大盛況のコーナーとなった。
さらに、オセロチャンピオンの高梨悠介さんと、最大3面もの多面打ちができるコーナーも開催。複数の対戦者と同時に戦う高梨さんの姿は、常人の理解の範疇を遥かに超えていた。
そんな高梨さんに、『逆転オセロニア』で腕に覚えのあるタイガー桜井と宮坊が挑む!
続いて、トーナメントに向けての予選が開始。基本ルールは交流対戦と同様、駒制限ナシ、コスト150制限。加えて、各々に3つ付与される星を奪い合い、多くの星を獲得した4名が決勝に進むことができるというもの。
そして予選終了。多くの星を獲得した饅頭丸さん、まよひさん、宮坊の3名が決勝戦に進むことが確定。
しかし、星を7個獲得したプレイヤーがタイガー桜井を含め3人いる状態。そこで、決勝戦に進む最後のひとりをジャンケンで決めることに。
結果、タイガー桜井が勝利! 相変わらずの勝負運の強さを見せつけた。
※敬称略、50音順
順位 | プレイヤー | 星の所持数 |
1位 | 饅頭丸 | 9個 |
2位 | まよひ | 8個 |
2位 | 宮坊 | 8個 |
4位 | タイガー桜井 | 7個 |
決勝戦の前に仁平プロデューサーから、まさかの新情報が解禁された。
2016年のGW(ゴールデンウィーク)に行われたゲーム内イベント逆転祭が、夏に再び開催される。
【過去の逆転祭の内容をチェック!】
⇒GW逆転祭イベント開催!タイガー桜井、宮坊の対決動画も
GW逆転祭では合計13ものイベントを開催。とくにユーザーからの人気が高かったものは、“星のかけら毎日プレゼント”と“強化合成成功率アップ”だったという。
同じく好評を博した決戦イベント復活キャンペーン“リリア★セレクション”も再び行われる予定。また、家族や知人間でのプレイを想定していた“「近く」対戦”については、より遊びやすくした形で実装するとの見込み。
夏休み逆転祭については、公式twitterでも何か動きがあるかもしれないとのこと。フォローしてマメにチェックしておこう。
さらに、夏休み逆転祭限定の新駒も登場。詳細な情報は未定ながら、3体の新駒のシルエットが公開された。
ほかにも、夏の装いをしたキャラクターが登場するとのこと。続報に期待しよう。
属性マスが周囲に増える新スキルが2016年6月末〜7月頭に実装予定とのこと。
動画では、スキルが発動した駒の周囲に竜の属性マスが3つ増える様子を見ることができた。ただし、増えるバフマスの数は変更の可能性もあるという。
今回確認できたのは、駒の周囲のマスが属性強化マスに変化するというスキル。しかし仁平プロデューサーの「各属性の特徴をより際ただせる」、「神の場合はバフよりも回復」、「魔であればダメージマスを増やす」といった発言から予想するに、“発動した時点で何らかの効果を持つマスが盤面に増えるスキル”が今後登場すると見ていいようだ。
相手に利用される可能性もある諸刃の剣ながら、その効果は強力。より駆け引きがおもしろくなりそうなスキルと言えるだろう。夏休み逆転祭と併せ、続報を待ちたい。
先行は饅頭丸さん、後攻はタイガー桜井でバトル開始。
饅頭丸さんは蘭陵王リーダー・神メインのデッキに、フィニッシャーとして非常に優秀なダメージスキルを持つアラジンやオキクルミを編成。さらにポーリュプスとルサリィといった高性能なカウンター駒も仕込んである。
蘭陵王はリーダー設定時に手駒すべての攻撃力を増す強力な駒ながら、自身の属性が神のため、さまざまなスキルの対象となりやすい点がデメリット。しかしその強力なバフスキルから、多くのプレイヤーに使われている。
対するタイガー桜井はデバフスキルを持つ魔属性の駒・レーテーをリーダーに据えた神メインのデッキ。アラジンをはじめとしたアタッカーをはじめ、ザフキエルやタキリビメといった強力なシールドとダメージコンボスキルを持つ駒も複数編成。さらに毒スキルと強力なコンボスキルを併せ持つファウストも忍ばせてある。
蘭陵王を使うプレイヤーが多いことを見越した、タイガー桜井の読みが光るデッキメイクと言える。
中盤までは互いのHPはほぼ拮抗した状態。しかし、タイガー桜井が辺にファウストを置いてから一気に会場の緊張が高まった。
タイガー桜井は「相手は(終盤に強い)神メインのデッキなのに、あの速さで負けるとは思わなかったです。非常にオフェンシブなデッキだった。正直、(ファウストのコンボスキルを発動させて)勝ったと思った(笑)」とコメント。
饅頭丸さんは「ファウストを置かれてヤバいと思った。ただ、属性強化マスは最初から狙っていた。恰好よく決めることができてよかった」と勝利の喜びを語った。
先行は宮坊、後攻はまよひさんで勝負がはじまる。
まよひさんのデッキは速攻が得意なブリッツドラゴンをリーダーとした神メインのデッキ。祝融やオキクルミといった強力なダメージスキル駒とともに、回復スキル持ちも多数編成されていた。
竜をリーダーとした神デッキはかなり珍しい組み合わせながら、ブリッツドラゴンのスキルの発動条件(盤面に自身の魔属性の駒が1枚もない)を満たしやすい編成だったため、汎用性の高い決め手を持ったデッキと言える。
宮坊のデッキはファウストをリーダーとした神と魔の混合デッキ。特筆すべきは、半数近くの駒がカウンタースキル持ちということ。
強力な回復&ダメージスキルを併せ持つS駒・天照大神を編成していることもポイントだ。そのためB駒を4枚編成せざるを得なくなっているが、そのすべてがカウンターorシールド持ちとなっている。
一見アンバランスにも見えるが、アラジン、オキクルミ、ブラダマンテといった大ダメージを狙える駒も組み込んでおり、隙が少ない構成。
