【ドラリー部】第83回『『ドラリーX』の歴史を振り返る』（女尻笠井篇）

5月28日の夜は『ドラリー』のニコ生！

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ドラゴンバトルやドラゴンカップといったさまざまなデータを振り返ってきたが、今回は僕がずっとプレイを続けてきた『ドラゴンリーグX』の歴史を振り返ってみたいと思う。

まず、『ドラリーX』の歴史を語る上で欠かせないキーワード、それは“緊急メンテナンス”。そもそもこのゲームは、当時あまり主流ではなかったGvGという分野を切り開いたタイトル。ほかのゲームにはないチャレンジングな要素を盛り込んだがために、結果的に“不具合”が発生してしまう。だからこそ、僕は緊急メンテの数のたびに、『ドラリーX』がより成長し、ユーザーもある意味鍛えられてきたと思っている。

最初に大きな緊急メンテナンスが発生したのが、2012年11月22日。ドラリーガーにはおなじみのロールバックとともに、10000ルビーが配布された。その後も数々の大型緊急メンテナンスが行われたが、僕がもっとも記憶に残っているのが、2013年6月7日の緊急メンテナンスだ。

正確なメンテナンスの時刻は下の年表に詳しいが、僕の記憶だと、36時間くらいまともに遊べなかった印象が残っている。本来であれば、緊急メンテがあけるのが待ち遠しいわけだが、このときはチームの仲間とメンテ明け後のお詫びルビー予想をしたり、さらなる不具合を予想したりしていた。いわば緊急メンテナンスがひとつのイベントと化していたのだ。

もうひとつ魅力を挙げるとしたら、数々のイベント。年表を見ると、アントニオ猪木や鷹の爪団とのコラボイベント、創世巨神伝やHappy釣りフレンズといった通常イベントがあり、どれも懐かしい。そのなかでも僕がいちばん印象に残っているのは“魔導機兵戦争”だ。

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簡単に説明すると、端末を傾けて照準を動かして魔導機兵を撃つシューティングゲーム。難易度も高かったうえに、端末を傾けるという仕様だったので、外出先や電車の中などでプレイすることが困難過ぎて、魔導Pを稼ぐのに四苦八苦していた。

僕の記憶が正しければ、実施されたのは2013年3月9日からの1回だけ。それ以降に『ドラリーX』を開始した人は知らないイベントというわけだ。サービス終了をきっかけに復刻してほしいなんて話も最近チーム内でしていたほどだ。

こうやってザッと振り返ってみると、僕はどうやらドラゴンリーグの試合や勝敗を楽しんでいた時期もあったが、不具合や緊急メンテナンスなどもある意味ゲームシステムのいち要素であるかのように、それら全部を含めて『ドラリーX』を楽しんでいた気がする。

仲間内では、下手をするとサービス終了と言われている5月31日24時に不具合が起こり、サービス終了が緊急メンテナンスによって延期される、なんてこともあり得るんじゃないかと（笑）。それはそれで『ドラリーX』らしいサービス終了のような気がしています。

『ドラゴンリーグX』の歴史

『ドラゴンリーグA』の歴史

※データはすべて2016年5月17日時点のもの。

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