とはいえ、神デッキはスキルダメージがメイン。宮坊のデッキはまよひさんのデッキには狙ったほどの効果が得られないのでは? という声もあった。
ここで、まよひさんのブリッツドラゴンがバフコンボスキルをつなげ、宮坊に大ダメージ! ……と思いきや、シールドに阻まれ決定打にはならず。
次順、宮坊がブラダマンテのスキルとアラジンのコンボスキルを発動させて勝利! テクニカルな読み合いが白熱する勝負となった。
まよひさんは、「楽しめたのでよかったです。あと、ファウストのプレッシャーがすごかったです(笑)」とコメント。
宮坊は「シールドに助けられましたが、コンボスキルが重なったときは焦りましたね……!」と、ギリギリの戦いだったことを告白した。
決勝戦の前に、3位決定戦が行われた。
互いに手の内が明かされた状態での戦いとなったが、会場の予想に反し、双方ともデッキ変更なしでの開戦。先行はまよひさん、後攻はタイガー桜井でバトル開始。
まよひさんは、タイガー桜井のレーテーのデバフを警戒してか、後半に使うと思われたブリッツドラゴンを初手で使用。対するタイガー桜井はシールド駒でダメージを軽減し、危なげない打ち回し。
しかし、まよひさんがルキアによって早々にタイガー桜井の手駒からヴァイセを引き出し、決定打のひとつを奪った。
その後、まよひさんがリードを取る形に。回復スキルも効果的に働き、HP差が徐々に開いていく。そして、ついにタイガー桜井がアラジンによる大ダメージで反撃の狼煙を上げる。
だがこの一手の後、まよひさんが角に置くことで種族バフが発動する織姫を使用。それを受け、タイガー桜井はシールドと低HP時の大ダメージを併せ持つヴェローナを場に出し、まよひさんの手を遅らせようと試みる。
しかし、結果的に祝融のダメージスキル&織姫のバフコンボを許してしまい、タイガー桜井が敗北。
タイガー桜井は「敗因はアラジンですね。ちょっと、出すのを急ぎすぎました。ありがとうございます! 強かったです」とコメント。
まよひさんは「3手目でルキアを使って、ヴァイセを引き出せてよかった」と、強力なスキル持ちを早い段階で封じることができたことが勝因と語った。
そして、待ちに待った決勝戦の火蓋が、ついに切って落とされた。
先行は宮坊、後攻は饅頭丸さんでバトル開始。
残念ながら機材トラブルにより戦いが中断してしまう結果に。しかし、ふたりの決着を望む声が大きく、仕切り直しての再戦が決定!
お互い終盤に一気に勝負を決めるコンボスキル持ちが多いことから、序盤は定石通り、スムーズな試合運びに。
天照大神のコンボスキルを発動すれば宮坊が勝利する可能性は十分にあったものの、仕留めきれなかった場合はルサリィとポーリュプスによるダブルのカウンターで自滅する恐れもあった。結果、宮坊は一巡手を遅らせ、確実に勝利できるところまでHPを削る作戦にうって出た。
しかし、つぎの饅頭丸さんの手で勝敗は決した。
宮坊は「最後(ルサリィとポーリュプスを無視して)、天照大神のコンボを発動しておけばよかった。悔しいです……! ありがとうございました!」とコメント。判断ミスを悔みつつも、饅頭丸さんの勝利を称えた。
優勝した饅頭丸さんは「うれしいです! 天照大神のコンボスキル発動は不安だったのですが、カウンター駒をふたつ重ねれば“ここで勝利できなければ負ける”と相手に思わせることができる。意識してゆさぶりました」と対戦相手の心理を冷静に分析していたことを明かした。
饅頭丸さんは、なんと予選から全勝。決勝戦での強気な発言をすべて実行し、圧倒的なプレイングで観客を魅了した。
そんな饅頭丸さんだが、じつは交流対戦の段階では仁平プロデューサーにのみ1敗してしまったとか。いつか見ることができるかもしれない、饅頭丸さんVS仁平プロデューサーの頂上決戦にも期待したいところだ。
決勝戦の順位は以下。
続いて、トーナメントの表彰式が行われた。
4人には『逆転オセロニア』トレーディングカード“風”カードや公式ポスターやTシャツ、特製ピンバッジなどの豪華景品が贈られた。
続いて、来場者全員を対象とした抽選会を実施。3名に特製マグカップ、5名に特製キーホルダーがプレゼントされた。
さらに、公式Twitter担当“リリア”のスマホスタンドが1名に、本作の人気Sキャラが描かれた豪華パネルが6名に贈られた。
抽選でプレゼントされたパネルは、じつは会場内でも公開されていた。作中でキャラクターのプロフィールなどは一切紹介されていないため、内容自体が非常に貴重なものとなっている。そんなキャラクターたちの設定をここで一挙紹介しよう。
最後に仁平プロデューサーをはじめとした面々からコメントが送られた。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG/テーブルゲーム |
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メーカー | DeNA |
公式サイト | https://www.othellonia.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/Othellonia_info |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | オセロ・Othelloは登録商標です。TM&Ⓒ Othello,Co. and Megahouse / © DeNA Co.,Ltd. |
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